兼題: 「栗」
詠み込み:「一」
一塩の真あぢの焦げ目コップ酒
巡回の一喝に逃ぐ梨畑
靖国の一の鳥居や終戦日
露天湯の一期一会や河鹿笛
雲の峰ひよどり越えの一の谷
まぼろしの八紘一宇敗戦日
一つ釜分け合ひし友夏合宿
栗飯や一家総出で皮を剥く
(句友の印象句)
秋うららラ抜き言葉のバスガイド 健 治
送り火や軽く一本つけやうか 健 治
緑陰の琴柱灯籠兼六園 富 昭
この町も誰かの故郷栗拾ひ 健 治
寝返りの度に年寄る今朝の秋 健 治
爺婆の背中合せの三尺寝 のりを
何にする聞かれ即座に栗おこわ 容 啓
一瞬の顔顔顔の大花火 富 昭
声若き婆集まりて盆踊 容 啓
詠み込み:「一」
一塩の真あぢの焦げ目コップ酒
巡回の一喝に逃ぐ梨畑
靖国の一の鳥居や終戦日
露天湯の一期一会や河鹿笛
雲の峰ひよどり越えの一の谷
まぼろしの八紘一宇敗戦日
一つ釜分け合ひし友夏合宿
栗飯や一家総出で皮を剥く
(句友の印象句)
秋うららラ抜き言葉のバスガイド 健 治
送り火や軽く一本つけやうか 健 治
緑陰の琴柱灯籠兼六園 富 昭
この町も誰かの故郷栗拾ひ 健 治
寝返りの度に年寄る今朝の秋 健 治
爺婆の背中合せの三尺寝 のりを
何にする聞かれ即座に栗おこわ 容 啓
一瞬の顔顔顔の大花火 富 昭
声若き婆集まりて盆踊 容 啓