島崎今日子さん、残念ながら存じ上げない。でも、言いたい事を言ってしまおう。相手はプロだから。
>俳優陣は個性的で、腕のある人たちばかり…なのにそれがまったく生かされていないのは、演技者が気の毒なほど。
そうなんでしょうか。多部さんを中心に週代わりで主役が代わっていく形式。今週の主役!としてみなさん観せてくれているように思うんですが。そうなのか…?
>登場人物の誰もが「?」のつくキャラで、それが狙いなのだろうが、すべて外れてしまっている。
この方の主観のみのような気がしますが…そうなんですか?外れてますか??
キャラと演技者がミスマッチで気の毒、ということならば、配役が悪いので
「演技者が気の毒なほど」と言いたいのか。
役者がキャラを描ききれていない、ともとれるが、この方の論調だと、役者さんたちは認めていらっしゃるようなので、演出が悪いから役者がキャラを描ききれない、ということか。
キャラと役者がミスマッチと思った事は特に無いし、役者が演じきれていないとも思わないが…むしろ、この役者さんだからこそ!と思って観ている。
>コメディータッチの明るい下町物語にしたいのはわかるが
これに関しては、ガイドブックにすらそうは書いていなかった筈。プロのライターがどうしてそう思うのか疑問。批判が表層的すぎる。何をもって「わかるが」なのか。
「…にしたいのはわかるが、そうはなっていない。そうなっていないのは不備であり、そうあらしめるべきである」という批判なら、この人は「つばさ」が本来明るい下町物語であると理解していることになる。そうなのか?
そうならば、なぜそう思うのかがむしろ疑問。
>手あかのついた小ネタを張り合わせた感じで、その張り合わせ方も行き当たりばったり。
既成のネタのつぎはぎで、主張も統一性も無い、ということか。
ならば、見方を変えれば、この人の主張は「つぎはぎネタで、何の主張もない、下町コメディーにすらなっていない作品」ということになる。
この人の言う「コメディータッチの明るい下町物語」というのは何なのか?蔑視の対象としての比喩なのか?
>突然サンバ・ダンサーが踊りだしたり、
これに関しては、イイ!と思うがあまりにも私の主観に寄りすぎている可能性があるので、ごもっとも、としておきます。確かに、お年寄りには理解しがたいかもしれない。
>かぶりものが多用される演出は、笑う前に固まってしまう。
「多用」とおっしゃるのは、なぜだろう。だれかずっとかぶっているキャラがいましたっけ?もしかして、かぶりものが集中した回のみを見て書かれているのか。
さらに、集中した回を見たとしても、多用とは思えないし、かぶりものは意味のある使い方をされていたはず。
たとえば、加乃子がポテト君を勇気の出るカブトに例えて、授けるように真瀬に渡すシーン。かぶりものをかぶって何やってるの、という立場の真瀬が、急に真面目な顔になり、すぐさま受け取り、かぶる。
加乃子が本気で、真瀬に勇気を授けようとしているシーンであり、真瀬が、見栄をはりながらも娘との関係を修復したい、そのためには…とポテト君に手を伸ばす、好きなシーンです。
かぶりもの=笑うシーンと思うのは勝手だが、これも批判が表層的。かつ、かぶりものはお笑いがかぶるものという思い込みが元になっている。さらに、この人はお笑いに関して偏見が見受けられる。
>コント集じゃないのだから。
コント集じゃないですよ。
コント集に見えるのは、今まで書いたように、見方が表層的かつ、コント集でない可能性をさぐる努力を放棄した結果。プロだから、審美眼に自信があるのは当然でしょうが、感心しません。
>ラジオぽてとの社長がつばさを「イモ」と呼ぶ事だ。聴く度に不快になる。モラル・ハラスメントという言葉がある時代。ギャグになっていないのが製作陣にはわからないのだろう。
「イモ」を聴く度に不快になる、という意見は傾聴すべきものがある。イモと呼ばれてつらい思いをしたとか、悲しい思い出があるという人も見ている可能性は否定できないのだから、配慮が必要だと思う。
しかし、これは真瀬の性格を表すセリフであると思う。彼の横柄な部分が表されているのではないか。ギャグではないのではないか。
ならば、極論になってしまうかもしれないが、この人は、モラハラ関連のセリフを登場人物にしゃべらせるな、と言っているのか。
それとも、ギャグとしてモラハラ関連のセリフを言わせるなんて、ギャグが成り立たない上に不謹慎と言っているのか。
ギャグじゃないでしょ。
モラ・ハラという言葉がある時代に、女の子を「イモ」などとよんだら洒落になりまへんで、製作陣にはそんなこともわからんのかいな、という意見ならば、意味は通る。そういう意味なのか?
