忠犬ハチ公の玄孫 ナナの遠吠え

ハチ公の生まれた街・大館は今、大変な問題を抱えています。もう黙っていられない!小さな鳴き声だけど誰かに届くことを信じて…

【状況最悪】エコシステム花岡 最終処分場新・増設説明会 報告その3

2014-10-14 09:21:46 | 汚染灰問題

(説明会「その2」の続き)

 

 政府は3日午前の閣議で、東京電力福島第1原発事故の除染で発生した汚染土などを保管する中間貯蔵施設の関連法案を決定した。

 安全確保など国の責任を示し、30年以内に福島県外で最終処分を完了させる内容。今国会で成立後、政府は来年1月の汚染土搬入開始を目指す。

 法案は、中間貯蔵施設を運営する国の特殊会社「日本環境安全事業株式会社(JESCO)」の関連法を改正するもの。「国は同施設を整備し、その安全を確保する」と新たに定め、同社の全株式保有を国に義務付けている。また、同社の名称を「中間貯蔵・環境安全事業株式会社」に変更する。(了)
 
 
 
(2014年10月4日/福島民友新聞)

 東京電力福島第1原発事故に伴う県内の除染で出た汚染土壌などを保管する国の中間貯蔵施設をめぐり、政府は3日、施設使用開始後30年以内に、国が汚染土壌などを県外で最終処分すると明記した「日本環境安全事業株式会社法改正案」を国会に提出した。県は大熊、双葉両町への建設受け入れを容認した際、受け入れ条件として法制化を求めており、政府は今国会での成立を目指す。
 
 政府は同日午前の閣議で改正法案を決定して国会に提出した。望月義夫環境相は閣議後会見で「県外処分までは長い道のりだが、中間貯蔵施設は福島の復興には不可欠だ。地元と信頼関係を築きながら進めたい」と述べた。

 同法は有害化学物質の広域処理を行う国100%出資の特殊会社「日本環境安全事業」(JESCO)の関連法。改正法案では国が責任を持って施設整備や安全確保に当たることのほか、県外最終処分について「中間貯蔵開始後30年以内に、県外での最終処分を完了するために必要な措置を講じる」と明記した。国の責任を明確化するため、同社の株式を国が全額保有し続けることを義務付ける。

 また政府が必要に応じて追加出資できるとも定めた。法改正に合わせて現行法の名称を中間貯蔵・環境安全事業株式会社法と変更し、社名も中間貯蔵・環境安全事業に変える。(了)
 
 
関心のない市民は、このJESCO=日本環境安全株式会社の存在すら知らないだろう。
しかし、エコシステムが存在する大館・小坂、秋田県北の住民なら、知っておかなければならない。
なぜなら、この、国が100%出資している会社こそが、この国のPCB処理を一手に引き受け、
配下の下請け企業に処理を委託している、いわばPCB処理利権の総本山なのである。
そして、エコシステム秋田(花岡)は、日本国内に数えるほどしかない、
PCB処理を認可された処理施設なのである。
 
 
 
 
 
そんな利権構造のブラックホールの大元締め【JESCO】が、
今度は、福島県内の除染などで出た、放射能に猛烈汚染された土などの
除染廃棄物の処理を一手に担うことになる。
 
そうなれば、
 
超絶汚染された土壌洗浄などの処理を
JESCOから委託されている企業が
請け負うことになるんじゃね?
 
という展開は、素人でも簡単に予想がつくというもの。
 
さ~て大館市民、どうするよ。
国は着々と外堀埋めて、ありとあらゆる有害物質を
地方の過疎地に処理させようと仕向けてんだぜ。
 
 
 
ちなみに、土壌洗浄について、エコシステムが現在、どのような状況にあるかについては、
↓の記事をご参考に。
 
 
 
土壌搬入の事前協議 12件・5万4千トン 大館市
(2014年9月27日/北鹿新聞)

 大館市は6月6日から8月29日までに受理した、汚染土壌搬入の事前協議結果をまとめた。協議件数は12件で、搬入量は5万4010㌧。
 
 市内の企業が鉱山技術を活用して土壌洗浄を事業化。全国から汚染土壌を搬入して処理している。搬入の際は市と事前協議し、市議会にも定例会ごとに報告している。
 
 今回、事前協議が報告された排出地は、宮城県、東京都、神奈川県、茨城県、山梨県、長野県、新潟県、石川県など。県内では秋田市、能代市からの搬入があった。
 
 前年同期は33件で、搬入量は8万2650㌧。本年度は件数で6件、搬入量は1万260㌧それぞれ減少した。(了)
 
 
 
おい、ボケーッとしてたら、巨大な力に、いいように潰されてしまうぞ!大館市民。
 
 
原発事故後、国は都合のいいように
「安全」の基準を変えて(ゆるくして)きてんのじゃ!

