19日の米国株は続伸 ダウとS&P500種は0.7%弱の上昇

米国株、続伸 ダウは141ドル高、原油高や良好な企業決算を好感 2017年5月20日 日経
 19日の米株式相場は続伸。ダウ工業株30種平均は前日比141ドル82セント(0.7%)高の2万0804ドル84セントで終えた。原油高を受けて資源関連株が上昇したほか、農機のディアなど好業績を発表した銘柄が買われ相場を押し上げた。
 ニューヨーク原油先物相場が主要産油国による協調減産の延長観測などを背景に1バレル50ドル台に上昇し、ほぼ1カ月ぶりの高値を付けた。原油高による収益拡大を期待してシェブロンなどの石油株や、鉱山機械のキャタピラーなどが買われ相場を押し上げた。
 良好な四半期決算を好感した買いも入った。ディアは好決算と同時に農機・建機の需要改善を理由に通期の機器の売上高見通しを引き上げ、株価が急伸。前日夕に発表した決算を受けて、複数のアナリストが目標株価を引き上げた設計ソフトのオートデスクにも買いが膨らんだ。
 トランプ米大統領が19日に出発した初の外遊の間は、政権のロシア関与を巡る米国内での動きが一時的に和らぐとの思惑も買い戻しにつながった。週半ばに利益確定目的の売りが膨らんだアップルやアマゾン・ドット・コムなどが堅調だった。ダウ平均の上げ幅は一時194ドルに達した。
 ただ、午後3時すぎに急速に伸び悩む場面があった。ロシア高官との会談で、トランプ氏が米連邦捜査局(FBI)のコミー長官の解任で捜査の圧力が和らぐなどと話したと米紙ニューヨーク・タイムズなどが報じた。政治の混迷を嫌気した株売りがかさんだ。
 ナスダック総合株価指数は同28.573ポイント(0.5%)高の6083.703で終えた。
 業種別S&P500種株価指数は全11種が上昇。「資本財・サービス」「エネルギー」「素材」の上昇が大きかった。
 前日夕に決算と同時に示した利益見通しが強気と受け止められた半導体製造装置のアプライドマテリアルズ(AMAT)が買われた。アナリストが投資判断を引き上げた小売りのウォルマート・ストアーズは連日でほぼ2年ぶりの高値を付けた。JPモルガン・チェースなど金融株が総じて高い。米長期金利の低下が一服し、利ざや縮小の懸念がやや後退した。ゼネラル・エレクトリック(GE)や航空機のボーイングも上げた。
 一方、衣料のギャップは買い先行後、売りに押された。前日夕に発表した決算は増益だったが、主力ブランド「ギャップ」の販売低迷が続いたことが次第に嫌気された。決算で1株利益や既存店売上高が市場予想に届かなかった靴小売りのフット・ロッカーは急落。ネットワーク機器のシスコシステムズや製薬のメルクが売られた。

NY商品、原油が3日続伸 主要産油国の減産延長に期待 金は小反発 2017年5月20日 日経
 19日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は3日続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の6月物は前日比0.98ドル高の1バレル50.33ドルで取引を終えた。主要産油国が協調減産を延長し、原油需給の悪化に歯止めが掛かるとの期待から買いが優勢だった。
 原油先物は一時50.49ドルまで上昇し、期近物としては4月21日以来およそ1カ月ぶりの高値を付けた。石油輸出国機構(OPEC)は25日の総会で6月末に期限を迎える協調減産について議論する。15日にはOPEC最大の産油国サウジアラビアと、非加盟国のロシアが減産を9カ月延長する方針で合意しており、市場は協調減産の延長が決まると確実視している。
 ロイター通信は19日に関係者の話として、OPEC総会では「米シェール企業を中心とした非加盟国の供給増で原油産出量の一段の削減も選択肢になる」と報じた。主要産油国が原油需給引き締めに積極的になるとの思惑が浮上し、原油先物の買いを誘った。
 だが、買い一巡後は伸び悩んだ。米石油サービス大手ベーカー・ヒューズが午後に発表した米石油掘削装置(リグ)の稼働数は18週続けて増加。前週比8基増の720基と、2015年4月17日以来ほぼ2年ぶりの高水準となった。シェール企業を中心に米国での増産が続き、OPECが減産しても需給の緩み解消には時間が掛かるとの見方が相場の重荷となった。
 ガソリンは続伸し、ヒーティングオイルは8日続伸した。
 ニューヨーク金先物相場は小幅に反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前日比0.8ドル高の1トロイオンス1253.6ドルで終えた。外国為替市場では主要通貨に対するドル安が進み、ドルの代替投資先とされる金には買いがやや優勢だった。ロシアを巡る疑惑で米政権運営に不透明感が残ることも金相場の支えとなった。
 しかし、相場の上値も限られた。19日は米株式相場が大きく上昇。投資家のリスク回避姿勢は和らいでおり、逃避資金の受け皿とされる金から資金が流出するとの見方が売りにつながった。
 銀とプラチナも反発した。


 19日の米国株式市場は、NY原油が50ドルの大台を回復したことが好感され上昇するも、トランプ氏のロシア疑惑に関する新たな報道が上値を抑え、当初つけた高値からは押し戻されて取引を終了する展開。
 NYダウは、20857ドル13セントまで上昇するも、終値ベースでは前日比141ドル82セント高い20804ドル84セントで終了(0.69%高)。
 ナスダックは、前日比28.57ポイント高い6083.70ポイントで終了(0.47%高)。
 S&P500種は、前日比16.01ポイント高い2381.73ポイントで終了(0.68%高)しました。

 キャタピラ―が2.21%高、GEが2.07%高、ボーイングが1.89%高、ウォルマートが1.59%高、ユナイテッドテクノロジーズが1.5%高でシェブロンが1.28%高。
 一方、昨日に7.21%の急落になったシスコが今日も0.54%の続落。

 NY原油は、前日比0.98ドル高い1バレル50.33ドルで終了。
 NY金は、前日比0.8ドル高い1トロイオンス1253.6ドルで終了しています。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 19日の日経平... 富山市議会:... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。