>思春期の弟の覗き見や、浮気、隠し子といったエピソードも、男目線で、しかも古い。
古い=新鮮味が無い、という意味ならば、もっといいネタ見せてよ、ということで、まあそうかもしれない。古くて新しい、という見方もあると思うが。
男目線で、という部分は、女性の発言として傾聴すべきものだと思う。女性の地位や権利の回復というのは、男性が考えているよりはずっと厳しいものだったはず。
しかし、男目線が気に入らないのなら、隠し子などという表現もされない方が良いと思う。これこそ、旧態然とした表現ではないだろうか?それとも、その事象を指す場合は使って当然と考えていらっしゃるのか。ならば劇中のセリフの使われ方をもう少し深く考えられたらいかがか。
浮気当然隠し子当然などと劇中で話されるのが男目線なら、竹雄が加乃子がいない間も待ち続けたのはなぜ?これは男目線ではないと思う。
千代が夫の愛人の娘に、望まれず生まれたわけではないと告げるのも、男目線?重箱の隅でもうしわけないが、「男目線のものが多く」「男目線のものもあり」くらいの表現をなぜされないのか。
>回を重ねるたびに迷走度が増している。
一体この人は何回ご覧になったのか。せめて最初から何週かはご覧になってのものと信じるが、それにしては、内容が無い。商売で数をこなさなきゃならないから、一々細かく見ていられないのかもしれないが、ならば何回から何回を見てこう思う、とでも断り書きでも入れて欲しいものだ。
この人の言う迷走度が増しているというのが、どういう意味か私にはわからない。話があちこち飛ぶのが迷走?首尾一貫していないのが迷走?
なんだかあまり得るものがなかった。
番組評なんか読むくらいなら、やはり直接見た方が早いです。
>俳優陣は個性的で、腕のある人たちばかり…なのにそれがまったく生かされていないのは、演技者が気の毒なほど。
そうなんでしょうか。多部さんを中心に週代わりで主役が代わっていく形式。今週の主役!としてみなさん観せてくれているように思うんですが。そうなのか…?
>登場人物の誰もが「?」のつくキャラで、それが狙いなのだろうが、すべて外れてしまっている。
この方の主観のみのような気がしますが…そうなんですか?外れてますか??
キャラと演技者がミスマッチで気の毒、ということならば、配役が悪いので
「演技者が気の毒なほど」と言いたいのか。
役者がキャラを描ききれていない、ともとれるが、この方の論調だと、役者さんたちは認めていらっしゃるようなので、演出が悪いから役者がキャラを描ききれない、ということか。
キャラと役者がミスマッチと思った事は特に無いし、役者が演じきれていないとも思わないが…むしろ、この役者さんだからこそ!と思って観ている。
>コメディータッチの明るい下町物語にしたいのはわかるが
これに関しては、ガイドブックにすらそうは書いていなかった筈。プロのライターがどうしてそう思うのか疑問。批判が表層的すぎる。何をもって「わかるが」なのか。
「…にしたいのはわかるが、そうはなっていない。そうなっていないのは不備であり、そうあらしめるべきである」という批判なら、この人は「つばさ」が本来明るい下町物語であると理解していることになる。そうなのか?
そうならば、なぜそう思うのかがむしろ疑問。
>手あかのついた小ネタを張り合わせた感じで、その張り合わせ方も行き当たりばったり。
既成のネタのつぎはぎで、主張も統一性も無い、ということか。
ならば、見方を変えれば、この人の主張は「つぎはぎネタで、何の主張もない、下町コメディーにすらなっていない作品」ということになる。
この人の言う「コメディータッチの明るい下町物語」というのは何なのか?蔑視の対象としての比喩なのか?
