13日の日経平均 65円76銭安い16774円24銭で終了 出光・昭シェル軟調

東証大引け、続落 海外勢が円買い・先物売り TOPIXは底堅い展開 2016年10月13日 日経夕刊
http://www.nikkei.com/article/DGXLASS0ISS16_T11C16A0000000/
 13日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比65円76銭(0.39%)安の1万6774円24銭で終えた。3月期決算企業の4~9月期決算の発表を控えて売買を見送る投資家が多いなか、節目となる1万7000円に接近していたため、利益確定売りに押された。
 朝方は、外国為替市場で1ドル=104円台まで円安・ドル高が進み、輸出関連銘柄に買いが先行した。日経平均は一時上げ幅を100円超まで広げたものの、取引時間中に発表された中国の貿易統計で、人民元ベースの輸出が減ったと伝わると、中国経済の先行き不透明感が意識された。運用リスクを取る動きがやや後退し、一転して円相場が円高に振れ、ヘッジファンドなどが「円買い・株式先物売り」に動いたとの指摘がある。現物株にも先物との裁定取引の解消に伴う売りが出た。
 目立った買い材料に乏しく、24時間取引可能なGLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が軟調に推移したことも、日経平均先物の売りを促した。「下半期の初めで、国内の機関投資家から現物株に利益確定売りが出た可能性がある」(東海東京調査センターの仙石誠マーケットアナリスト)との指摘もあった。
 JPX日経インデックス400は続落し、前日比11.85ポイント(0.10%)安の1万2007.59だった。東証株価指数(TOPIX)も小幅ながら下落し、0.04ポイント(0.00%)安の1342.31だった。TOPIXは午後上昇に転じる場面もあり、「TOPIXに連動して運用する投資家のまとまった買いが入った」(国内証券のストラテジスト)との指摘も出ていた。
 東証1部の売買代金は概算で1兆8906億円だった。売買高は16億5951万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は701と全体の35%を占めた。値上がりは1151、変わらずは133銘柄だった。
 国際石開帝石など資源関連銘柄の一角が下げ、三菱UFJなど銀行株も安い。2017年4月に予定していた合併を延期すると伝わった出光興産や昭和シェルも売られた。一方、提携を発表したトヨタとスズキが反発した。仮想現実(VR)を楽しむ機器「プレイステーションVR」を発表したソニーは年初来高値を更新した。東芝も年初来高値を付けた。
 東証2部株価指数は反発した。ジー・スリーや神島化が上げた。半面、省電舎やASTIが下げた

新興株13日、ジャスダックが反発 マザーズは続落  2016年10月13日 日経夕刊
http://www.nikkei.com/article/DGXLASS0ISST2_T11C16A0000000/
 13日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は小幅に反発した。終値は前日比3円21銭(0.13%)高い2545円09銭だった。中国の貿易低迷などで13日の日経平均株価は続落したが、ジャスダック市場では内需株や個別に材料が出た銘柄に投資資金が流入した。
 ジャスダック市場の売買代金は概算で464億円、売買高は1億9717万株だった。トレイダーズや多摩川HD、極楽湯が上昇した。半面、オリコンやベクター、キャピタルAは下落した。
 東証マザーズ指数は小幅に4日続落した。終値は前日比1.22ポイント(0.13%)安い938.22だった。ストリームやシルバエッグ、ミクシィが下落した。一方でブランジスタやそーせい、UMNは上昇した。

ファストリ、今期純利益2.1倍の1000億円に 暖冬響き前期は減益 2016年10月13日 日経夕刊
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL13HJP_T11C16A0000000/?n_cid=TPRN0004
 ファーストリテイリング(9983)は13日、2017年8月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比2.1倍の1000億円になる見通しだと発表した。国内ユニクロ事業でのインターネット通販の売り上げ拡大や海外ユニクロ事業とジーユーを含むグローバルブランド事業での新規出店などにより、全3事業で増収増益を見込む。
 売上高は4%増の1兆8500億円を見込む。営業利益は37%増の1750億円となる見通し。国内ユニクロ事業でインターネット通販の売上高を4割伸ばし、既存店と合わせて2%程度の増収を目指す。海外ユニクロ事業では米国での店舗の減損や閉店に伴う損失が減り、北米での赤字幅が改善する見込みで、中国を中心に約166店舗を新規出店して収益を伸ばす。
 ジーユー事業でも約40店舗の出店を計画し、グローバルブランド事業全体での増収増益を見込む。年間配当予想は前期並みの1株あたり350円とした。
 併せて開示した16年8月期の連結決算は、純利益が前の期比56%減の480億円となった。上半期に暖冬の影響を受け国内外で冬物衣料が苦戦したことに加え、円高の進行による為替差損が響いた。売上収益は6%増の1兆7864億円、営業利益は23%減の1272億円だった。年間配当は前の期実績並みの1株あたり350円としている。

