長野（杖突街道）ツーリング

10月12日のち

3連休の初日の天気が残念なことになっていたので、昨日の夜の天気予報を見た瞬間、

「明日は絶対出かけなければ！」と思っていた。

午前5時45分、出発！

えー、数キロ走ったところで、ヘルメットのシールドにボトリと白い液体が…。

やられました。初っぱなから鳥の空爆に見舞われました。

大型の鳥なのか、被害範囲が広い。シールドの他に、タンクバッグにも飛び散っていて、

さらにはパンツの太ももの付け根付近にもペットリ付着してる。

こんな早朝から鳥に殺意を覚えようとは…。

コンビニでポケットテッシュ＆ウエットテッシュを購入して拭くも、パンツの汚れは落ちない

っぽいので、ある程度で断念。せっかく早起きしたのに、こんな事で時間をとられるとは

予想外だ。出来ることなら、キャツ（鳥）に渾身の力を込めてグーでパンチしてやりたい。

気を取り直して、R20→調布から中央道へ。

談合坂SAの風景。とんでもない数のバイクが！やっぱり考える事は同じなのか。この日は

バイクの数が半端じゃなかった。

諏訪南で降りて、R20→R152（杖突街道）へ。R152は道幅が細い区間が結構多いけど、

基本的にこういった標高を上げたり下げたりする山道が大好物なんで、凄く気持ちいい。

峠を攻めるなんて趣味や技術は持ち合わせていないので、ただただこういう道をツィーっと

流すのが好きなだけ。

好天の中、気持ちよく走っていると、峠の茶屋が見えてきた。

2階には無料の展望台もあるとのこと。無料だから見てサヨウナラというのも無粋な気がしたんで、

茶店でパンと紅茶を注文して、これを朝食とした。

展望台からの風景。180°のパノラマ！空と地上の境を区分する信州の山々と広大な盆地。

たまらない！！この画像では移っていないけど、左に目を移せば諏訪湖である。

とにかく、雄大で気持ちのいい眺めだ。実はメインのデジカメが充電していたにも関わらず

何故か電池切れになってて、多分プレビューのまま鞄に入れてたのか…とにかく使えなくて

画角の狭い予備のデジカメで取らざるを得なくなってしまった。ムービーは撮ったんで、この

パノラマはそっちで確認できるが、どうやって動画貼り込むのか忘れてしまった。

うーん、出来たら追加で付け足そう。

R152を更に南下して、目に付いたのが、高遠城址公園への案内板。特に興味があった訳じゃ

ないけど、立ち寄ってみることにした。

どうやらここは桜の名所らしい。でも季節は秋…。

公園でのんびり散策するってのも久しぶりだ。

高遠閣という休憩施設（有料）があった。不思議な感じの建物。

「千と千尋の神隠し」に出てきそうな造りだった。

この辺りは所々で紅葉が始まっていて、色づく木々が美しい。

城址に続く橋。時代劇のロケで使えそうだ。

特に屋根瓦に降り積もった落ち葉なんて、時代劇ぽい気が…するのは俺だけか。

城址には特に石垣のようなものもなく…。記念碑みたいなのが点在していた。

で、この公園を抜けた先には博物館や美術館があるとのことなので、そっちに

足を向けることにした。今にして思えば、何も歩いて行かなくても、バイクで行けば

楽だったんだけど、その時は全然頭に浮かばなかった。

公園を出て、博物館方面に向かう道。結構急な坂道。嫌いじゃないな、こういう道。

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そして、近辺の気になる店、その1。おやきと猪肉と鹿肉が気になる。

その2。工房トンボ堂。甘味処って感じか。さくらアイスが気になる。

その3。四万路（すまろ）。ローメンのお店らしいが、よく分からない。でも気になる。

その4。馬刺しの燻製、食べてぇ。

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・・・どのお店も閉まってました。

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連休だもんね！って、商売は…商魂逞しくないという理解でいいのか。

よーし、じゃぁ高遠歴史博物館にでも行ってみようかと思ってたら…

閉館してました。

仕方ないので、側の高遠湖を眺める。

ダム湖らしい。湖面が乳白色。

この後、高遠美術館（入館料500円）に入った。自分の知らないアーチストばかりだったが、

綺麗でこぢんまりした落ち着く造りの美術館だった。

公園を後にして、高遠から少し南下した所にある道の駅「南アルプスむら長谷」。

ここは焼きたてのパンが有名らしく、おばさま方が予約注文してた。それにしても

「クロワッサン30個と…」とか、買い方が豪快過ぎて笑った。超人気店みたいだ。

自分もここでパンを買って、テラスで食べることにした。

左上のがレモンクリームパイ。左下がバナナマフィン、右上の袋に入ってるのが、チーズカレーパン。

右下のがアップルパイである。自分的に一番美味しかったのが、チーズカレーパン。まだ温かくて、

カレールウの中に入ったエリンギがGoodだった。完全にカロリーオーバーだな。

屋外で食べるのは気持ちいい。一番好きな季節だし。

さらに南下し、やって来たのが分杭峠。

ここはゼロ磁場と呼ばれる波動エネルギー発生ポイントとのこと。

ゼロ磁場に関する知識は全くないけど、とにかく正反対の磁界が打ち消しあって、

見かけ上のエネルギーがゼロ（均衡）している状態にあるポイントらしい。

この付近の道沿いにゼロ磁場の波動水なる水も売られていた。買えばよかったかなぁ。

波動のエネルギーにより、体内が浄化されるという話だが、本当なら凄い水だ。

あぁ、やっぱり買えばよかった…。

だけども、まぁ、分杭峠はそこに居るだけでも、「気」が浸透するらしいので、いいか。

後で調べたところ、この分杭峠から先の林道には取水口があって、そこで波動水を

汲めるらしい。今度行く機会があれば、空きのペットボトルを持って行こう。

分杭峠からの眺め。

秋だねぇ。

図らずもゼロ磁場でHPを回復（無論、自覚など無い）し、さらに南下した先にある

中央構造線北側露頭に。

駐車場から徒歩3分てのがいい。

説明はこの看板で。このサイズだと読みにくいですが…。

確かに左と右で地層がくっきり分かれている。

で、この後ずっと南下しようと思ってたんだけれど、高遠での滞在時間が思いの外

長かったんで、R22に入って松川で高速に乗って帰ってきた。

途中からウンザリする程の渋滞で、合計数十キロに及ぶすり抜けを余儀なくされた。

途中勝沼の先にある笹子トンネルで事故渋滞が起きてて、そこを通った時に赤い

ホンダのバイクが転倒・破損してた。…やっぱり怖いね事故は。

今回の高速代金

行き：500+2750＝3250円（調布～諏訪南）

帰り：500+3900＝4400円（松川～調布）

うーん、往復で7650円かぁ…高いなぁ。ガソリン代足すと1万超えちゃってるし。

次回行く時は、帰りは仕方ないとしても、行きは夜中に甲州街道を使って、

もう少し安くあげてみようかな。