泉の森の湿地の奥の林は早春からいろんな草花が見られた。
ミスミソウ、カタクリ、ニリンソウ、イチリンソウ、セントウソウなど。
少し前に旺盛だったヤマブキソウ(ケシ科)もほとんど終わっていた。
何か咲いていないかなあと探したら葉陰に隠れるかのように白い花が見えた。
オドリコソウだ。群生というほどではないが十株近く見られた。
オドリコソウ(シソ科)
葉腋から輪生する花を数段つける。
笠を被った踊り子に見えるだろうか。
他にはキエビネ(ラン科)が一株だけ咲いていた。
フェンスの奥の方なので花の構造までしっかりとは撮れなかったがランの姿のはずだ。
前にはもう少したくさんあったような気がする。
次々と楽しかったでしょうね。ヤマブキソウが沢山咲いて、
木漏れ日に輝いていた光景を思い出しています。
今はもうどんどん緑が深くなりつつあることでしょう。
そんな中、オドリコソウがひっそりと。花色が真っ白のタイプなんですね。
キエビネはさらにひっそりと‥ 数が減ってしまったのだとしたら
なぜでしょう。他の植物との競争に負けたか淘汰かもしれませんね。
泉の森の奥はヤマブキソウもたくさん咲きますね。
今年はその時期を見逃しました。
またそのほかの花も毎年すこしずつ様子が変わっているように思います。
林の下草の具合とかが影響するのかどうか。
花の都合はなかなか知ることが出来ません。