第19節 VS 山形戦プレビュー

　山形は今季、監督を含めた体制大きく変わり序盤こそ出遅れたが、徐々に勝負強さを取り戻している印象がある。愛媛から監督の木山とともに、児玉、瀬沼、阪野らを強奪と思ってしまうほどの補強を敢行した。補強した選手を中心にチームを立て直しつつある。

　両チームともJ2のトレンドである3-4-2-1システムを採用し、堅実な戦い方をしている。山形は佐藤優平、南、荒堀が欠場という情報が出ている。山形はそれでも戦力が大幅にダウンしていないようなので手強い印象がある。

　横浜は、2シャドーの働き次第でクオリティーが変わりそうだが固定できていない。今のところ、イバ頼みの攻撃が目立っている。イバのパートナーとなる、野村、チュングン、津田、大久保、寺田、増山、野崎らを、どのように組み合わせて望むかを注目したい。キックオフ時の気温は過ごしやすいと思うので、大分戦ほどスタミナ的にきつくなる展開はないはずだ。2シャドーの運動量を増やして、ディフェンスラインの裏を取れる形を作りたい。相手ディフェンス陣に対して仕掛ける場面を増やしてイバへのアシストやPK奪取ができれば得点できると思う。

　個人的には、どちらが勝つにしても、1-0、2-1になりそうな予感がする。