百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

中国古代鏡の展示館開館-県立フラワーセンターに

2017年04月14日 05時12分06秒 | 日記
 

 

 13日(木)、朝歩く。加東の桜もそろそろ散り始めたが、久しぶりの朝日に輝いていた。
 10時前に兵庫教育大学附属幼稚園へ。29年度入園式が行われ、3歳児22名、4歳児10名が入園した。那須川副学長は自発的な遊びこそ幼児の発達に大切なことと保護者に対して話した。幼児教育の重要性が言われているなか、これが核心だと思った。

 午後2時、加西市にある兵庫県立フラワーセンター内に建設された県立考古博物館加西分館の開館記念式典に出席した。
 この分館は、加西市の千石唯司氏(加西商工会議所会頭)が蒐集した古代中国鏡のコレクションを県に寄贈し、県ではこれを展示公開して広く鑑賞できるようにするため建設したもの。井戸知事は挨拶の中で、経緯に関わるエピソードを紹介し、特に古代鏡の歴史的、学術的な価値は正倉院レベルと、世界に向けて発信したいと述べた。
 式典には文化振興議員連盟や文教常任委員、地元議員ら多くの県会議員が出席するなか、副議長として祝辞を申し上げる機会を得た。ぜひ、多くの皆さんに鑑賞してもらいたいが、特に児童生徒に本物の銅鏡を間近に見てほしいと申し上げた。
 考古博物館の和田館長は、コレクションの世界的価値にふれ、この分館が古代鏡研究のメッカとなるようにしたいと意欲を述べた。
 千石氏夫妻に井戸知事から感謝状が贈られ、これに対して、千石氏は夢が実現して感無量だ。これからはこの分館をさらに多くの人に楽しんでもらえるように育てていきたいと述べた。
 式典のあと、出席者らが分館内の展示を鑑賞した。古代中国の「夏」時代のものと考えられる鏡をはじめ、各時代の鏡が見やすく展示されていた。一枚一枚の鏡を見ながら、その輝き、文様、さらには彩色など、初めて見る古代鏡の神秘的な文様、美しさなどに圧倒された。
 明日から一般公開となる。ぜひ、足を運んで中国古代鏡の世界に浸っていただきたい。
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