9日(月)、今日は体育の日です。秋祭り明けの今日、わが家の田圃の稲刈りをしました。といっても専業農家の隣家の先輩がコンバインを操作し稲を刈ってくれます。私は軽トラに積んだコンテナに籾を積み、隣家の乾燥機まで運ぶのが仕事です。もう一つ、コンバインが入るための隅刈りをやることです。祭り前の雨で水が溜まり、低いところはじゅるくなっていて稲を鎌で刈るのは結構大変でした。
稲刈りが始まると、いつも白鷺が飛んできて、刈ったあとに跳ね回るカエルや虫を食べます。カラスも飛んできます。広々とした秋の空の下、刈りとられた稲のワラのにおいがたちこめる中で、今年も稲刈りができたという安堵感がわいてきました。田植えがすめば安心し、稲刈りがすむとまた安心する。これでまた一年生きていける。この感覚は、日本人のDNAでしょう。
今年の田植えは先輩が体調を崩していたので同級生に植えてもらいました。その先輩も「いつまでできるやら」と言いながら、稲刈りには復活しました。秋祭りも終わり、稲刈りも無事済みました。感謝、感謝。