>突然サンバ・ダンサーが踊りだしたり、
これに関しては、イイ!と思うがあまりにも私の主観に寄りすぎている可能性があるので、ごもっとも、としておきます。確かに、お年寄りには理解しがたいかもしれない。
>かぶりものが多用される演出は、笑う前に固まってしまう。
「多用」とおっしゃるのは、なぜだろう。だれかずっとかぶっているキャラがいましたっけ?もしかして、かぶりものが集中した回のみを見て書かれているのか。
さらに、集中した回を見たとしても、多用とは思えないし、かぶりものは意味のある使い方をされていたはず。
たとえば、加乃子がポテト君を勇気の出るカブトに例えて、授けるように真瀬に渡すシーン。かぶりものをかぶって何やってるの、という立場の真瀬が、急に真面目な顔になり、すぐさま受け取り、かぶる。
加乃子が本気で、真瀬に勇気を授けようとしているシーンであり、真瀬が、見栄をはりながらも娘との関係を修復したい、そのためには…とポテト君に手を伸ばす、好きなシーンです。
かぶりもの=笑うシーンと思うのは勝手だが、これも批判が表層的。かつ、かぶりものはお笑いがかぶるものという思い込みが元になっている。さらに、この人はお笑いに関して偏見が見受けられる。
>コント集じゃないのだから。
コント集じゃないですよ。
コント集に見えるのは、今まで書いたように、見方が表層的かつ、コント集でない可能性をさぐる努力を放棄した結果。プロだから、審美眼に自信があるのは当然でしょうが、感心しません。
>ラジオぽてとの社長がつばさを「イモ」と呼ぶ事だ。聴く度に不快になる。モラル・ハラスメントという言葉がある時代。ギャグになっていないのが製作陣にはわからないのだろう。
「イモ」を聴く度に不快になる、という意見は傾聴すべきものがある。イモと呼ばれてつらい思いをしたとか、悲しい思い出があるという人も見ている可能性は否定できないのだから、配慮が必要だと思う。
しかし、これは真瀬の性格を表すセリフであると思う。彼の横柄な部分が表されているのではないか。ギャグではないのではないか。
ならば、極論になってしまうかもしれないが、この人は、モラハラ関連のセリフを登場人物にしゃべらせるな、と言っているのか。
それとも、ギャグとしてモラハラ関連のセリフを言わせるなんて、ギャグが成り立たない上に不謹慎と言っているのか。
ギャグじゃないでしょ。
モラ・ハラという言葉がある時代に、女の子を「イモ」などとよんだら洒落になりまへんで、製作陣にはそんなこともわからんのかいな、という意見ならば、意味は通る。そういう意味なのか?
>思春期の弟の覗き見や、浮気、隠し子といったエピソードも、男目線で、しかも古い。
古い=新鮮味が無い、という意味ならば、もっといいネタ見せてよ、ということで、まあそうかもしれない。古くて新しい、という見方もあると思うが。
男目線で、という部分は、女性の発言として傾聴すべきものだと思う。女性の地位や権利の回復というのは、男性が考えているよりはずっと厳しいものだったはず。
しかし、男目線が気に入らないのなら、隠し子などという表現もされない方が良いと思う。これこそ、旧態然とした表現ではないだろうか?それとも、その事象を指す場合は使って当然と考えていらっしゃるのか。ならば劇中のセリフの使われ方をもう少し深く考えられたらいかがか。
浮気当然隠し子当然などと劇中で話されるのが男目線なら、竹雄が加乃子がいない間も待ち続けたのはなぜ?これは男目線ではないと思う。
千代が夫の愛人の娘に、望まれず生まれたわけではないと告げるのも、男目線?重箱の隅でもうしわけないが、「男目線のものが多く」「男目線のものもあり」くらいの表現をなぜされないのか。
>回を重ねるたびに迷走度が増している。
一体この人は何回ご覧になったのか。せめて最初から何週かはご覧になってのものと信じるが、それにしては、内容が無い。商売で数をこなさなきゃならないから、一々細かく見ていられないのかもしれないが、ならば何回から何回を見てこう思う、とでも断り書きでも入れて欲しいものだ。
この人の言う迷走度が増しているというのが、どういう意味か私にはわからない。話があちこち飛ぶのが迷走?首尾一貫していないのが迷走?
