TOP ABOUT SITEMAP POLICY HELP
日本のスタイリストの草分け的存在。現在も、広告、CMなど第一線で活躍中。71年、ロンドンで山本寛斎氏とファッションショーを成功させ、その後、「ジギー・スターダスト」期のデヴィッド・ボウイの衣装を担当。鋤田正義氏によるデヴィッド・ボウイやT・レックスの撮影をアレンジしたことでも知られる。エッセイ『家族の回転扉』(『小さな小さなあなたを産んで』読売新聞社所収)で第19回読売「ヒューマン・ドキュメンタリー」大賞を受賞。
2012年2月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29
前月 翌月
2006年03月
2006年02月
2006年01月
2005年12月
2005年11月
2005年10月
2005年09月
2005年08月
2005年07月
2005年06月
2005年05月
2005年04月
2005年03月
2005年02月
2005年01月
2004年12月
2004年11月
2004年10月
3月24日 ローリング・ストーンズのファッションチェック
3月19日 ことの始まり
3月6日 読売新聞「本よみうり堂」著者来店に
2月12日 フラワートラベリングバンド
2月11日 表参道ヒルズ
1月22日 「表参道のヤッコさん」
1月11日 ホームレス
12月12日 原宿表参道エコ・パーティ、そして、、、
12月18日 雪の名古屋へ
12月16日 Pretty Things
BLOG


MATRIX

Vol.33 Web2.0的信頼の構築

URLをメールで送信する URLをメールで送信する
(for PC & MOBILE)

XML

Powerd by gooBLOG


※ご意見・ご要望は編集部へ
高橋靖子の「千駄ヶ谷スタイリスト日記」
Hotwired / Blog / 高橋靖子の「千駄ヶ谷スタイリスト日記」
文化屋雑貨店が、渋谷の消防署近くに出現した。初期のころの商品は、買い占めておけばよかったというものがたくさんあった。食器もおもちゃも服もインテリアの雑貨も、今だったら到底見つからない貴重なものばかり。
若い店主の長谷川義太郎さんが、日本中の各地の蔵や、店じまいしたところを訪ねて、集めまくったもので選択眼がすばらしかった。その上信じられないくらい安いのだ。
当時のアシスタントののんちゃん(スタイリストの中村のん)は、私が支給する薄給のなかで、いつもドキっとするほどチャーミングなもコーディネイトをしていた。私はいちいち、「そのブラウスは?」「そのブローチは?」と出所を聞いたが、文化屋のものがずいぶんあった。彼女のオシャレは、若さとセンスとある種の才能があれば、お金をかけなくても、じゅうぶんに魅力を発するという見本みたいなものだった。文化屋はそういう若者のために意味ある存在感を今も持ち続けている。

私にとって忘れられないのは、喜一のぬり絵があったこと。蔦谷喜一は昭和20年代から30年代にかけて一世を風靡したぬり絵作家だ。幼い頃の私はぬりえが好きだったが、一方、田舎ながら「国際児童水絵展」などにも入賞するお絵かき少女でもあった。絵の先生は一般的にぬり絵には厳しく、こっそりとはまっていた。後で聞くと蔦谷喜一さんもそういう風潮にずいぶんと苦労をなさったみたいだ。
私は久しぶりにぬりえを見つけ、懐かしさに1袋か2袋買った。(あとで、もっと買っておけばよかった、とさんざん後悔した)

その後、長谷川さんの尽力もあって、資生堂の「ザ・ギンザ」のギャラリーで「喜一のぬりえ展」が開催された。
年を召してもダンデイな蔦谷さんは奥さまとともに会場に現れ、「こんな年になってから、こんなうれしいことがあるとは思ってもいなかった」と感涙していた。新聞やテレビにも紹介され、蔦谷さんの後年のハイライトになったことは、傍目でみていてもうれしかった。

写真(撮影・染吾郎) 文化屋雑貨店店主の長谷川義太郎さんと。写真を撮ってくれた染吾郎さんと長谷川さんは、武蔵野美術大学の同級生。文化屋は現在原宿の「ユナイテッド・アローズ」の近くにある。
Comment (5) | Trackback (2)


Array
« あたらしい波セントラルアパー... »
 
コメント
 
 
 
喜一のぬりえ! (1965年生まれの私)
2005-02-01 17:27:42
昭和40年生まれの私も、喜一のぬりえの魅力には(笑)はまりました。ぬりえを買ってもらっても、もったいなくてぬらなかったことも。(それじゃぬりえにならない〜)笑。最近行ってないな、文化屋雑貨店。いまでも、おもちゃ箱をひっくり返したような、にぎやかで懐かしい感じなんでしょうか…
 
 
 
社長さんを初めて拝見! (せと)
2005-02-08 12:06:19
人のつながりと、こだわりが、融合することは
なんて素晴らしいんでしょうか!
みずえ の 雑誌の特集に 喜一さんのぬりえが
ありました。ほのぼのとした、どくとくのフォルム
がすきです。文化屋雑貨店は10年前にたまたま
目の前にあらわれました。Goodsの温室のイメージでした。神戸の高架下と呼ばれる界隈にもあり
本当に目をきょろきょろさせていました。
おこずかいでも買えるので、楽しいショッピングでした。
 
 
 
やっこさんおひさしぶり. (文化屋雑貨店 長谷川義太郎)
2005-03-14 18:42:26
残念ながらぬりえの蔦谷喜一さんが3月のはじめにおなくなりになりました。2月に91歳のお誕生日を向かえられたばかりでした。お通夜を済ませ、中国へ出かけていました。かえってきたら、このページを見せられてびっくり。30年近く前の自分の写真をみて、またびっくり。きいちさんの事が一杯かいてあるので、またまたびっくり。偉大な裏文化にしばし黙とう!   
 
 
 
お久しぶりです! (Yacco)
2005-04-02 01:10:58
近所なのにおあいしませんね。こんど狙いを定めてお店に行きます。喜一さんのぬりえはきっと探せば今もうちにあるどれかの箱の中に眠っているはず。今、このブログのためにいろいろあけているところです。長谷川さんとの写真もでてきたので、写真を見つつ、このブログに書いてみたのです。そのとき原宿のお店に電話をしました。
 
 
 
きいちのぬりえ (ぬりえ美術館)
2005-07-15 10:46:34
東京都荒川区で開館しているぬりえ美術館です。きいちのぬりえについて書かれていましたので、トラックバックをさせていただきました。
 
コメントを投稿する
 
現在、コメントを受け取らないよう設定されております。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
 
現在、トラックバックを受け取らないよう設定されております。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
この他の先端人Web日記

佐々木俊尚の「ITジャーナル」

田中秀臣の「ノーガード経済論戦」
goo
Hotwired Japan