ひょうたん酒場のひとりごと

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結婚記念日

2017年03月07日 17時47分43秒 | 日記
過ぎた話だが、3月2日は我々夫婦の46回目の結婚記念日だった。

過去のこの日。子供が生まれる前は、関西のあちこちがまだ物珍しく、何故か、滋賀の石山寺や、岡山の倉敷で迎えたことを覚えている。

また、2人目の子供、息子が生まれた後には、1人目の娘共々、同居し始めた女房の両親に預け、夜、外で食事をし、スナックに飲みに行ったのが、3、4年はあったような気がする。きっと35歳くらいまでのことだ。

2人の子供が大きくなるに連れ、この結婚記念日イベントは、年末年始の、十津川など、近場の温泉でのその子供達と過ごす家族旅行に変容していったのだが、これまた、3~4年は続いた気がする。

それも、娘が大学生、息子が高校に入った頃から2人の子供の親離れが進み、年末年始の恒例の家族行事は自然消滅。かと言って、今さら、という感じで結婚記念日、我々2人の食事会も復活することはなかった。

ついでながら、昨年、この時期、本ブログにも書いている、自治会のCさんご夫妻に誘われ、一泊した出石へのプチ旅行は、だから、我々夫婦にとっては、実は、久しく途絶えていた結婚記念日を意識したものではあったのだ。

今年はどうか。やはり、例の今さら感は抜け難くあり、それどころかそれが、さらに強くなっている感じもあって、特に何事かを思い立つことはなかった。

しかしながら、この日の周辺で、3人の子持ちになった娘の長男が今年、何とか大学に入り込み、それと、3人目の子供・次女の誕生日とを兼ねたお祝いの食事会をすると言って来、我々にも出席要請があったことをいいいことに、それに便乗する形で、実施した。3月3日である。

思えば、2人が4人になって、今年は7人のこの結婚記念日、否、家族の食事会。これまで何を話し合ってきたのかの記憶は全く失せたが、その時々の状況に応じてこちらの心持ちが熱かったことの憶えはある。それだけ、精いっぱいに語り、その場の主役であることだけは間違いなかったように思う。

今年、7人の席。とりわけその娘の長男と高1の長女、即ち孫二人の、しゃぶしゃぶ食べ放題の食事メニューでの食いつきはほれぼれするほどで、おそらくその半分程度の量でしかない我々2人からすれば、ただただ感嘆するばかり。

その勢いに呑みこまれ、一歩引いたころで耳にする、娘夫婦や孫たちの今風の会話は、これまた半分くらいしか理解出来ないこともあって、完全に席の主役の座は交代したことを思い知るのである。

「2人とも大きくなったなあ」。食事後、家まで車で送ってくれた娘一家と別れた後、女房がしみじみと言った。“人生の主役交代”の思いはどうやら同じだったのかもしれない。そしてそれが素朴に、心底、嬉しそうに見えたのが、私の思いとは微妙に違っていた。

女房にとってはどうやら、いい部類の結婚記念日だったようだ。が、私の方は、どうにも複雑な気持ちが拭えず、復活気運の結婚記念日、来年以降、もろ手を挙げて歓迎、という気分にはなり得ないでいるのだ。

(シャープ)ブンゴウ
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