虎落笛; 千生の見たものしたこと何でも日句 : 「いしかわ観光特使だより」

「俳句大好き!」の連衆を広く求めて!
酒旨し、人楽し。調息調心。

 

「虎落笛」誌上句会

2016年10月13日 18時05分19秒 | Weblog
詠み込み兼題「 福 」

 =千 生 出句=
紅の真間のつぎはし花木槿
寿福寺は俳句の聖地つくつくし
福音のごとき母の句秋桜
句と酒を交はす友ありゐのこづち
踏み締める貝塚の白あかとんぼ

(互選結果)

<最優秀賞・敢闘賞>
竹内 さだ子
太陽を日傘にのせて退院す
片側のまだ海の色秋刀魚焼く
靴脱ぎて秋暑の息を肩に抜く
曾孫生れ福の届くよさわやかに
いのち伸ぶ銀河鉄道乗りそこね
<優秀賞>
高橋 照美
看とるとは共にいること大夕焼
暑さにもその場動かず福だるま
青柿は全身で陽を吸ふてをり
水飲みに星走るといふ日暮れかな
変身と生まれきたりしとんぼかな
 
観音堂 松雄
背を流すごとくに父の墓洗ふ
台風を棒でおさへる天気予報
不意に風出て雲つかむ水馬
福島の涼風まとふ地震のあと
ねずみ花火逃げ廻る子を追ひかける
 
松本 義治
福耳の形それぞれ敬老日
句作りを至福と覚ゆ秋となり
蜩や線香の燃え尽きてをり
遠ざかる影の夏痩せしてをりぬ
天高し右脳際立つ晴れ舞台

山内 健治
中締めは妻の目くばせ月の宴
福島はいまだフクシマ草もみぢ
大小の大の字二つ夏座敷
茶目つけの残る女房猫じゃらし
五輪のリオ俳句はのりを雲の峰


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