鹿児島の川内原発もそう。原子力規制委は「100%の安全は保証しない」って言ってるにも関わらず、
「世界一厳しい安全基準をクリアした」なんつー、嘘八百の解釈で再稼働しようとしてる。
 
それをあざ笑うかのように、御嶽山が噴火した。
川内原発の近くにも活火山があって、噴火の危険性が、多くの国民のパブコメで指摘されていた。
電気を帯びた目の細かい火山灰が、精密機器の隙間に入りこめば、原発は制御不能になる。
御嶽山でも、噴火が収まるまで自衛隊の車両もヘリも近づけず、遺体の収容しかできなかった。
噴石や火山灰が降り注ぐ中、自衛隊が体を張って被災者の命を守ると思ったら大間違いだ.
 
一方、PCBなど有害物質を超高温で常時焼却処理している施設の安全性は?
人間が常時コントロールしてるから、大丈夫と言い切れるか?
 
 

同じDOWAのグリーンフィル小坂に、
「埋められてしまった首都圏の焼却灰の汚染度をボーリング調査してほしい」
って要望した、流域の会に対して、DOWA側がなんて回答したか知ってるか?
 
 
「掘り返して、もし高い汚染が分かったら、
その灰、どうするんですか?
処理に困るのはあなた方ですよ?」だとよ。
 
原発事故後、焼却灰の汚染の危険性が報道されていたにも関わらず
独自調査もせず、自社判断で搬入して埋め立てたくせに。
しかも、汚染発覚後も、第三者のサンプル採取調査も敷地内への立ち入りも徹底拒否し続けている。
町の環境審議会には、空間線量測らせてごまかし続けておきながら、
しまいには責任転嫁ときたもんだ。
 
こんな横暴許してたら、いざ事故や災害が発生したときに、近隣住民に正直に通報すると思うか?
新日鉄みたいに、小規模の事故や不具合で周囲にバレなければ
大したことはない」ってごまかすに決まってんだろ!!!!
 
 
そうさせないためには、住民側が権利をフル活用して、
業者・企業側を厳しく監視できるシステムをつくり、
通報などの義務を負わせ、
疑わしいときは市や第三者機関が立ち入り調査できる条例
つくらなきゃ駄目なんだってば!!!
 
 
福島では、除染後に出た指定廃棄物の中間貯蔵施設が地元の反対でなかなか建設されず、
やむをえず、自分の所有地に仮置きを許した地元民が、
近隣住民から批判され、国と地元との板挟みになっているという。
 
クローズアップ2014:福島・除染土仮置き場 期限なし崩し延長 協力住民、板挟み
(2014年10月13日/毎日新聞)
 
行政がなにもしてくれなくて、やむにやまれず好意で土地を提供した福島の人(同じ被害者)が、
こんな理不尽な扱いを受けてんだぞ!
おんなじことが、この花岡・大館・秋田でも起きない保証はどこにもない!!!!



地元住民として事業者を厳しく規制しなかったら
事故が起きても東電同様、
誰も責任とらねーぞ!!!!!

誰かが何とかしてくれる」と思ったら大間違いだ!
自分の住む町のことは、
自分たちの頭で対策をひねり出して動かなきゃ
何も変わらない!

このままじゃ、粛々と手続きどおり進められて
DOWA・国・県の思いどおりにされてしまうぞ!
それでいいのか?大館市民?!
 
 
市役所の立て替え問題に
1000件のパブコメ提出する能力があるなら、
ちっとはこの問題の危険性についても考えて
行動しろ!!!!
 
「怖い」「嫌だ」と思うなら、
環境影響評価書に対して意見書出すなり、
地元政治家のケツ叩くなりしなかったら、
ヤツらの思うツボだ!!!!!
 
