ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

加東四国霊場第三十六番-上田の正覚院

2017年06月02日 05時03分57秒 | Weblog
 

 加東四国八十八ヶ所霊場の第三十六番は上田の正覚院です。正覚院には本堂で行われるコンサートや正覚坊こども園の行事などで訪れることがあります。こども園は道路をはさんで向かいにありますが、かつては寺の境内にあり、その当時の写真をこのブログで紹介したこともあります。
 由緒は古く、法道仙人の開基と伝えられ、教王院とともに歓喜山阿弥陀寺の塔頭寺院だったそうですが、天正年間に兵火で焼け、慶長の時代に再建されたとのことです(『加東郡誌』)。
 境内には天満宮があります。以前に紹介したこともありますが、この天満宮は、菅原道真公の自画像をお祀りするお宮さんです。石鳥居のそばに「御自画像天満宮」と刻まれた石柱が立っています。菅原道真公が九州太宰府に左遷されるときに書かれた自画像で、その後数奇な運命を辿ってこの上田の正覚院の境内に宮を建て祀られているということです。天神祭では、上田地区の子供達が天満宮の拝殿で正覚院や教王院の僧侶による祈祷を受けます。
 ご本尊は不動明王です。御詠歌は「娘生(じょうしょう)の其身そのまま正覚の 位を得るはここのみ寺ぞ」です。楼門の前には、「加東郡八十八ヶ所 第三十六番霊場」と刻まれた石碑があり、爽やかな初夏の日ざしに光っていました。
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