文と不呂愚、私とPogosyan

異形の蒐集
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大いなる力

2006年04月28日 01時58分44秒 | Weblog
先日サイボーグという題で書いたけど、次の日の朝この言葉を思い出した。

「大いなる力には、大いなる責任が伴う」

これ、映画のスパイダーマンでスパイダーマン青年にじいさんが言った言葉なんだけど、スパイダーマンみたいな超人的な力を得た主人公が、この言葉を機に覚悟を持って自分と向き合い、敵に立ち向かう決意をする。ストーリーはとてもよかったけど映画って極たまにすごい現実性を持っている言葉が出るなと思った。その時は、ある強大な軍事力を持った国がその大きさに気付かず、国際平和の名のもとに侵略戦争をしてしまった、といった力について少し連想が向かったんですが、朝の飯食っているときには、それが科学に向かったわけです。いくら軍事力を使って人を殺そうとも、人は変わらないんです。人そのものは変わらない。本当にこわいのは人を殺す力ではなく、人そのものを変える力なのではないかなと。科学には人を変える力がある。テレビ、電灯や、車、パソコン、人間の生活を楽しく便利にしてきたものの恩恵を受け人は変わってきたが、それらのような科学とあいまった文化が間接的に変えてきたと言える。その文化に溶けこんで間接的に人を変えてきたものを便宜的に「昔の科学」と呼んでみると、サイボーグ技術はいわば「今の科学」。人を直接的に変えてしまおうという科学、決定的に人を変える力があるんですね。むしろそれが目的。それは何よりも危険をはらむ大きな力だ!!!人自体が変わるんですよ!!そんな技術の発展をになっている科学者が「この技術が人にどんな影響を与えようとも関係ない」というようなことを言っているんじゃあ、もう、、、なんなんだ!!!あの人たちはどんな軍事力よりも人にインパクトのある力をつくりだそうとしているのに、何も考えていないのか。
彼らには大いなる責任があると思います。アメリカ大統領以上ですよこりゃ。
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サイボーグ

2006年04月26日 00時19分18秒 | Weblog
サイボーグという言葉が現実味を帯びてきました。
昨日テレビで脳みそに電極を差し込まれたラットが人間の指示どおりに動いている映像を見て、戦慄がはしりました。人間にコンピューターが埋め込まれてその能力・脳力を増大させる時代が来るようなことも言っていた。もう体に簡単なチップを埋め込んでいる人もいるようですが、そんなものおぞましくてできません。能力の向上は健康でありたいとか、幸せでありたいとか、人間のもつ普遍的な欲求から来るもんだと思うんですが、それが行き過ぎて、プロテインを飲んで嘘の筋力(といってもそんなものに定義はなく心持ちの問題ですが)を増強したりするようなドーピングに似た異常な方法をとろうとしているのがそれらの技術だと思いました。そんなので得た能力などうわべだけのもので、失うものははかりしれない。『もう少し「進歩」と「幸福」の関係を考えたほうがいい』という謎の心理学者の言葉がなんだか残っています。

つーか、研究者が「私たちがやらなければ、他の国がその技術を開発し、悪用して、とても大きな不利益を被ることになるでしょう」なんて原爆開発者たちとおなじことをほざいていたのには、ケツの穴から体を引き裂いてすベての臓器を裏返して縫合して無理矢理生き返らせてやりたくなった。
あと「わたしちは研究するだけです。使うかどうかは社会が考えることです」とかいってる脳みそ半分腐ったようなやつもいた。しねしねしねしね。

http://matsuda.c.u-tokyo.ac.jp/sci/project/cyborg/
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週一

2006年04月23日 11時48分46秒 | シュウシ
近頃は週に一回更新することにしています。
りゆうはもちろん日々が忙しいから!
と言いたいところだけどただ時間を研究室で浪費しているだけなのかもしれません。
朝10時前くらいに出勤。
夜はぐだぐだして九時退社。
前に10~22時がコアタイムな某医学系の研究室を訪問してぜったいおめーらはおかしい、と思ったけど、それに近いことをしている自分に気づきました。
といってもバリバリ実験や勉強を休む暇なくやっているというわけじゃないし、むしろ「今日も何もしなくて終わったなぁ」とか「気付けばもうこんな時間かよ」とか口をついて出るような哀愁感たっぷりの生活です。勉強しようとしてるのに先輩に「この部屋じゃ勉強できないでしょ」と言われる始末です。正しいのだけど、元凶はあなただったりします(笑)。
まあ自分の実験としては今は未交尾のハエのメスをとるということだけなので一日1時間そこらしかやる事がないんですが。
そのため、一日中人の実験の手伝いをしていろいろ教えてもらったり、今まで教えてもらったことをノートにまとめたりしています。
いろいろな実験の作業にも、もちろんそこから導かれる結果にもとても興味があるので、新しい知識が入るのならば雑用のようなことも苦にはならない、という良い傾向が続いています。
やれといわれているのではなくて、自らやらせてもらっているのでね。
ひまだし。
これだから九時までいてもいいと思うのかも。
先生先輩もへんな人たちが多いのであることないことをいわれ、それでも困らないような雰囲気があり、「写真をとるのでポーズとって下さい」というとみんな快く受けてくれる。
抑圧社会になだれ込もうとしている自分達にとって、準備期間としては少々緩やかに過ぎると思ったり思わなかったり。

