goo

ECB・スイスが0.5%、英が1.5%の利下げも欧米株式市場は総崩れ

欧州主要中銀が一斉利下げ 英1.5%下げ、半世紀ぶり低水準に 2008年11月7日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081106AT2M0603P06112008.html
 欧州の主要中央銀行が6日、一斉に利下げに踏み切った。英イングランド銀行は政策金利を1.5%引き下げ、年3.0%と1955年以来ほぼ半世紀ぶりの低水準とすることを決めた。欧州中央銀行(ECB)、スイス国立銀行は政策金利を0.5%引き下げ、それぞれ年3.25%、年1.5―2.5%とする。米国発の金融危機の広がりで欧州でも信用収縮が深刻化しており、実体経済への悪影響を食い止める狙い。日本や米国に続いて欧州が足並みをそろえて追加緩和を実施することで世界景気を下支えする。

スイス中銀が政策金利を0.5%引き下げ、景気の下支え狙い 2008年11月7日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT831003720081106
 スイス国立銀行(中央銀行、SNB)は6日、政策金利を0.5%ポイント引き下げた。利下げは過去1カ月間で2度目で、スイスフランの上昇抑制や景気の下支えが狙い。
 政策金利であるスイスフランの3カ月物ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の目標レンジは1.50─2.50%、中央値は2.00%。
 中銀は声明で「世界的な経済見通しは当初予想よりも一段と深刻に悪化した。これは向こう数四半期スイスの成長に影響を及ぼすだろう。2009年はマイナス成長になる可能性もある」と指摘。
 「景気減速や原油価格の低下、スイスフラン高はインフレ低下の見通しを強めている」とした。
 また「きょうの金融緩和は経済活動に勢いを与え、物価安定回復を危機にさらすことはない」とした。
 協調利下げを除き、スイス中銀が定例会合以外で利下げを実施したのは2003年3月以来のこと。
 中銀はまた、スイスフランの動きを注視するとした。
 金利先物市場では、次回12月の定例会合までに追加利下げがある可能性を織り込んでいる。

英経済見通しは著しく悪化、インフレは目標下回るリスク大=英中銀声明 2008年 11月7日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK831004520081106
 イングランド銀行(英中央銀行)は6日、政策金利を150ベーシスポイント(bp)引き下げ3.0%にすると発表した。中銀は声明で、英経済の見通しは著しく悪化し、インフレ見通しは大幅に下向きにシフトした、と指摘した。
 ロイターのエコノミスト調査では、150bpの利下げ予想はなく、50bpが大勢を占めていた。
 中銀の声明は「内外の経済活動に関する見通しは著しく悪化した」、「9月中旬以降、世界の銀行システムは、ほぼ100年で最も深刻な混乱を経験している」と表明。
 インフレ見通しを目標を下振れるリスクも含めて下方修正したことを明らかにした。
 英国のインフレ率は前年比5.2%と、中銀の目標2%を大きく上回っているが、景気低迷、商品価格の下落により大幅に低下するとの見通しを示した。

ECB理事会後のトリシェ総裁の発言要旨 2008年11月7日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT831012920081106
 欧州中央銀行(ECB)は6日の理事会で、主要政策金利である定例買いオペの最低応札金利を0.5%ポイント引き下げ3.25%とした。理事会後の記者会見でのトリシェ総裁発言要旨は以下のとおり。
<きょうの金利決定>
 現在の状況では大幅な利下げが適切というのが全会一致の見解だった。
 いくつかの選択肢を協議した。50べーシスポイント(bp)のほか75bpの利下げも検討した。すべてを考慮し、それぞれの選択肢のプラス面とマイナス面を確認・協議した後、50bpの利下げが適切だと全会一致で判断した。
 今後について、われわれは決して予断を持たないとだけ述べておく。われわれの責務に基づき中期的物価安定を実現すると市民に対して言えるよう、適切なことを常に実行する。
<不透明性>
 経済活動の現在の動向を分析すると、市場混乱の深刻化(intensification)と拡大に大部分が起因する、異例に高い不透明性に直面していることが分かる。緊張が金融セクターから実体経済に、先進国から新興国に一段と波及するなか、世界経済全体がマイナスの影響を感じている。
 将来的には、回復に向けた何らかの基盤作りが極めて重要だろう。これをできる限り早期に実現するためには、規律およびマクロ経済政策の策定における中期的展望を保ち、二次的影響を回避することが最も重要だ。
<金融市場混乱の経済への影響>
 金融市場混乱の深刻化(intensification)と拡大により、世界とユーロ圏の需要は、やや長期にわたり減退する可能性が高い。このような環境下で、過去数カ月に商品(コモディティ)価格が大幅に下落したことを踏まえると、域内の賃金・物価圧力も緩和するはずだ。
<インフレ期待>
 理事会は引き続き、インフレ期待を中期的目標に沿った水準に強固に抑制する。そのことは安定的な成長・雇用を支援し、物価・金融の安定に貢献する。われわれは今後も引き続き動向を注意深く監視する
<金融セクターと信頼感回復>
 われわれは、金融セクターが信頼感の回復に貢献するよう期待する。
<インフレ>
 インフレ率は今後数カ月、引き続き低下することが見込まれる。

