13日のNYダウは一時18000ドル割れ 45ドル安の18098ドルで終了

米国株、ダウ反落し45ドル安 中国の貿易低迷を嫌気、一時1万8000ドル割れ 2016年10月14日 日経
 13日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落した。終値は前日比45ドル26セント(0.2%)安の1万8098ドル94セントだった。中国の貿易低迷を受け、世界的な景気先行き不透明感が嫌気されて米株式には売りが優勢だった。だが、新たな売り材料に乏しいなか、次第に買い戻しの勢いが増して相場は下げ幅を縮めた。
 ダウ平均は午前に下げ幅を184ドルまで広げ、取引時間中としては9月14日以来およそ1カ月ぶりに節目の1万8000ドルを下回る場面があった。中国の9月の貿易統計では米ドル建ての輸出入額がともに前年同月から減り、市場予想を下回った。「中国の輸出停滞の大部分は米経済の負の影響を映している」(Mサイエンス)との声もあり、景気の先行き懸念が米株式の売りを誘った。
 債券市場では米長期金利の上昇が一服した。世界的な景気の減速懸念に加え、利ざや縮小が意識されてゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースといった金融株に売りが加速。中国向けの需要が落ち込むとの警戒から鉱業のフリーポート・マクモランなどの資源関連株が売られたことも相場全体を下押した。
 もっとも、取引終盤にかけて米株式相場は下げ渋った。米金利の上昇一服で継続的な配当が期待される不動産投資信託(REIT)や公益事業株などに見直し買いが入り、相場を支えた。米主要企業による7~9月期の決算発表が始まり、状況を見極めたいとして持ち高調整を目的とした買いも入りやすかった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落し、前日比25.686ポイント(0.5%)安の5213.333で終えた。
 業種別S&P500種株価指数は全11業種のうち5業種が下落した。「金融」や「エネルギー」などが下げた。一方で「公益事業」「不動産」などが上げた。
 食品大手のケロッグが安い。ブラジルの食品会社を買収すると発表したが、あわせて手元資金を確保するために当面の自社株取得枠を縮小すると明らかにし、株式需給の緩みを警戒した売りが優勢だった。
 年末商戦期に12万人の非正規従業員を雇うと発表したアマゾン・ドット・コムも売られた。前日夕にジョン・スタンフ最高経営責任者(CEO)の辞任を発表した米銀大手のウェルズ・ファーゴも下げたほか、石油のシェブロンや製薬のファイザーも安い。
 一方で、デルタ航空が高い。取引開始前に発表した7~9月期決算は減収減益で売りが先行したが、次第に悪材料は出尽くしたとみた買いが優勢となった。
 業績見通しを上方修正した化粧品小売りのアルタ・ビューティーが買われた。製薬のメルクや小売りのウォルマート・ストアーズ、航空機・機械関連のユナイテッド・テクノロジーズが上げた。

NY商品、原油が反発 ガソリン在庫などの減少受け、金も反発 2016年10月14日 日経
 13日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は3日ぶりに反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の11月物は前日比0.26ドル高の1バレル50.44ドルで取引を終えた。週間の米石油在庫統計でガソリン在庫などが減り、需給の緩みが解消に向かうとの期待につながった。
 米エネルギー省のエネルギー情報局(EIA)が発表した石油在庫統計では原油在庫が6週ぶりに増加し、市場予想より増えた。一方、ガソリンやヒーティングオイルの在庫は予想以上に減り、石油製品への需要は底堅いと受け止められた。
 ただ同日発表の中国の貿易統計が低調だったのを受けて同国景気の先行き不透明感が意識されており、相場の上げ幅は限られた。石油輸出国機構(OPEC)加盟国の生産量が増加傾向にあり、OPECが実際に減産を進められるかどうか疑問が浮上していることも上値の重さにつながった。
 ガソリンとヒーティングオイルも3日ぶりに反発した。
 ニューヨーク金先物相場は3日ぶりに反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比3.8ドル高の1トロイオンス1257.6ドルで取引を終えた。中国経済の先行き不透明感から同日の先進各国の株式相場が軟調に推移したため、運用リスクを回避する資金の受け皿となりやすい金が買われた。
 外国為替市場でドルが対主要通貨で売られたことも、ドルの代替投資先で逆の値動きをしやすい金への買いを誘った。
 銀とプラチナは3日続落した。


 13日の米国株式市場は、中国の貿易低迷を嫌気して下落。
 NYダウは午前に下げ幅を184ドル安の17959ドル95セントまで広げる場面が見られ、その後大分戻したものの、終値ベースでは前日比45ドル26セント安い18098ドル94セントで終了(0.25%安)。
 ナスダックは、前日比25.69ポイント安い5213.33ポイントで終了(0.49%安)。
 S&P500種は、前日比6.63ポイント安い2132.55ポイントで終了(0.31%安)しました。

 NY原油は、前日比0.26ドル高い1バレル50.44ドルで終了。
 NY金は、前日比3.8ドル高い1トロイオンス1257.6ドルで終了しています。
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