 
 
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【状況最悪】エコシステム花岡 最終処分場新・増設説明会 報告その2

2014-10-10 11:56:27 | 汚染灰問題
(説明会「その1」の続き)
 
大館・廃棄物処分場整備計画「放射性物質入れない」 エコシステム花岡 住民説明会で強調
(2014年9月27日/秋田魁新報) 

 大館市花岡町で新たな廃棄物処分場の整備を計画しているDOWAグループのエコシステム花岡(同市、下総正則社長)は25日夜、花岡公民館で住民説明会を開き、「放射性物質が検出された廃棄物を入れる考えはない」と強調した。17日の計画提示後、同社が住民と直接対話するのは初めて。
 
 下総社長らが、住民約40人に事業計画や環境影響評価(アセスメント)の方法について説明した。
 出席者からは「県外から放射性物質を含む廃棄物の受け入れはあるのか」との質問があがった。同社は、市が桂城公園で測定している空間放射線量の標準値(毎時0・03~0・05マイクロシーベルト)を上回るレベルの廃棄物は「受け入れない」との考えを示した。
 
 計画によると、花岡町の同社所有地に大館樹海ドーム1・3杯分に相当する容量94万立方mの埋め立て地を造成。管理型最終処分場とする。2017年9月着工、20年12月の完成を目指す。焼却灰や汚泥、プラスチックなど産業廃棄物と一般廃棄物を受け入れる。(了)
 
 
←受け入れている廃棄物の70%が秋田県内だというなら、100%県内限定にすりゃーいいものを。
それができないのは、残り3割の県外産汚染廃棄物が、超もうかる処理事業だからだろ?
超もうかる=超危険だから高額の処理費用が支払われる、っつーことだ。
 
しかも、おおだて新報と北鹿新聞の記事では、参加者から出た質問の回答のニュアンスに大きな
開きがあることに気付いただろうか?
新報では「事前協議した上で、行政が許可したものを受け入れている」となっている。
おかしいっすねぇ~。ここ、説明会で誰も突っ込まなかったのかねえ?
 
ちなみに、小坂町のグリーンフィル小坂(同じくDOWAの子会社)では、町民も環境審議会も
ま~~~ったく反対しなかったので、8000ベクレル級の焼却灰は、堂々と受け入れ再開しております。
つまり、裏を返せば、DOWAは「住民の反対さえなければ、大館(花岡)でも、いつでも受け入れするよん♪」
っつーことなわけだ。
 
 
そして、最初の記事でも指摘した、最大のまやかしが
 
「桂城公園の空間線量の基準値を上回らないように」
 
という、一流大企業様の発言とは思えない、超非科学的・非現実的な管理方法!!!!
 
花岡から桂城公園までいったい何km離れてると思ってんじゃ!!!(激怒)
そんな距離で放射線なんか検出できるわけねーだろーがっ!!!(憤怒)
もし市役所で検出されたら、花岡はすでにとんでもなく猛烈に放射能汚染されてることになるわ!!!!
原発事故から3年7ケ月も経つのに、未だにそんな寝言を言ってんのか!!!!
 
そのようなわけで、DOWAの誤魔化し体質は、焼却灰問題発覚後から一切変わっていないことが、またしても明らかになった。
 
腹の虫がおさまらないので、これら報道には上がっていない、当日の説明会の実態について、
ここに記載しておく。
 
まず、当日の進行台本(説明会次第)。
 
  1、開会(18:30~)
  2、配布資料確認・本日の進行
  3、事業者挨拶
  4、本説明会の主旨説明
  5、事業計画に係る説明(約10分)
  6.事業計画に係る質疑応答
  7、環境影響評価方法書に係る説明(約15分)
  8、環境影響評価方法書に係る質疑応答
  9、閉会(目途19:30)
 
最初から、開催時間は1時間決められていることがこれでわかるだろう。
そして当日の会場は、焼却灰問題の時のような体育館ではなく、40人も入ればぎゅうぎゅうの
和室の大広間。
 
さらには、焼却灰関連の市民説明会には、これまで一度も出席したことのない、
大館市選出の県議会議員が会場の最前列を陣取り、参加者にプレッシャーをかける、という用意周到ぶり!
(花岡に地盤のある県議だもん、あれじゃあ地元住民の誰も反対なんか言えねーわ)
 
で、当日配られた資料は↓  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
たったこれ↑だけ。 
縦覧されてる資料(環境評価方法書↓)は、80ページ以上にわたる膨大なものであるにも関わらず。
 
あとは、毎度おなじみスライド上映で、説明内容の証拠は残さない、というやり口。
 
5枚目のご挨拶文を読めばわかるとおり、
「地元が食っていけるのは、俺たちのおかげ」という傲慢ぶりを、放射線のように浴びせる内容。
 
いったい何を勘違いしてんのだろうか。
 
おめーらが仕事を継続できんのは、
地元がそこで商売することを許可してるからだろーがっ!!!!
 
