夜に雪が降った朝。冷え込んだ保全センターの池には薄氷が張っていた。
氷の下に黒っぽい塊りのようなものが見える。
午後にもう一度行ってみると表面の氷が解けてカエルの卵と分かった。
ヤマアカガエルの卵塊が二つだ。
一つの塊りに1000個もの卵が入っているらしい。
岸から離れた方にもいくつかの卵塊があった。
何千ものオタマジャクシがカエルになって秋まで生き抜くのはどれぐらいだろう。
卵塊の池から少し奥の池の樹上にダイサギとアオサギが付かず離れず止まっていた。
朝に見つけて午後になってもう一度行ったら、まだ同じところで休んでいた。
ずいぶん長い昼寝の時間だ。
思いましたら、氷がはっていたせいだったんですね。
氷が張るとき、水温はかなり下がってますよね。
わが家の生き残っている(3度目の冬)メダカも、そんな日は
一日下のほうに隠れて出てきません。
そんな水の中に、もうこんなにカエルの卵塊が…
ヤマアカガエル まだまだ寒いうちから卵を産みオタマジャクシに
なるんですね。何千もの卵から、次世代への卵を産むまでに
育つのはほんのわずかなのでしょう。それ以外は、他の生き物たちの
命を繋ぐために生まれてくるようなものですね。
池の氷を逆光気味に撮ったのできらめきが出ました。
3度目の冬を迎えたメダカさんたち。氷の張る寒さに対処することも覚えて元気なのですね。
保全センターではヤマアカガエルの卵塊が早く、アズマヒキガエルはもう少し後になります。
今日ふれあいの森の引地川でオタマジャクシを1匹だけ見ました。
どのカエルになるのかは??でした。