【今日の イノシシ肉でベーコンは作れたか】
3月2日に燻製用に肉を漬け込んだ。
塩出しをする。
パスタ用の鍋に水を張り時々水替えしながら、少し肉の端を切って火を通し試食して塩分を舌で確かめる。
少し塩味が薄いかなくらいが丁度よい。と言うのは水につけて塩分濃度を調べるのだが、水に浸かっている外側で塩分濃度を判定せねばならん、肉の内部の塩分濃度はいわゆる勘。これが難しい。
今回のシシ肉は約1時間と45分でワシのOKが出る。
一晩、開けた窓に吊るして風に当てて乾燥させる。
朝一からいよいよ燻煙を掛ける。
気温の具合か湿度の具合かさっぱり分からないが、なかなか内部温度が上がらない。
内部温度65度を超えたのは午後になってしまった。
表面の具合を見ると、どうも豚肉と違って「おぞましい」出来上がりである。
でかい昆虫、カブトムシのような外観である。気持ち悪い。
全体的に固まっていてこれどうかしら?という様子である。我ながら失敗感が強い。
しかし、ナイフを入れてみると
しっかりとしたビーフジャーキーのような物が出来上がった。
食べてみればイノシシ肉味である。噛んだ感触は乾燥肉。
ベーコンを作ったつもりがイノシシジャーキーを作っちゃったわい。
ヤマナカさん、来年は欲張らないけれども、もう少し脂ののったところが良いなあ。
ゴメン、これでもいいけんどもさ。