鉱山閉山して、何万人と労働者を切り捨てまくってきたくせに!!!!
鉱山最盛期も、劣悪な労働環境でどんだけの労働者が身体壊したと思ってんだ!!!!
 
一旦花岡で事故や災害が起これば、この大館市は猛烈汚染されて
仕事どころか生活続けることもできなくなるんだぞ!!!!!
 

結局、当日はこれらDOWAのご挨拶と説明に対し、たった1名が質問しただけで、

会場の参加者はだんまりを決め込み、反対意見はもちろん、賛成意見も一つも出なかった。
 
まさか、こんな内容の説明会を、「地元の了承が取れました」とかいって、
ちゃっちゃと建設始めるわけじゃねーよなぁ? 一流企業さん。
 
 
国・環境省の大馬鹿たちが、原発事故による産業界と経済の打撃を回避したいがために
放射性物質が国内を流通・拡散することを制限しなかったために、
もはや、日本の環境中には、原発事故前には考えられなかったほどの人工放射性物質が
ばら撒かれてしまった。
 
そして、ゴミ・廃棄物に含まれている放射性物質を燃やす危険性(=ガス化して環境中に放出されること)を知りながら、何の規制も強化していない。
それどころか、福島県内の指定廃棄物(8000Bq/kg以上の汚染された除染などの廃棄物)を
福島県外で処理させようと画策してきた。
 
しかし、環境省がその焼却処理の安全性の根拠としてきた【バグフィルター】の
放射性物質99.999%除去説を否定する論文が、
廃棄物資源循環学会の
第25回研究発表会 (9月15日~17日)で、
ついに発表された。
 
資料はこちら↓ 
 
そもそも、99・999%説は、国立環境研究所の大迫センター長による【仮説】でしかなく、
理論上は【安全】とされるだけで、立証されたわけではない。
 
にもかかわらず、環境省はそれを根拠に、全国各地で行われているゴミの焼却を原発事故後も制限せず、
挙句の果てには、福島県の鮫川村に焼却炉をつくって福島の震災廃棄物を焼却しようとしたわけだ。
(しかし爆発事故を起こして頓挫した)。
 
だからこそ、原発事故後の環境省の政策に対して、社会的関心の高い市民が、疑念と警戒心を持つのは
当然なのである。
 
そしてさらに、市民の疑念を募らせるような、法律の改正(=改悪)案ががつい先日閣議決定された。
 
(その3に続く)
 
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【状況最悪】エコシステム花岡 最終処分場新・増設説明会 報告その1【ダメだこりゃ】

2014-10-10 11:10:22 | 汚染灰問題

諸事情あって更新が遅れてしまった。

大館の状況をご心配頂いている方々にはお詫び申し上げる。

Twitterでは既に状況については簡単にお伝えしたが、今回のエコシステム花岡の最終処分場新増設についてのここまでの流れや、自分なりに調べた内容についてとりあえず記録しておく。

(長くなったので3分割する)

まず、以下が説明会開催後の地元新聞の報道である。

 

最終処分場 住民に新設計画説明 エコシステム花岡 既存の容量「残り10%」
放射性物質含む廃棄物 「対象としていない」
(2014年9月27日/北鹿新聞)

 
 DOWAグループのエコシステム花岡(大館市花岡町、下總正則社長)は25日夜、新たな廃棄物最終処分場の建設計画と環境影響評価(アセスメント)方法に関する住民説明会を花岡公民館で開いた。既存の処分場に放射線検知器を設置していることを示し、「新しい処分場も同じ方法を踏襲する」と安全確保に努める意向を示した。
 
 地域住民ら約40人が出席。下總社長は「昭和62年に開始した処分場の残り埋め立て容量も10%余りとなり、使用可能年数は約10年。大館を含む県内の廃棄物が全体の70%を占める。関連会社が今後も事業を継続するためにも次期処分場は必要」と理解を求めた。
 
 説明によると、建設予定地は同社所有地北西側6・1㌶。埋め立て面積4万5841平方m、容量94万1665立方mでいずれも既存処分場に比べ半分規模。受け入れるのは許可を受けた産業廃棄物(汚泥、廃プラスチックなど)と一般廃棄物(不燃物残さ、焼却残灰)。深さ20mまで掘り込み、二重の遮水シート張りやモルタル吹き付けを施して埋め立てる。その上にも積み上げるため土堰堤を築造する。平成29年度着工、33年度操業を目指す。
 
