と思わず想像してしまいましたが、大学の部活の話しでした。
成南電気工科大学の部活「機械制御研究部」略して『機研(キケン)』=危険
とタイトルとかけてあります。
部長火薬大好き上野率いる機研=危険?その仲間の青春物語。
とにかく面白く楽しくて一気読みしました。
有川作品(図書館戦争シリーズ)でお馴染の徒花スクモさんが装画・挿画を担当。
内容もですが、装丁も遊び心満載の作品。
こんな世の中ですが、やはり遊び心は必要だと・・・・・そういう心の余裕があればなあ
有川さんの作品ますます好きです!!
物語は、真面目で不器用な主人公津川麻子が少女から大人へと成長していく話。
緩やかな流れのなか繊細な描写で心の機微が表現してあり、
成長とともに麻子の頑なな心の扉が開いていく時、
思わず頑なな自分の心も揺さぶられてしまった。
宮下さんの作品は、前回読んだ「よろこびの歌」とまだ2作目ですが、
これからも、ずっと作品を読み続けていきたい・・・・
素敵な出会いとなりました。(2009/12/13)
追記:再 読(2010/2/4)
なぜかこの作品に惹かれ、もう一度読んでみました。
物語は身近にあるごく普通の生活が描かれているため、
どこか自分と重なり合い思わず入り込んでしまいます。
美しい表現と繊細な描写が新たに大切なものを気付かせてくれる。
読めば読ほど奥深く心に沁みわたってきます。
もっと早くにこの作品に出会いたかった。
ネタバレになるので内容が抽象的ですが、気になる方は是非読んでみてください!!
季節はどうやって来るのだろうか?
子供の頃の素朴な疑問でした・・・・・
この絵本の物語は、冬から春へ季節の移り変わりの話。
かわいいキャラクターとやさしく暖かい色使いおとぎの世界に引き込まれます。
癒される美しい絵本です。
ゆきのたまご はるのつかい よこたみのる著 理論社
早いもので、もう2月。
心配だったが、立派な花を咲かせ現在満開。
子供も大人も、読むで楽しい絵本を教えてもらいました。
犬のバムとかえるのケロを中心とした仲間たちのお話です。
シリーズになっていて・・・・・・
*バムとケロのにちようび
*バムとケロのそらのたび
*バムとケロのさむいあさ
*バムとケロのおかいもの
以 上
画像がないのが残念ですが、作者はグラフィックデザイナーから転身されたこともあって、
色合いがとても明るくきれいで、キャラクターはあいきょうがあり、キャラクターグッズも既に売られています。
本を開くと、キャラクターがまるで動いているかのように生き生きしていて、どんどん物語に入っていけます。
「この本の世界で暮らしてみたい」と思ったのは、絵本を読んで初めてです。
素敵な作品です。是非読んでみて下さい。
追伸:作者の島田ゆかさんの公式ホームページ(←ココをクリック)があります。バムとケロに出会えますよ!!
今日は晴天大安
空には雲ひとつない。
すっきりと迷いのない青。
青空が遠く高く果てしなくつづく。
こんな日は、いままで滞っていた気持ちに決着をつける良い日。
初めて読む誉田哲也さんの作品。
面白かったので、「武士道シックスティーン」「武士道セブンティーン」「武士道エイティーン」と一気読みしました。
内容は、主人公は二人の女子高生。純粋でまっすぐで頑なな磯山と、どこかのん気な甲本(西萩)一見相反する性格の二人が、剣道を通じて友情深め成長していく青春物語です。
また、二人をとりまく人々も個性的です。
剣道を知らない人でも大丈夫!!
装丁も素敵で、長崎訓子さんのイラストもかわいく、紅白の栞二本ついてます。
(剣道の試合の襷をイメージしてあるのかな??)
私自身青春時代は遠い昔になってしまいましたが、改めていいなあと思いました。
是非、読んでみて下さい。
宮下奈都さんは、どうして人の心の機微がこんなに分かってしまうのだろうか・・・・・
新潮社『旅』に連載されていた短編集で一話完結になっていますが、
各物語のなかで登場人物や話しが繋がっていたりと、
今回もグッと引きつけられました。
旅の雑誌に掲載されていたので、旅にまつわる話のなか、
普通に暮らしているさまざまな立場の人が出てきます。
アンデスの声
☆転がる小石
☆どこにでも猫がいる
秋の転校生
うなぎを追いかけた男
☆部屋からはじまった
初めての雪
☆足の速いおじさん
クックブックの五日間
ミルクティー
☆白い足袋
☆夕焼けの犬
【☆印は特に好きだった話し(ほとんどでした・・・(^^ゞ)】
物語のなかで、特別大きな事件や事故など起こりません。
日々の生活のなかで、ささやかだけど深い思いが描かれています。
もしかすると、自分に当てはまるだれかがこの物語の中にいるかもしれません。
是非、宮下奈都さんを読んでみて下さい。
朝起きて、カーテンを開けると真っ白い銀世界。
久々に強い寒波がやってきた。
寝ぼけてボーとした頭の中を、レミオロメンの『粉雪』が鳴っている。
雪が降り積もると、見なれた風景もなぜか静謐で神秘的に感じる。
また、日頃移動にはめっきり車が多くなったのに、なぜか歩きたくなる。
白い道なき道を踏みしめたくなる。
今日は、幸運にも仕事は無い。
たっぷり、雪の日を楽しもう・・・っと!!
初めて辻村深月さんの作品を読みました。
久々に一気読みをし、ボロボロと大粒の涙を流した本。
内容は、主人公は高校生の理帆子。
藤子・F・不二雄をこよなく敬愛するカメラマンの父親は失踪。
家族は母と子二人となってしまったが、その母も癌に侵され入院治療となる。
同年代より考えが大人びていて、友達をもどこか醒めてみている理帆子は孤独。
そんな時、一年先輩の男の子に出会い心を開いていく一方、
元彼やいろんな人物が絡んで思わぬ方向へと展開していく・・・・・
繊細で、切なくて、暖かい物語。
読了後は、心の奥深くそっと隠しておいたものに触れられ、
昇華されたような感じです。(わかりにくいですね。)
とにかく、一度読んでみて下さい。
お勧めの一冊です。
次は、ちょうど142回直木賞候補になっておられるので、その作品にしようかなあ・・・
内容修正しました。