虎落笛; 千生の見たものしたこと何でも日句 : 「いしかわ観光特使だより」

「俳句大好き!」の連衆を広く求めて!
酒旨し、人楽し。調息調心。

 

<<男の句会 たぢから>>

2017年08月24日 18時42分03秒 | Weblog
兼題:  「栗」
詠み込み:「一」
一塩の真あぢの焦げ目コップ酒
巡回の一喝に逃ぐ梨畑
靖国の一の鳥居や終戦日
露天湯の一期一会や河鹿笛
雲の峰ひよどり越えの一の谷
まぼろしの八紘一宇敗戦日
一つ釜分け合ひし友夏合宿
栗飯や一家総出で皮を剥く
(句友の印象句)
秋うららラ抜き言葉のバスガイド 健 治
送り火や軽く一本つけやうか  健 治
緑陰の琴柱灯籠兼六園     富 昭
この町も誰かの故郷栗拾ひ   健 治
寝返りの度に年寄る今朝の秋  健 治
爺婆の背中合せの三尺寝    のりを
何にする聞かれ即座に栗おこわ 容 啓
一瞬の顔顔顔の大花火     富 昭    
声若き婆集まりて盆踊     容 啓

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