 環境影響評価は大気や水質、土壌など13項目を調べるとして、方法書を10月16日まで市役所と県庁、同社で縦覧に付している。
 
 出席者から「放射性物質が1キロあたり8000ベクレル以下の廃棄物は受け入れるのか」と質問があり、下總社長は「対象としていない。現在も事前審査で許可されたものを受け入れている。この管理方法を変えることはない」と答えた。(了)
 
 
←はい、またしても突っ込みどころ満載の記事でございます。
まず、「放射線検知器」とは、どこに設置し、何を検知する機器なのかが、この記事では全くわからない。
廃棄物処理に興味のないトーシローは、ここだけ読めば「対策を強化してるんだから問題ないだろう」と
勘違いしてしまう。
 
震災以降、環境省が奨励する放射線量の測定方法
=【対象物から1m離した空間線量をガイガーもしくはシンチで測る】方法では、
対象物が発する放射線はほっとんど感知されず、どれだけの放射性物質が含まれているかなど、
まったく計測できないことは、ガイガーを持っている一般人ならわかりきっている。
 
特に、紙一枚で放射線が遮られるα線核種やアルミホイルを通過しないβ線核種などは、
セシウムなんかよりさらに計測不可能。
このブログでも、何度も耳タコになるほど書いてきた(知らない人は過去記事ググれ)。
 
したがって、処分場の廃水口やら、防水シートの下やら、埋め立てた廃棄物の上やらに、
空間線量を測る機器を設置したところで、ま~~~ったく無意味であることは、
すでに学習した賢明な一般市民なら分かり切ったことである。
さも大そうな対策をしているかのように見せかける姑息なやり方を、性懲りもなく続けているだけである。
 
 
←さらに、この最終処分場建設で問題となるのは、放射性物質に限ったことではない
(ちなみに、DOWAが計測しているのは「セシウム」だけであり、プルトニウムやストロンチウムなど、
何万年たっても放射線を出し続ける核種の放射性物質は測っていないぞ)
 
産業廃棄物としてバンバン花岡で処理されているPCB、六価クロム、ヒ素…etc
の有害物質! その処理後の残渣もバンバンと埋められておる。
理論上は、超高温焼却すれば、有害物質は分解されて無害化されるとなっているが、
それは、それぞれの有害物質が「不純物と混在していない」ことが大前提。
 
産業廃棄物として、汚泥塗装膜金属くずコンクリくずウエス(雑巾)、活性炭防護服等々
ほかの物質と混在している場合、それを分離することなく焼却して理論どおり100%分解されるか?
分解されずに、ほかの物質と反応して化合物となる可能性は否定できない。
 
そして煤煙や灰となって、環境中に残り、放出されることになる。
これらを【バグフィルター】様が99.999%捕獲してくれることになっているが、
これもつい最近、否定する論文がようやく提出された(←※後述する)
 
それら残渣を埋める場所=最終処分場が増えるということは、延々と、この有害物質処理事業が
何十年も継続されることを意味する。
有害物質だが「濃度が低い」から安全としているが、何十年も何万トンも受け入れて焼却し、
残渣を埋め立て続けていけば、大館の環境中に増える有害物質の総量は膨大なものになる。
 
しかし、この大問題について、説明会の参加者はおろか、政治・社会問題について一般人よりだんぜん
情報を持っているはずのマスコミが追及しない・できないのである。勉強不足もいいところ、
報道の意味なし!!!!(怒)
 
 
←なお、参加者から出た「8000ベクレル/kg以下の廃棄物は受け入れるのか」という質問。
これについては、その後詳細を情報収集したが、質問者は「指定廃棄物」について受け入れるか
どうかを訊ねたようだ。それに対して「対象としていない」という回答だったとのこと。
これは、大館市民が焼却灰問題の際、頑張って集めた署名や請願書のおかげで、
一応・現時点では・表向き】、受け入れを中止していることになっている。
 
しかし、後ほど記述するが、環境省が震災後に特措法を制定し、この度はJESCO法を改定(=改悪)
したもんだから、放射性物質もPCBも、埋め立て可能な基準値が大幅緩和される。
そうなれば、国が許可した処理方法は違法ではなく「合法」となる
つまり、処理事業者の立地する自治体住民の反対さえなければ、いつでも受け入れ再開できる、
ということなのだ。
 
原発事故前は、黄色いドラム缶に密閉し水に触れない処分施設に保管されていた100ベクレル/kgの
放射性廃棄物。
それが今や、屋根すらない管理型処分場に、ダンプの荷台からザザザーっと何トンも運び込まれ、
雨風にさらされ、雨水とともに河川に流れ出ている。
24時間・365日この状態が、今後37年間は続いていくことになる
それでも安全と言い切れるのか?
 
