HYGGE -ヒュッゲ-

広島発、住環境をトータルでデザインする新しいブランド。セレクトショップ、建築家、工務店。3社での共同設立。

セルフビルドリフォーム

2006年01月21日 | HYGGE
セルフビルドリフォーム

今日の日経新聞より
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「お母さんはいつも君の味方だ。この部屋でいっぱい幸せになりな」

呪文を唱えながら壁を塗りこめていると、思いが部屋に塗り重ねられるようで、(略)

そうか、「手をかける」事で相手が喜ぶなんて、ほんのおまけみたいなもんだな。

誰かのためにと手をかけた事が、実は一番自分のためになっている。

だから自分のために、手をかける。思春期の子育てに迷っていた私にとって、これはちょっとした発見。(略)

「君の部屋の壁、お母さんが丁寧に塗っておいたからね」
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ここまでする事はなかなかできる事ではない。でも、家族みんなでウッドデッキに色を塗ってみるとか、子供部屋のアクセントに、ワンポイントのペイントをしてみるとか。

ちょっとでも一緒に作る事を味わいたいと思えば、できる事はいっぱいある。

最近のリフォームの現場では「お金を出すのだから、一生懸命やってもらって当たり前」

というお客様上位の感覚の強い方が多い。

確かにこっちもプロだから、一生懸命やる。職人はその気象が特に激しく、お金を貰うのだから一生懸命やる。しかし、貰ったお金の分しか一生懸命にはやらない。

これがほとんどの建築現場の現状だ。

一生住む家って、そんなものだろうか?

今日の記事には住む家への深い愛情を感じた。実は建築を行ううえで、愛情は最も大事。良い家にしよう、気持ちよく住める家にしようと職人をはじめ、作り手すべての人が思えたら、素晴しい家になる事は間違いない。

間取りや設備、見た目だけで判断するのではなく、どれだけ愛情を持って家造りを行っているかも大きな判断材料の一つでは無いだろうか。

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