どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

今日もカメ

2017-10-18 00:52:14 | 日記

 

最低気温が一桁台になるようになってきた。秋も深まってきたのだが、今年は紅葉が少し遅いように感じる。理由はわからない。カツラマルカイガラムシの影響で、枝の成長にバラツキがあるのかもしれない。

 

 

ミュージカル鑑賞は30分のエクササイズに匹敵するという論文が出た。

UCLのジョセフ・デブリン博士は、「心拍数が、ミュージカル開幕時の安静状態の時と比べ、第1幕の終わりまでに倍増し、第2幕では3倍になった」と述べ、心拍数の変化としては、スピードのある長いラリーをプレイしているプロのテニス選手と同じレベルだと説明している。」

ただしこれは生演奏の時だけのようだ。

日本の研究者である正田悠氏が北海道大学で博士号を取得した際の研究「How Live Performance Moves the Human Heart」(生演奏がいかにしてヒトの心を動かすか)に触れた。ピアニストの生演奏を見ている時の観客の心拍数と、同じ演奏をビデオ録画されたものを見ている時の心拍数を比べたものだ。調査の結果によると、音楽のテンポによって観客の心拍に変化が起こったのは、生演奏の時だけだったという。」

確かにそうなのかもしれない。だがこれは人の共感力というのが一体どうゆうものかを解明した一部だと思う。優れたパフォーマンスの音楽は、毛細血管までゆったりさせ心拍数の増加に伴う血圧の増加も感じさせずに、喜びへと誘うのだろう。ただね、やっぱり運動と比較したらそれは少しおかしい。

岩手大学の管弦楽団が冬にショスタコーヴィッチの交響曲5番とドビッシーの小組曲をやるという。彼らにとってはショスタコービッチは荷が重すぎるし、小組曲はどう考えても「大組曲」だ。手に汗握る一大スペクタルになると思う。彼らと一体になって聴いたら、心拍数の増大と筋肉の硬直と弛緩を繰り返し、かなりな運動になると思う。実は難関であるショスターコーヴィッチよりドビッシーの小組曲のフルートの緊張が予想されるのだ。

みなさま、実証実験に参加しませんか?

 

 

カメが3匹になっていた。

カメの背中には世界が載っていたと思うのだが、宇宙は広いな大きいな。ブラックホールの衝突が観測されたが、今度は中性子星の衝突が観測された。ブラックホールや中性子星はぞの引力が半端ないから引き合ってしまうのだろうが、それにしてもこの想像もつかない広大な宇宙で、比較的しょっちゅうある現象だというのがわかったわけだ。昔にそうだと言われていたことが実証できたのは大きい。宇宙には星の多い場所と、少ない場所が偏在し、まるで泡のように、泡の膜の部分だけ星があって、空間には何もない。その構造がナゾだったのだが、もしかすると今後解明されてゆくかもしれない。

一方、今回の中性子星の衝突では、重力波に加えて光が放出され、新しい方法で重力波を研究することが可能になった。信号は100秒間持続したことから、詳しいデータを解析でき、光と重力波が同じ速度で伝わることも分かった。」

その上キロノバという現象まで観測できたようだ。宇宙の生成初期には軽い元素しかできなかった。だがその後星がぶつかったり、物質が大きく集まって恒星になったり、それが崩壊して中性子星になったりして、さらにそれが崩壊して宇宙に重元素が拡散し、さらにそれらが集まって同じサイクルを続けて金とか放射性元素のような重い物質を作ってゆく。だがそれは実証できた予測だった。その現場が観察できたというのはすごいことだ。

ノーベル物理学賞を取るのも頷ける。

なおLIGOとVirgoのレーザーを反射させるミラーをどう安定させるかという理論と実証をしたのは日本人だよ。名前は忘れた。



秋は赤だね。


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