なんだかあまり得るものがなかった。
番組評なんか読むくらいなら、やはり直接見た方が早いです。
わたしは、コラムニストがケチったところにこのドラマの面白さを味わっています。
>一体この人は何回ご覧になったのか
全く同感です。
同感です。この批評家さんはきちんとドラマを観てないし女目線であります。
サンバにもきっと斉藤さんなりのドラマがあると期待してます
なんて短くて美しいご意見。
拙文は長いだけでお恥ずかしい。
本当は、もっと長かったのを、字数の限られたコラムで、文言を取捨選択された残りが、あの状態で掲載されたのかもしれない。
あの文章にはバックグラウンドがあるかもしれないし、本来それを知った上で読むべきものかもしれない。
短い文章に対して長々と一字一句をあげつらうのは卑怯かもしれない。
前半はせっかく多部さんや他の俳優さんたちをほめてくださっているのだから、こんなにムキになる必要がないのかもしれない。
でも、言わずにおれなかったんです。
当ブログへようこそいらっしゃいました!!
ストレートなお名前ですね!!!
>サンバにもきっと斉藤さんなりのドラマがあると
サンバ隊は斉藤さんと行動をともにしているようですね!
私はヒデキのファンなわけではないのですけど、斉藤さんのファンです。カッコイイです!
今回の記事は、ちょっと恥ずかしいものになってしまったのですが、2時間かかって書いたようなので、消せませんでした…
そうです。すべてが表層的で、決め付けですね。
目立たんかな、の記事ですね。
hyoutangaidenさんの懇切丁寧な分析、さすがです・・・おおむね同感です(笑
この方は関西のフリーライターで、
調べてみれば、私も何本かの記事を読んだ記憶がありますが、読者受けのする極端な書き方をされる方ですね。
「ちりとてちん」についても、最後の最後で決定的に裏切られたと書いていたようです。
なんか昔風の教条的な方なのかなって思いますので、私は無視です(笑
そうおっしゃっていただくと、ホッとします。
少しだけ調べて、「この国で女であるということ」という著書があるのを知りましたが、アマゾンで表紙を見たら、その顔ぶれがちょっと…私の趣味とはだいぶ違って…。
田島先生と辛淑玉さんには一時期若干傾倒していたことがあるのですが、他の方は…無理。
それでなんとなくこの方の主義主張は察しがついたのですが、それならば「すみれ…」は評価するだろう、女優さんの悪口は言わないだろう。男性の演出家にはカライだろうと思います。
でも、「つばさ」については、私が一番心配なのは、この人、もしかして、webや紙媒体の資料を見ただけで、ドラマ自体はチラッとしか見ていないのではないかと思われること。
「かぶりものが多用される演出は、笑う前に固まってしまう」
一番おかしいのがこの文章。自分はつばさを全部見ていますが、こういう場面にぶつかった記憶が無い。
笑うのも固まるのも勝手だけど、たぶんこの人はどちらも出来ていないはず。なぜなら、間違いなくこの文章は、その場面を見て書いていない。
短い記事とはいえ、内容と、文句の矛先が、ジャーナリストの視点からとは思えない。
ならば結論はひとつ。
どうせドラマの記事だから、適当に書いた。
もしそうなら、そんな記事に2時間も3時間もかけて駄文を書いてしまった自分が許せない!!
それに社会の木鐸たる新聞の記事をなんと心得ているのか!!
てなわけでした。ちりとてちん、最後はたしか落語家やめて家庭に入るんですよね。この人には許せないでしょう。
hyoutangaidenさんに コラムを
書いてもらいたいぐらいですよ!
この記事内容 なんなんですかね
人それぞれの評価はあるのは 仕方ないけど
あげあし とりまくった内容にしか理解
出来ないんですけど。
そんなことないですよ。筋道のとおった文章です。
問題なのは、事実を書いてない事。思い込みなのか偏見なのか資料見ただけなのかわかりませんが、プロのジャーナリストがするべき事ではないです。