9日の米国主要3市場 今日も続伸 ダウは142ドル高の19756ドルで終了

米国株、ダウ142ドル高 5日連続で最高値、ナスダックも連日高値 2016年12月10日 日経
 9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5日続伸した。終値は前日比142ドル04セント(0.7%)高の1万9756ドル85セントと5日連続で過去最高値を更新した。海外株高を受けて米市場でも買いが優勢となった。大統領選後の相場上昇局面で出遅れ感があった生活必需品関連などへの買いが午後に勢いを増し、ダウ平均はこの日の高値圏で終えた。
 ダウ平均は週間ベースでは589ドル高となり、5週連続で上昇した。2月下旬から3月中旬にかけた5週連続の上昇以来、ほぼ9カ月ぶりの長い上げ局面となる。
 アジア、欧州株式相場が総じて上昇し、米市場でも投資家が運用リスクをとる動きを強めた。前日に欧州中央銀行(ECB)が量的金融緩和の延長を決め、引き続き買い安心感を誘ったとの指摘があった。
 朝方には目先の利益を確定する目的の売りも出て、上値が重くなる場面があった。ただ、ダウ平均が前日終値を下回ることはなかった。地合いの強さを確認すると、出遅れ気味だった消費やヘルスケア関連株を中心に買いが優勢となった。ダウ平均は特段の材料がないなか、午後にかけて上げ幅を広げた。
 12月の消費者態度指数(速報値、ミシガン大学調べ)が前月比で市場予想を上回って上昇。米経済の約7割を占める個人消費の改善期待が強まったと受け止められた。ただ、株式相場の反応は目立たなかった。
 ナスダック総合株価指数は6日続伸し、同27.142ポイント(0.5%)高の5444.498と連日で最高値を更新した。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は3日続けて最高値をつけた。3指数がそろって最高値を更新するのは2日連続だった。
 業種別S&P500種株価指数では全11種のうち「生活必需品」や「ヘルスケア」、「公益事業」など9業種が上昇。一方、「不動産」と「素材」は下げた。
 来年5月の最高経営責任者(CEO)交代を発表した飲料のコカ・コーラが買われた。増配を発表したゼネラル・エレクトリック(GE)と製薬のブリストル・マイヤーズスクイブがそれぞれ上昇した。前日夕に市場予想を上回る四半期決算と増配を発表した半導体のブロードコムは大幅高となった。米メディア大手の21世紀フォックスが買収する方針だと発表した英国の有料テレビ大手のスカイは急伸。製薬のファイザーやメルクのほか、アップルやマイクロソフトも上昇した。
 一方、21世紀フォックスは下げた。アルツハイマー型認知症治療薬の開発での進展が伝わったバイオ製薬のバイオジェンは買い先行後、利益確定目的の売りに押された。建機のキャタピラーや小売りのウォルマート・ストアーズ、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスが売られた。

NY商品、原油が続伸 非加盟国との減産協議前に買い 金は続落 2016年12月10日 日経
 9日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の2017年1月物は前日比0.66ドル高の1バレル51.50ドルで取引を終えた。石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国との協議で協調減産に向けた話し合いが進むとの観測から買われた。
 OPECは11月末の総会で8年ぶりに合意した減産に関し、10日に非加盟国と協議して協力を求める。総会では加盟国全体で日量120万バレルの減産で合意しており、非加盟国には60万バレルの削減を要請する方針。非加盟国ではロシアが30万バレルの減産を表明していたのもあり、会合前に非加盟国を含めた協調減産が実現するとの思惑が原油先物相場を押し上げた。
 もっとも、協議の結果を見極めたいとして積極的に上値を追う動きは限られた。米石油サービス大手ベーカー・ヒューズが午後公表した米石油掘削装置(リグ)の稼働数は498基と前週末から21基増え、稼働数は1月29日以来の多さとなった。米企業の生産活動は活発になりつつあるとの警戒も相場の重荷となった。
 ガソリンは5営業日ぶりに反発し、ヒーティングオイルは続伸した。
 ニューヨーク金先物相場は続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である17年2月物は前日比10.5ドル安の1トロイオンス1161.9ドルで終えた。米長期金利の上昇を背景に外国為替市場で円やユーロなどの主要通貨に対してドル高が進んだ。ドルの代替投資先として逆の値動きをしやすく、金利の付かない金の先物には売りが活発になった。
 銀は続落し、プラチナは3日ぶりに反落した。


 9日の米国株式市場も続伸。
 NYダウは、前日比142ドル04セント高い19756ドル85セントで終了(0.72%高)。
 ナスダックは、前日比27.14ポイント高い5444.50ポイントで終了(0.50%高)。
 S&P500種は、前日比13.34ポイント高い2259.53ポイントで終了(0.59%高)しました。
 ダウ構成30銘柄では26銘柄で上昇となり、コカ・コーラが2.49%高、ファイザーが2.46%高、米メルクが1.85%高、アップルが1.63%高、マイクロソフトが1.57%高、3Mが1.48%高。
 これまでは金融株や資源関連主導で引っ張ってきたのがここにきて内需関連にも物色が入り、次期大統領にトランプ氏就任が決まってから売られていた医薬品にも買い戻しが入るなど、このまま循環物色の流れになっていくことが期待できるでしょうか。
 期待先行で上がりすぎでやや怖い気もしなくもないのですが、ダウは2万ドルの大台も視野に入れるのか、その前に利上げがきて一時的に意欲を削がれることになるのか…。

 NY原油は、前日比0.66ドル高い1バレル51.50ドルで終了。
 NY金は、前日比10.5ドル安い1トロイオンス1161.9ドルで終了しています。
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