展示会場に入ってすぐに壁にずうっと並んだ仏像群が目に飛び込んできました。さまざまなポーズの仏像、頭部の頭頂部のかけた仏像など背丈は人間と同じくらいの仏像から、だんだん小さくなるように並べられていました。西洋美術館などで、ギリシャ彫刻の女神などを見ることがありますが、そんな感じさえ受けました。
9月27日(土)から加東市と加東市教育委員会の主催で、特別展「加東の仏像」が始まりました。会場は加東市滝野図書館の2階ギャラリー「伝」。県立播磨中央公園に隣接し、滝野文化会館や北はりま消防の本部などがあるところに図書館があります。
この日、オープンの機会にやしろ歴史民俗研究会のメンバーが特別展を鑑賞し、教育委員会の藤原氏から仏像の解説を聴きました。この仏像群は、加東市中古瀬地区にある薬師堂に納められている仏像群の一部で、早稲田大学によって修理が行われ、今回特別に展示したものです。
特別展には、加東市最古と伝えられる清水寺の銅造菩薩立像(兵庫県指定文化財)や光明寺遍照院の銅造如来座像(重要文化財)も展示されています。
ぜひ、この機会に加東の仏像展にお越し下さい。