トヨタ・スズキ提携発表 環境・安全など協力 2016年10月13日 日経
http://www.nikkei.com/markets/company/article/?ba=1&ng=DGXLASDZ12I4K_S6A011C1MM8000&scode=7269
 トヨタ自動車とスズキは12日、提携すると発表した。環境や安全、情報技術などの分野で協力し、自動運転車の開発など異業種を巻き込んだ競争激化に対応する。日産自動車も月内に三菱自動車へ34%出資するなど、自動車業界の再編が相次いでいる。今回のトヨタとスズキの提携で国内ではトヨタを中心とする連合、仏ルノーと提携する日産・三菱自グループ、ホンダの3陣営に集約されることになる。
 トヨタの豊田章男社長とスズキの鈴木修会長が同日、都内のトヨタ東京本社で記者会見した。
 鈴木会長は「国内やインドといった得意の市場でも、伝統的な良品廉価の車作りだけでは独立企業として行き詰まる」と激しい技術開発競争にさらされたスズキの状況を説明。その上で、トヨタの豊田章一郎名誉会長に提携を打診し、内諾を得たと明らかにした。
 豊田社長は「1社が個別で技術開発するには限界がある。同じ志を持つ仲間作りが重要だ」として、交渉入りに応じたと説明した。
 両社の関係が今後、資本提携に発展する可能性については「これからの議論だ」(鈴木会長)、「ゆっくり考える」(豊田社長)と述べた。
 世界的に規制が強まっている環境技術や、自動運転などの安全・情報技術の分野で提携策を協議する。新興市場開拓でも、スズキが4割ものシェアを握るインドなどでの協業を検討する。トヨタが8月に完全子会社化したダイハツ工業を軸にスズキの小型車開発のノウハウを取り込みながらシェアを高める。
 トヨタは2014年にグループ全体の世界販売台数が1000万台を上回った。16年3月期の連結純利益は2兆3126億円に達し、足元の収益でも独フォルクスワーゲン(VW)や米ゼネラル・モーターズ(GM)を大きく上回る。
 ただ、将来の競争を左右する技術の標準化が欧米メーカーを中心に進んでいることに危機感を募らせていた。提携先を増やし自動車の制御ソフトや通信規格の策定で主導権を握る考えだ。
 スズキは国内の軽自動車やインド事業で競争力を発揮する一方、ハイブリッド車(HV)などの環境技術や人工知能(AI)を活用した自動運転などの先進分野で出遅れている。GMとの提携解消に伴い09年にVWと資本・業務提携したが、経営方針の食い違いで15年に提携を解消していた。
 自動車業界では環境規制の強化を背景に、電気自動車(EV)などの電動化技術の開発が急務だ。自動運転などの技術開発にも巨費がかかり、中堅メーカーの単独での生き残りが難しくなっている。トヨタは15年にマツダとも包括提携したほか、緩やかな連合づくりを進めている。今後の提携についても「常にオープンな姿勢で検討する」(豊田社長)としている。

出光・昭シェル、株価が大幅安 合併延期報道受け 2016年10月13日 日経夕刊
 13日後場の株式市場で石油元売り大手の出光興産と昭和シェル石油の株価が大幅に下落している。それぞれ前日比で一時5%を超える大幅安となった。両社が2017年4月に予定していた合併を延期する方針を固めたとの報道が前場終了後に伝わったため。後場開始と共に、両社の株価は下げ足を速めている。
 出光興産株は、後場開始直後に一時前日比145円(6.3%)安い2165円を付けた。昭和シェル石油株も一時前日比51円(5.2%)安い939円まで下げた。
 両社は早期合併に向け交渉を続けるとしているが、出光株の3割を握る創業家が合併に反対を続け、膠着状態が続いている。報道を受けて、今後の合併の道筋に対する不透明感が一段と強まったことから投資家の失望売りが膨らんだ。

出光・昭和シェル、合併延期を正式発表 新たな期限設けず 2016年10月13日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/idemitsu-idJPKCN12D0SH
 出光興産と昭和シェル石油は13日、来年4月に予定していた合併を延期すると発表した。出光株の3分の1超を保有する創業家が合併への反対姿勢を崩しておらず、臨時株主総会での合併承認は難しいと判断した。合併時期は未定としたが、計画自体は撤回せず、引き続き経営統合について協議を継続する方針。
 出光は、合併に向けて10─11月に英蘭系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.L)から昭和シェル株の33.3%を取得する予定で、これは計画通り実施すると明らかにした。



 13日の日経平均ですが、12日の米国株式市場はアルコアの決算で11日の同株が11.42%も下落(12日も2.87%の続落)したことでこれから発表される決算発表への懸念から慎重な値動きが続いて主要3市場も±0.15ポイントに収まる様子見となる中、前日終値(16840円)よりも83円82銭高い16923円82銭でスタート。9時40分頃に16974円25銭まで上昇するなど10時頃までは堅調もその後は売り込まれて11時過ぎに16760円40銭まで下落して、午前は前日比65円74銭安い16774円26銭で終了。
 午後も午前終値を挟んだ16739円73銭(安値)~16800円強の水準を方向感のない展開で推移。終値ベースでは前日比65円76銭安い16774円24銭で終了しました。
 東証1部では、塩水港精糖(9.35%高)やパラマウントベッド(9.03%高)など16銘柄で5%以上の上昇。
 提携発表のあったスズキは2.24%高でトヨタは0.20%高。
 一方の下落組では津田駒工業(9.94%安)など4銘柄で5%以上の下落となった他、合併延期の方針と伝わった昭和シェル石油が4.04%安で出光興産が2.55%安。
 ファーストリテイリングは1.89%安です。
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