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日本国民は自立できたのか……キーンさんのコラムから

2017-08-13 13:54:44 | 本や言葉の紹介

 毎月1回「ドナルド・キーンの東京下町日記」が東京新聞に掲載されます。
 キーンさんは日本文学研究者として高名ですが、第二次世界大戦終戦後、太平洋戦争中にアメリカ海軍日本語学校で一緒に学んだ大親友のテッド・ドバリーさん(コロンビア大学名誉教授 先月亡くなられた)は東京に、キーンさんは中国に派遣されました。歴史の重要な岐路を目撃していると認識した二人は共通の友人7人を巻き込んで見聞したことを手紙にして送り合いましたが、これは書簡集としてまとめられ、2006年に「昨日の戦地から」(中央公論新社)という本になっています。
 それらについて書かれた昨日12日のコラムに、うーん、そうなんだよなあと胸が重くなった文があったので抜粋します。テッドさんからの手紙を読んでキーンさんが思ったことです。 

●色あせぬ72年前の忠告
  手紙には気になる一文があった。「日本人が上からの命令に頼る性質を清算しなければ、ある一つの独裁政権から別の独裁政権に移行する可能性がある。連合軍からの布告がなければ何もできないようでは、日本国民が政治的自立に向かって歩き出すとは思えない」。72年も前の忠告なのだが、日本国民は自立できたのか。5年前に日本人になった私には確信が持てない。


 前回「空気を読んで流れに乗ってしまいやすい点は変わっていないのではないですか」という高畑勲監督の言葉を紹介したけど、同じ朝刊にキーンさんのコラムも載っていて、お二人の言葉が重なって胸に響いたのでした。
 戦争いらない、原発いらない、憲法改悪いらない。流されないように頑張る。自分の頭で考えて行動する。

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2 コメント

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日本国民は自立できたのか……キーンさんのコラムから (マーティン)
2017-08-14 00:29:49
知ってはいけない-隠された日本支配の構造-
矢部宏治著 講談社 現代新書 2017年8月16日発売
http://book-sp.kodansha.co.jp/topics/japan-taboo

このページの四コマ漫画の内容にビックリ
ありがとうございます (たら)
2017-08-15 11:28:23
マーティン様、コメントをありがとうございます。

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