ロンドン株6日 258.32ポイント安で終了 2008年11月7日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/market/20081106c9ASB7IIAA6061108.html
 6日のロンドン株式相場は大幅続落。FTSE百種総合株価指数は前日終値に比べ258.32ポイント(5.7%)安の4272.41で引けた。下落銘柄は96。
 前日の米国株とこの日のアジア株が下げた流れを映し取引を開始。その後、英中銀による大幅利下げ決定を受けて株価は一時下げ幅を縮小したが、引けにかけて再び売り圧力が強まった。
 原油相場の下落を受けてBPやロイヤル・ダッチ・シェルなど石油株が全面安。金属価格が小安く推移したことから、鉱業株も下げた。リオ・ティントとBHPビリトンはそれぞれ15%下落した。
 金融関連株も安い。上期減益決算を発表した資産運用のマン・グループは31%安。金融システム不安が続くとの懸念から、HSBCホールディングスやロイズTSBなど銀行株は全面安となった。
 半面、電力のインターナショナル・パワーは、今年の業績拡大見通しを発表したことから、上昇して引けた。

ドイツ株6日 DAXは353ポイント安の4813 2008年11月7日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/market/20081106c9AS2R06015061108.html
 6日のフランクフルト株式相場は大幅続落。ドイツ株式指数(DAX)の終値は、前日比353.30ポイント安(6.84%下落)の4813.57だった。
 この日は自動車株、金融関連株を中心に売られた。ドイツ銀行が12.8%、コメルツ銀行が12.4%下落したのをはじめ、六銘柄が10%を超える下げ幅だった。アディダスは9.6%と大幅下落。2009年の業績見通しを下方修正したことが嫌気された。
 一方、上昇したのは透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアのみで2.1%上昇だった。

9月のドイツ鉱工業受注指数、前月比‐8.0%=経済技術省 2008年11月7日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJS830934920081106
 ドイツ経済技術省が6日発表した9月の鉱工業受注指数(季節調整済み)は、前月比8.0%低下した。
 ロイターがまとめたエコノミストの予想コンセンサスは前月比2.0%低下。予想レンジは5.0%低下─0.3%上昇だった。
 
蘭エイゴンの第3四半期は最終赤字、評価損響く 2008年11月7日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK830992120081106
 オランダの保険会社エイゴンが発表した2008年第3・四半期決算は、最終損益が赤字となった。
 純損失は3億2900万ユーロ。経営破たんした米リーマン・ブラザーズなどの社債、その他投資で7億9100万ユーロの減損処理をしたことが響いた。
 エイゴンは、オランダ政府から30億ユーロ(39億ドル)の資本注入を受けると発表している。今回、年末までに自己資本が60億ユーロ程度になるとの見通しを示した。




 欧州中央銀行の0.5ポイントの利下げは予想通りだったのですが、イギリスが一気に1.5ポイントも引き下げてくるとは吃驚しましたねぇ…。ちなみに、この年3%という水準は過去50年超で最も低い水準なのだとか…。
 もっとも、市場予想では62人中10人がイギリスの1.0ポイントの利下げを予想し、エコノミストの間では、追加利下げの可能性を指摘する声もあり、逆にイギリスと比べたユーロの引下げ幅が0.5ポイントに留まったことで市場に失望感が高まってしまったこと、IMFが発表した09年のユーロ圏の成長率がマイナス0.5%になる見通しとなったこと、ドイツの9月の鉱工業受注指数が、前月比8.0%と予想外の大幅低下となったことなどを嫌気して、欧州株式市場は前日に続きイギリスも含めて大幅下落。
 英FTSE100は、前日比258.32ポイント安い4272.41ポイントで終了(下落率5.70%)し、100銘柄中96銘柄が下落。(うち16銘柄が二桁下落)
 独DAXは、前日比353.30ポイント安い4813.57ポイントで終了(下落率6.84%)し、30銘柄中フレゼニウス・メディカル・ケアを除く29銘柄が下落。(うち6銘柄が二桁下落)
 仏CAC40も、前日比230.86ポイント安い3387.25ポイントで終了(下落率6.38%)し、前日比変わらずのガス・ダ・フランスを除く39銘柄が下落。(うち5銘柄が二桁下落)
 他の欧州ローカル市場も総崩れで、ハンガリーが下落率9.58%、ノルウェーが下落率9.25%、アイルランドが下落率8.37%、オランダが下落率6.74%、ヘルシンキが下落率6.71%、コペンハーゲンが下落率6.40%、スペインIBEX35が下落率6.27%、ストックホルムが下落率6.10%、スペインMAマドリードが下落率5.98%、イタリアが下落率4.68%、スイスが下落率4.08%、ポルトガルが下落率4.02%、ベルギーBEL20が下落率3.03%となってしまいました。
 前日の下落は主要3市場で2%強、高いところでも4%ちょっとと、これまで上昇していた反動の範囲内だったのですが、今日は経済成長率の鈍化から企業業績に悪化を見込んだ大幅下落だけに、下落幅そのものもかなり大きくなっていますし、心配な動きですね。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
Messenger この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック シェア
« 関空〜成田便就航... NYダウは443ドル... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
規約に同意の上 コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。
下記数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。この数字を読み取っていただくことで自動化されたプログラムによる投稿でないことを確認させていただいております。
数字4桁
 
現在、トラックバックを受け取らないよう設定されております。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。