
(EOS 7D EF 300mm F4L IS USM)
オオルリシジミのポイントを後にして、向かったのはヒメシロチョウのポイントです。
ところが無事着いたのはいいものの、探しても探しても全く現れてくれません。
場所は間違っていないし、時期も外していないハズ。なのにいない。
全部採り尽くされたか、あるいは絶滅したか……。ていうか、な〜んかそんな雰囲気すら無いんですよね。
どうしましょうか、と3人で相談。
どうせ2度と来ない場所だから探すだけ探しましょうよという結論に達し、
とりあえず白い蝶がいたら報告することを条件に、あてもなくそのあたりを散策することにしました。
「あれそうじゃないですか?」
「いや、ちょっと大きいんじゃないですか」
「あれ……違います?」
「何か飛び方が元気すぎません?」
何せ3人とも肉眼では見たことがないので、あれがそうだという確信が持てません。
知っているのは外見がモンシロチョウよりも細長く、飛び方も弱々しいこと。
しばらく見つからないまま車で移動していたとき、後部座席に座っていたSさんが「あっ、あれじゃないですか」と叫びました。

(EOS 7D EF 300mm F4L IS USM)
下りて確認すると間違いなくヒメシロチョウでした。

(EOS 7D EF 300mm F4L IS USM)
よく辺りを見渡すと白い蝶が何頭か飛んでいます。
そのほとんどがヒメシロチョウで、♂が♀に求愛している様子も見られました。

(EOS 7D EF 300mm F4L IS USM)
シロチョウらしく気温が高くなると全く止まりません(T_T)
止まるのは吸蜜をするとき。それもよく見ると紫色のスミレがお気に入りのようでした。

(EOS 7D EF 300mm F4L IS USM)
ギンイチモンジセセリは先ほどの場所もここも多く見られました。
普段なら「やったーっ」と喜んで撮るべき蝶ですが、ここでは全くの雑魚(笑)
阿蘇恐るべし……です。

(EOS 7D EF 300mm F4L IS USM)
この花は何かな?
……よく調べてみたら、ツクシシオガマという花で、九州の中部にしか咲かない花らしいです。
どうりで見たことがないと思ったよ〜。

(EOS 7D EF 300mm F4L IS USM)
ヒメシロチョウは環境省RDBにおいて絶滅危惧種II類に属す珍しい蝶です。
かつては広島県でも見られましたが、現在では見ることが出来なくなりました。
食草はツルフジバカマで、ここではたくさん見られたものの、残念ながらまだ花は咲いていませんでした。
今回は途中で僕の気分が悪くなったこともあり、同行のお2人にはご迷惑をおかけしました。
それでも当初予定していた蝶も無事見ることが出来て、楽しい旅行となりました。
またご一緒しましょう。ただし、今度はもっと近いところにしましょうね(笑)
(おしまい)
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