ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

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自分を駆り立てるムチって

2011-05-21 22:39:03 | 本や言葉の紹介

武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
              (↑これをクリックするとホームページに行きます)

 『現代のエスプリ 第422号(2002年9月1日発行 至文堂)「カウンセリングとソーシャルワーク」』を読んで、 「駆り立てる」という言葉にびっくりしました。

 日常生活で
「なんか生きづらい」
「自分の気持ちと自分の行動が伴っていない」
「自分を追い込んでしまいがち」
「人にばかり尽くして自分をないがしろにしてしまう」
などの思いをもっている人に読んでもらいたいなあと思った文章を、一部ですがご紹介します。
(文章は適宜改行しました)
 
「現代の神話」深澤道子

 ドライブするというのは長い鞭で奴隷を駆り立てることを意味する。
 心理学者でセラピストのケーラーとケイパーズは、数千人のクライエントを観察した結果、子供時代に親からの命令で自分の中に取り入れたドライバーズには
「完全であれ」
「努力せよ」
「急げ」
「強くあれ」
「親・他人を喜ばせよ」
の五種類ある、と報告して、「駆り立てられた行動」の問題点(完璧主義者と心身症の関連など)を指摘している。
 こうしたモットーは親や社会の価値規範であり、それに基づく行動(完全であろうと努力し、弱音を吐かず、自分は二の次にして他人に尽くし、迅速に事を運ぶ)は賞賛させるべき性質のものとして評価され、周囲の人たちにとっては都合の良い、利用しやすい好人物と見なされるであろう。
 この行動が当人にとって問題になるのは、幼い時に親から与えられたドライバーズに自分では気づかずに自動的に従い「駆り立てられて」いる時なのである。
 現実吟味の機能が発達する以前にインプリントされ、かつそれを褒められることで強化されたドライバーズは
「どこまでやれば完全なのか」
「どの程度を強いと見なすのか」
などの現実的情報に欠けている。
 その意味では、ドライバーズは自分が自覚しないままに取り入れてしまった一種の「神話」と言えないこともない。

(中略)
 そしてそれに対処する方法として
「今この現実の中で自分がしたいこと、できること、できないこと」が何なのかをきちんと見分けることなのである。
 自分の中にあるものを整理することを通じて、個人的に手がつけられるものから対処していくことが大切な一歩なのである。 
 現実吟味に欠ける行動は、問題解決の役には立ちにくく、「空転」してしまう場合が多いことを知っておく必要がある。

 

  ご紹介だけでごめんなさい。

  

 

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