ベビーカー挟み電車発進、4か月男児と母軽傷…JR神田駅 

ベビーカー挟み電車発進、4か月男児と母軽傷…JR神田駅 2007年5月25日
読売 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070524i214.htm
朝日 http://www.asahi.com/national/update/0524/TKY200705240407.html
毎日 http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070525k0000m040110000c.html
 24日午後2時45分ごろ、東京都千代田区のJR神田駅で、山手線内回り電車(11両編成)が、ドアにベビーカーの前輪を挟んだまま発車、約20メートル走って緊急停止した。
 ベビーカーには生後4か月の男児が乗っており、ホームにいた男性会社員(41)が電車が停止する直前に助け出した。男児は頭に軽い擦り傷、母親(27)も電車を追いかけて転倒し、腰に軽い打撲傷を負った。
 警視庁万世橋署によると、母親がベビーカーを押して、前から3両目に乗り込もうとした際、ドアが閉まり、ベビーカーの右側前輪の足の部分が挟まれた。電車はベビーカーを引きずって走り出したが、近くにいた2人がホーム上の非常ボタンを押したため緊急停止。居合わせた男性会社員が男児をベビーカーから取り上げるなど、周囲の連係プレーで大事に至らなかった。電車は10分後に運転を再開した。
 JR東日本によると、事故当時、同駅ではホームに係員はおらず、車掌がホームや車両を映すモニター画面と目視で安全を確認することになっていた。また、ドアには、2センチ以上のものを挟むと自動的に開くセンサーが付いていた。同社では「車掌がモニターや目視できちんと安全確認を行ったのか調べたい。センサーは、車輪の足が細かったので反応しなかった可能性もある」と話している。


 この事故も一歩間違えば、赤ちゃんの命に関わる大事故につながりかねなかっただけに、男児も 助けに入った男性も 母親も軽いケガで済んだのがせめてもの救いだったと思いますが、実は2002年の秋にも東京駅のJR京葉線と秋葉原駅の山手線で同様の事故が発生しているんですよね…。
 ちなみに2002年当時はベビーカーの車軸の太さが2センチ未満だったため、大手2社に車軸などが2センチ以上にして、システムが認識できるように設計を変更してもらった経緯があるようですが、このような事故はいくらシステムを改良しても 起こる時は起こりますし、人の目に勝る監視方法はないように個人的には思います。

 事故発生時刻の午後2時45分ならばラッシュの時間も外れているだけに、発車が30秒や1分遅れたところで、それ程大きな影響もないでしょうし、すぐに遅れた事情を社内マイクで放送すれば文句をいう客だってそれ程いないのではないでしょうか。
 外国人は日本に来て、電車の運行時間の正確さに驚かされるそうですが、それは言い換えれば私達日本人が心の余裕を失っていることの裏返し。尼崎のJR福知山線脱線事故だって、ほんの1、2分の遅れを取り戻そうとして、結果的に107名の貴重な命を犠牲にしただけに、鉄道の使命とは何かが今一度問い直されているような気がします。


関連ニュース 8千車両を緊急点検 ベビーカー引きずりでJR
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiko/070525/jko070525004.htm
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