山登りとJazzと・・・

芸術性のない証拠写真の羅列です。
思い出と記録を綴っています。
*****備忘録的・フォト日記*****

籾糠山(1,744.3m岐阜)の紅葉~白川郷合掌集落の展望 ■2013.11.9

2013年11月11日 | アウトドア

 籾糠山(もみぬかやま)

飛騨市河合町と白川村荻町を結ぶ天生峠(あもうとうげ)は標高1290m、ヘアピンカーブが連続する国道360号線です。
天生峠は一年の半分近くを雪で閉ざされ、この峠は泉鏡花の小説「高野聖」にも登場します。

飛騨市宮川町ニコイ高原池ヶ原湿原と並んで
飛騨の2大高層湿原と称される天生湿原があります。
周辺の山域は岐阜県により天生県立自然公園に指定された。
ぎふ百山のひとつである

標高1744mの籾糠山の山頂へ上れば、
北アルプス連峰から御嶽山までの素晴らしいパノラマが展開します。

 天生峠からの冠雪した白山2,702m(石川・岐阜)

駐車場近くのテント内で協力金(天生県立自然公園内の整備、保全)
¥500払います。
個人的には良い取り組みだと思います。 

登山途中の剱岳(2,999m富山)~槍ヶ岳(3,180m長野、岐阜)、穂高の山々が一望 

 匠屋敷跡
飛騨の匠の元祖と呼ばれる止利仏師が住んだ屋敷跡との伝承があります。

付近のコンペイト~の様なコケには霜が降りていた。

 

カラ谷分岐を過ぎたところにあるカツラ門
見事なカツラの大木
今の時期、大半の葉っぱは落ちて哀れな状態になっていますが春になるとうっそうとした新緑になります。 

 

1744m山頂に着きました
山頂は鋭く尖った円錐形の小ピークで、狭い山頂には三等三角点(点名が「籾糠山」)が設置されている。
一、二年ぐらい前は木の大きめの柱だったが、今は小ぶりのプラスティックになっていた。

 籾糠山の山頂からは、
北アルプス連峰から御嶽山(3,067m長野)までの素晴らしいパノラマが展開します

山頂から下山時に通る小平探勝路
小平湿原(1,610m)を通ります。 

 

小平探勝路は厚い落ち葉が積もっています。
サクサクと音を立てながら歩けます。  

登山口の駐車場 
私たちが駐車場に着いたときは2台しか車は止まっていませんでした。
ダイダイ色の屋根はトイレ

天生峠の対岸の紅葉
駐車場付近の標高では、カラマツが黄葉していた。 

 

 天生中滝
カメラマンの車が列を作ります。
写真を撮る場所取りで混雑するくらいです・・・今日は二、三人しかいません。

途中、白川郷合掌集落が一望できる展望台によりました。 

 白川郷合掌集落の回りの山々の紅葉

 

 

 天生県立自然公園の原生林にはツキノワグマなどが生息すると言うことで時期的にも冬眠が近いので
用心して「熊撃退スプレー」持参した。
カツラ門過ぎたところで先行者3人組が山の斜面をジッと見つめて動かなかった・・・山の斜面を子熊が駆け上がっていったとのこと。
下山後テントの管理人に聞いた所、
親離れしたばかりのはぐれ子熊がうろうろしていたのではと言っていた。

天生峠の燃える紅葉を以前経験しているだけに同じような紅葉を期待したが
甘かった・・・やはり時期的に2週間遅かった・・・散る間際の紅葉だった。
日本海側、晴れ模様の日が今日ぐらいなので登山できただけでも良かった。

下山後の天然の極楽は、
白川郷ICから五箇山ICに戻り五箇山温泉 五箇山山荘の温泉で汗を流して帰路に

本日の走行距離
230.5km 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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