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◎育児グッズに祖母の知恵、経験伝えてママ応援

2012-09-14 | 学習

 下記の取材のなかで「兵児帯を抱っこ紐にアレンジした製品」とあり、粋なものが売り出されているものだとビックリ感心しています。強度面等いかなるものなのでしょうか? 親と相談しながらの子育てグッズ選定は「絆」的には素晴らしいのですが、声に出せない嫁姑の確執の種ともならないかと心配します。余り祖母に頼りすぎない子育て製品選択が望ましいのではないでしょうか?!

育児グッズに祖母の知恵 抱っこ紐や木製玩具、経験伝えてママ応援 :日本経済新聞

 少子化で市場が縮むベビー用品で昔ながらの子育てグッズが健闘している。簡素な抱っこ紐(ひも)や昔懐かしい木製玩具などだ。買い求めているのは育児参加に積極的なおばあちゃん世代。共働きや第2子が生まれる世帯の割合も多くなり、祖母の子育てサポートが増えている。知恵の詰まった昔の品を今風にアレンジした商品も登場、お母さん世代にもじわりと広がっている。

 

 「今の抱っこ紐は(リュックのように)金具やボタンがたくさんあって分かりにくくて……。もし留め忘れて孫を落としでもしたら大変」

 

 東京都内の主婦(61)は今夏、3月に生まれた孫の世話をするため、自分が子育ての時に使っていた子守帯(おんぶ紐)を買った。高島屋東京店(東京・中央)ではシンプルな子守帯(5000~7000円)の販売が好調。ベビー・子供関連市場全体がこの5年で6%程度縮むなか、今年3~8月の売上高は昨年より5%増えた。

 

 「購入者はほとんどが祖母世代」(子供・情報&ホビーディビジョンの川嶋直子課長)。西松屋チェーンでも2011年の子守帯(2000円前後)の売上高は前年比6割近く伸びた。

 懐かしの玩具も関心を集めている。伊勢丹新宿本店(東京・新宿)では、よちよち歩き用の木製玩具「カタカタ」が人気。発売から約90年たつ揺らすとコロンコロンと鳴る人形「おきあがりポロンちゃん」(3129円~)は高島屋東京店で月に数十個売れる。

昔ながらの「へこ帯」は2世代にわたり人気が出ている(東京・日本橋の高島屋東京店)

昔ながらの「へこ帯」は2世代にわたり人気が出ている(東京・日本橋の高島屋東京店)

 祖母の育児参加の機会は増えている。第一生命経済研究所の11年調査では、共働きの正社員夫婦の3割が親との近居・同居を検討。少子化が進む一方、新生児が第2子や第3子という家庭も多い。厚生労働省によると「生まれてくる子供の半数以上が第2子以上で、その割合は高まる傾向にある」。子育てに忙しい母親を支える祖母向けの需要は広がっている。

 ただ祖母世代の価値観を押しつけようとしている訳ではないようだ。世代の「差」を埋める講座も関心が高い。日本助産師会(東京・台東)は昔と今の子育ての違いを指南する講座を毎月開く。

 8月と9月に参加した主婦の松尾真由美さん(64)は「果汁の与え方など『常識』が変わっていた」と驚く。高島屋も今月中旬から主要店で孫育て講座を企画、既に満員の店もでてきた。

 昔ながらの育児用品を現代風にアレンジした商品もある。男性の和服帯の一種で子供を背負うために使われていたへこ帯。抱っこにも使えると人気が出てきた。最近購入した女性会社員(34)は「普段使っているベビーキャリーより子供と密着感がある」という。


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