生命科学専攻入研究室おめでとう新歓が行なわれました。M1(修士一年)、卒研生、D1(博士一年)、先生あわせ専攻全体で飲み会をやりました。もちろん学校内、理学部棟で!!(笑)

今週からは少し実験量も多くなるが、またいろいろやってみるかー
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意外

2006年04月15日 00時34分48秒 | シュウシ
自分の所属する研究室は業績のある(?)研究室だということがわかり始めた。
まだ詳しくはわからないけど、教授は遺伝子を強制発現させるシステムをひとつ作り上げた人らしく、そのために研究費を億単位でもらっているという噂。
その金で大学内に小屋を建てたとかでその中にすげーマシンがあるらしい。らしいというか、実際両方あるし見た。
自分がついているポスドクの人も今年ドクター(博士)を取った人なのにもかかわらず、論文を何本もジャーナル(科学雑誌。有名なものだとサイエンスとかネイチャー。自分達の研究結果を文章にして論文という形で投稿すると、何人かの専門家に読まれ、その論文が十分に正しそうだということになれば、雑誌の形にされ出版される。ジャーナルにはレベルがあってより権威のあるジャーナルに載ればその研究者の評価もあがるというシステム。韓国のファンウソクは名声欲しさ、かどうか知らないけど正しそうな論文を書いて、ジャーナルに載ったものの、その論文に書いてあったこと自体が嘘だったという話。ばれなきゃ科学者としてすごい人だったという話。)に載せていて、そんなすごい先生のお墨付きをもらっている。
自分はてっきりハエを育てるだけの研究室だと思っていたけど、実は細胞育ててたり、大腸菌やってたり、酵母やってたりしてそれらを分子生物学的にも大いに扱うらしい。なんだか意外な事実が次々に発覚していく。どうなってんだ。

まあ、こんな世界もあるということで。


わたしは今週ハエを育ててただけで本当にそれ以外してません。
他の新参者達は実にいろいろな実験をしているというのに。
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map

2006年04月08日 23時19分35秒 | image
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Theルーメン

2006年04月08日 01時25分19秒 | シュウシ
研究室に通い始めてはや1週間がたちました。
この研究室には楽しい人が多いということにきづきはじめて、意外に楽しんでおります。
実験のほうはほとんど進んでおらず、やっとショウジョウバエのオスとメスを見分けられるようになったくらいで、あとはハエのストック換え(ハエを新しい餌の入ったビンに入れ替える)とか、そのびんを洗う方法を教わったくらいです。
今週おもにやったのが自分のノートパソコンにネットをつなぐことと、オープンオフィスとかファイアーフォックスというソフトをインストールすることで、パソコンをいじっているだけで終わりました。
パソコンのスペックは低いので重くてしようがありませんが、隣の席の面白い助手の先生がいろいろ手伝ってくれて少しはよくなりました。
あのちっけぇパソコンでこれからやっていけるか見当つかんがたこ足配線でがんばっていきます。
Macほしい。

それとひとつうちの研究室で面白いシステムがあるんです。
それが「ルーメン」。
おれがいる部屋の引き出しにカップラーメンが置いてあって、それをみんな「ルーメン」と呼んで親しんでおります。
食いたいときに金を缶に入れて食うことができて(80円均一)、この四月から食った数を表にしているそうです。
主食にしてはいけないというルールがあるそうですが、おれは今日二個食って(笑)今四個目でたぶんトップタイ。
一位になった人はルーメン係になれるらしいですが、集計とか大変そうなのでどうかと思います。

それ以外に驚いたのが学校内、しかも研究室内で宴会をしたこと。
花見といって大学の裏の公園で宴会をしたのもつかの間、二時間くらいして研究室に戻り、更に二次会の準備をし始めた。
ハエのエサを作る部屋で。
飲んだのも同じ部屋で先生たちも一緒に飲んだ。
その後何時間か飲んでいて、計8時間ほど飲んでいたことになる。
これほど寝ないで飲みつづけていたことはないのですが、こういう長時間飲み続けるのもいいなと、またひとつ飲みの新しい可能性を知りました。

来週からはもっとお勉強をがんばりたいと思います。
テンションの低い文章でした。

久しぶりにフルタイムで動いていた一週間だったのでなんだか疲れた。
今日はびん洗いで、三時間くらいずっと洗ってました。
その後ボクシンググラブがあったので、ボクシングをしてしまいました。
朝10時にくればそれ以外はあまり拘束の強くない研究室です。
自分から学ぶ姿勢が求められますやはり。
教授の姿があまり見えません。
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