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緊急学習会「骨格提言と障害者総合支援法」!

2012年06月16日 | 研修会・講座のお知らせ
来週末に緊急に開かれる、
梅雨入りの小雨も吹き飛ばす、ホットな学習会のご案内です。

以下、詳細です!
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緊急学習会「骨格提言と障害者総合支援法」

◆日時:2012年6月24日(日)18:00~19:30

◆会場:兵庫県民会館304号室(定員50名)
(神戸市中央区下山手通4丁目16-3 TEL(078)-321-2131 )

◆講師:佐藤久夫氏
(日本社会事業大学教授、元総合福祉部会長)

◆主催:兵庫障害者連絡協議会
    (神戸市中央区橘通1-1-2 TEL(078)341-9544 FAX(078)341-9545 ) 
    きょうされん兵庫支部
    (神戸市北区山田町下谷上字西丸山20-30)

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 現在(5月末)、障害者自立支援法一部改正法案である、「障害者総合支援法」が衆議院で採択され、参議院に送付されています。
 私たち障害者・家族、関係者は、自立支援法違憲訴訟団と国との「基本合意」と国連障害者権利条約を指針としてまとめられた「骨格提言」に基づいた「総合支援法案」が国会に上程され、今国会で成立、来年度には実施されるだろうという、大きな期待を抱いていました。
 ところが、政府・厚労省が上程した「総合支援法案」は、「基本合意」を反故にし、「骨格提言」を無視した内容です。
 私たちは国会でどんな状況になろうとも、「基本合意」の完全実行と、「骨格提言」を尊重した「総合福祉法」の制定を求めます。そして、国連・障害者の権利条約の批准を求めます。
 そのためにも、「骨格提言」をまとめられた佐藤先生から「骨格提言と総合支援法」について、ご講演をしていただき、しっかりと学習しましょう。



連続講座「障害者と医療・介護制度」のご案内

2012年06月16日 | 研修会・講座のお知らせ
こんばんは。
シトシトと降る雨で心地よい気温の夜ですね。
明日には上がってくれると良いのですが。。

さて、今回は2つ続けて講座案内をしようと思います。
その第一弾です!

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連続講座「障害者と医療・介護制度」

○第1回○
「障害者に関わる医療制度の現状と課題」

◆日時:2012年7月7日(土)13:30~16:30
◆会場:ピフレホール3階会議室A(定員70名)
  (JR・地下鉄新長田駅下車3分)
◆講師:水谷幸司氏
  (日本難病・疾病団体協議会/JPA事務局)
◆資料代等:500円



主催:NPO法人兵庫障害者センター

問い合わせ・申し込み:
〒650-0016 神戸市中央区橘通1丁目1-2
TEL (078)341-9544 FAX(078)341-9545

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 特定非営利活動法人兵庫障害者センターでは、「障害者と医療・介護制度」をテーマに4回の連続講座を企画しています。
 「健康に生きたい」というねがいは、すべての国民のねがいであり、憲法25条は「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。 2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」と規定しています。
 障害のある人は、一般的に病気にかかりやすく、治りにくいという特徴を持っています。また、障害があるがゆえに予防から治療、リハビリ、管理など一生涯医療と縁が切れません。まさに障害児者にとって、医療制度の在り方は「いのち」にかかわる問題です。
 しかし、医療や介護制度は、住んでいる自治体によってその制度のありようや利用料なども異なり、複雑です。
 自立・自助の名で社会保障を切り捨てる動きが強まっている今、私たちは障害者への医療制度の拡充を求め、どこに暮らしていても安心して医療・介護が受けられるようにしたいと願い、4回の連続講座を実施します。多くの皆様のご参加を呼び掛けます。

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以下には、2回目以降の講座の内容と日程を記しています。
まだ会場などは未定なのですが、日程を調整してぜひご参加ください。

