ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

道の向こうに山が見える

2017年12月14日 04時51分07秒 | Weblog
 

 加東市社は佐保神社の門前町として、また、丹波から播磨に通じる京街道、西国霊場の巡礼道の宿場として町が形成されてきました。市街を歩いていると、道の向こうに目印となる山が見え隠れします。
 田町通りから百旗へと歩くと、真っ直ぐに延びた道の向こうに、源平の古戦場で知られる三草山と西国二十五番霊場清水寺のある御嶽山が見えます(日の出前の早朝)。今、立っている辺りの百旗(ひゃくはた)、百旗立(ひゃくはったい)という地名は逃げる平氏を追ってきた源氏が百本の旗を立てたという伝承に由来すると聞いています。
 市街を南北に貫いて通る商店街から北を見ると、滝野の山が見えます(朝日に映える鳴)。鳴尾山です。光明寺合戦では、足利尊氏の参謀、高師直が陣を張ったと伝えられています。数百年の時を経て、町も道も姿を変えてますが、山の姿は変わりません。
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