ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和18年ー配給書類は裏紙使用

2016年10月14日 04時21分21秒 | Weblog
  

 今、NHKの朝の連続ドラマは神戸を舞台にした「べっぴんさん」が放送されています。時代は昭和18年。きょう、紹介する配給関係資料はその昭和18年(1943)当時のものです。

 「購入券配給書類」と表紙に書かれており、昭和18年4月から翌19年3月まで、すなわち18年度の社町社区(現在の加東市社)の配給関係文書綴です。役場から区長への物資や食糧の通知文書の中には、裏紙が使用されているものが少なくありません。
 写真は、8月7日付の家庭用の塩の配当通知文の裏ですが、調査要項が印刷されており、鉛筆で斜線が引かれています。
 選挙人名簿の調製のための調査資格年令が明治44年(1911)生まれ以前の者と書かれており、少なくとも昭和18年段階で33歳以上ということになります。もちろん18年以前の印刷物であるかもしれないので、資格年令はこれより下ということになります。この調査が何の選挙人名簿なのかは分かりませんが、紙が貴重となり裏紙が通知に使われたのでしょう。
 この通知の数枚あとにも裏紙使用の通知文が綴じられており、各種議員選挙の申告書類が使われています。


 調査要項

一、調査ハ九月十五日現在ニ依ルコト
二、現住ハ九月十五日ニテ六ケ月以上タルベキコト
三、資格年令ハ明治四十四年十二月二十六日生レ迄ノモノ
四、現住年限ハ六ケ月以上及二ケ年以上ニ分チ記入ノコト
五、当町ニ本籍ナキモノハ本籍地ヲ記入スルコト
六、申告ナキ場合ハ選挙人名簿ニ登載セラレザルヤモ計リ難シ予メ承知アリタシ
七、下宿或ハ間借リ等ニテ現住地番ノ判然セザルモノハ現住所ニ何某方ト記入ノコト
 
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