○第2回○
「医療保険制度の現状と問題点、あるべき姿」
◆日時:2012年9月8日(土)
◆会場:未定
◆講師:藤末衛氏
  (全日本民医連会長)

○第3回○
「国保と後期高齢者医療制度の現状と課題」
◆日時:2012年9月29日(土)
◆会場:未定
◆講師:角屋洋光氏
  (県保険医協会)

○第4回○
「介護保険制度の現状と課題」
◆日時:2012年11月10日(土)
◆会場:未定
◆講師:日下部雅喜氏
  (大阪社保協介護保険対策委員)



7月14日(土)第5回「重症児者・病弱児の明日を考える研究集会」のご案内

2012年06月13日 | 研修会・講座のお知らせ
こんにちは。
最近、雨が多くなってきましたね。
もう梅雨入りなのでしょうか。

さて、今回は来たる7月14日(土)に開催される
「重症児者・病弱児の明日を考える研究集会」(略称:明日研)のご案内です。

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◆第5回「重症児者・病弱児の明日を考える研究集会」

◆日時:2012年7月14日(土)10:00~16:00(開場・受付 9:30~)

◆会場:神戸市勤労会館

◆講演:10:10~12:00
    「重症児のココロ
       ~教育、福祉、医療、家庭を結ぶもの~」
 講師:三木裕和 氏

◆分科会:13:00~15:30
 ○第1分科会:重症児者施設での実践を創る
  レポート名「重い障がいの利用者と共に」
  
  共同明日考者:原田 文孝
        (兵庫県立いなみの特別支援学校青野原訪問学級)

 ○第2分科会:子どもの理解と教育実践を深める
  レポート名「みんなの力を みんなの命を輝かせよう
             ~訪問教育からの発信が学校を創る~」
  共同明日考者:三木 裕和(鳥取大学)

 ○第3分科会:医療と教育の連携を考える
  レポート名「在宅訪問児の豊かな生活の実現を目指して異なる専門性が協働すること」
 
  共同明日考者:木下 孝司(神戸大学)

 ○第4分科会:病弱児の病院と学校をつなぐ
  レポート名「入院している子どもへの復学支援
             ~大阪市の訪問教育の取り組みから~」

  共同明日考者:渡部 昭男(神戸大学)

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明日考者とは、「ご一緒に明日を考える者」という意味だそうです。

ぜひぜひ、ご参加ください。
ホームページは、http://blogs.yahoo.co.jp/asukenkobe です。
分科会について、より詳しい内容が記載されています。


最後に、明日を考える会のホームページより、兵庫支部の副支部長でもある
木下先生(神戸大学)の案内文章と案内チラシを転載いたします。

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神戸大学大学院人間発達環境学研究科 木下孝司

 2007年夏に神戸で開催された全国訪問教育研究会第20回記念全国大会(兵庫)の成果を受け継ぐ会として、「重症児者・病弱児の明日を考える研究集会」(略 称は「明日研」)を2008年に開催しました。以後,毎年開催し,本年度で第5回を迎えます。

 明日研では,重い障害をもつ子どもや方々,病気と闘っている子どもたちが豊かな人生を歩み,発達していくことを願って,当事者やご家族,教育関係者,医療関係者,福祉関係者,学生,研究者が集まって,日々の実践や悩みを語り合う場です。昨年度(2011年度)も100名を越える参加者があり,一日かけてたっぷりと学びと交流を行いました。

 今年は、午前中は兵庫県北部で重症児への教育実践をされてこられた三木先生にご講演いただき,午後はレポート報告と参加者による意見交換を進めます。それぞれの分科会には,「明日考者」(ご一緒に「明日」を「考」える「者」)がいて,討論をコーディネイト致します。

 東日本大震災後,効率と競争の原理ではなく,一人ひとりの生命・人生・生活を共同して大切にする機運が高まっています。そうした動きと歩調をあわせて,重症児者・病弱児の明日をより豊かなものにするために,皆さんのご参加をお待ちしております。