歯科ちゅー詳細

こんな痛い思いをしたのは生まれて初めてかも知れない。
兎に角、痛いのなんの。
事の成り行きを説明しよう。

歯科医での診察結果、頬に溜まった膿を出すことになった。
選択肢は二つ。

１．もっと大きな病院で入院しながら治療をする。
２．痛みと苦痛は伴うが、ここで切開し膿を出す。

何だか話しがでかくなって来てしまったが、決断するしかない。
入院するのも大変だし、ココは痛みに耐えてみることに決める。

説明を聞く。
この切開では麻酔はするが、化膿している部分についてはほとんど麻酔は
聞かないとのこと。（おいおい(^_^;)）
抗生物質の点滴を受けてもらう。
ということだった。

覚悟を決め、口を開ける。
麻酔の注射が頬の内側に・・・「きょえ～～～～」
とは叫べなかったが、心の中ではそう叫んでいた。
いちどうがいをする。

さあここからが本番。
注射なのかメスなのか知らないが、口の中に刺さってきた。
刺さってきた。
刺さってきた。
な、何すんねん！！！
と目で訴えようと思っても、目が開けられず、ずっと耐える。
一回目終了。

二回目突入。
また刺さってきた。
刺さってきた。
刺さってきた。
ななななななんじゃこりゃ～っと思いっきり叫びたいが叫べない。

先生の「痛いね～ごめんね～」の声がむなしく聞こえる。

「これだけ膿が出ましたよ～」と、注射器で抜き取ったものを見せられる。
おぅちょっと感動。
女性が赤ちゃんを産んだ時の感覚ってこうなのかなって思っちゃった。
（出たものがちゃうだろ）

生み（膿）の苦しみも、これで終わりかと思っていた矢先、
「じゃちょっと一休みしましょう」という
信じられない言葉を耳にしてしまった。

まだ続くのか。
この苦行に最後まで耐えることが出来るのだろうか。
ん～修行だと言い聞かせながら、次のラウンドへ。

だいぶ膿も出てきたらしく、さっきよりは痛くないが
やっぱり痛いのに代わりはない。
昨日の口の中ぐりぐりが屁の痛みだと思った。
先生が「我慢強いですね～」と言ってくれた。

処置も終盤にさしかかり、縫合をした後に点滴を３０分ほどした。
こうして長い長い修行も終え家路につくことになるのだが・・・
ところで、昨日の受付のお姉さんは？
うぅ・・・

ということで左頬をなでつつ暗い夜道を一人帰るトトロであった。