 
ほかの地元紙の報道も似たようなもの↓
 
 
廃棄物最終処分場新設 地元から反対意見なく エコシステム花岡 説明会に住民40人出席
(2014年9月27日/おおだて新報)
 
 大館市のエコシステム花岡(下總正則社長)が計画する廃棄物最終処分場新設に関する住民説明会は25日夜、同市花岡公民館で開かれた。約40人が出席。同社は、現在の処分場の埋め立て容量が残り少なくなっていることを踏まえて新設概要や事業計画を示し、建設に理解を求めた。環境影響評価(アセスメント)などを経て、29年度の着工、32年度の完成を目指している。
 
 計画によると、新設予定地は現在の処分場の北西側の同社所有地約6・1㌶。処分場外への遮水措置を施す管理型処分場として整備し、埋め立て容量が94万1665立方m。埋め立ては5期に分けて行い、全体の期間は36年6カ月となる。
 
 受け入れ先は主に県内で、現在と同じ一般廃棄物(不燃物残さ、焼却灰)、産業廃棄物(汚泥、廃プラスチック類、ガラスくず、金属くずなど)を想定。
 1期(8年2カ月)、2期(6年7カ月)、3期(7年8カ月)は掘り込み型で埋め立て。約57万8千立方mを予定し、処分場と周辺土壌の間にモルタル工と複数のシート、不織布で遮水措置を施す。
 4期(6年5カ月)、5期(7年8カ月)は地盤より上にかさ上げして埋め立てる。容量は約36万3千立方mで、周囲は土堰堤で囲む。
 
 昭和62年に埋め立てが始まった現在の処分場(容量約200万立方m)は容量が10%余となり、あと10年ほどで満杯になる見込み。下總社長は「処分所に埋め立てされる廃棄物は、大館市を含む県内のものが70%を占める。引き続き当社が担うべき役割はあると認識しており、次期処分場計画が必要と判断した」と理解を求めた。
 
 出席者から新設への反対意見はなかったが、原発事故に関連する放射性物質を含む廃棄物への対応を問う声があった。下總社長は「現状は入れていない。事前協議した上で、行政が許可したものを受け入れている。処分場には放射線の検知器を設置し、汚染の有無も調べている。新しい処分場も同様の方法で管理する」と答えた。
 
 同社は、環境影響評価を行うための方法書を県と市に提出している。大館市役所と同社、県庁の3カ所で縦覧を行っている。方法書に対して意見を提出することができる。縦覧は10月16日まで。方法書は同社ホームページでも公開している。(了)
 
 
 
(その2に続く)
 
 

 

 

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【情報拡散希望】エコシステム花岡 最終処分場 新・増設 住民説明会【本日!!】

2014-09-25 08:54:57 | 汚染灰問題
前の記事から、1年2カ月も放置していたとは。自分でも驚いている。

廃棄物問題のアーカイブとして利用くれてる方には、心からお礼と更新停滞のお詫びをお伝えしたい。

この間の秋田県北(大館・小坂)の焼却灰問題等の状況は、改善されることは一切なく、
停滞と悪化だけであった。

その辺りの詳しい流れも、いずれ書かなければならないのだが、本日はそんなことをしている時間がなく、
切羽詰まった状況のため、告知と必要最低限の情報だけお伝えすることを許してほしい。

本日、2014年9月25日(木)午後6時30分~、大館市花岡公民館にて、
エコシステム花岡の新・最終処分場建設計画についての住民説明会が開催される。



簡単にいうと、今稼働中のDOWAエコシステム花岡の最終処分場の受け入れ容量が限界になりつつあり、
今後も一般廃棄物(焼却灰、不燃物残渣)やら産廃(汚泥、廃プラスチック、その他)などを
バンバン受け入れて処理して埋め立てるために、新たな最終処分場を増設したいのだが、
勝手に造ると県の条例などに引っかかって違法となるため、周辺住民に対して形の上だけでも
説明会を開くんだよ
、ということである。

ここで問題となるのは、処理される廃棄物について一切詳細が記載されていないことである。

(1)震災の2011年から、DOWA・エコシステムをめぐって問題となってきたのは、
首都圏の一般廃棄物=ゴミ焼却場からでる焼却灰に放射性物質が膨大に含まれており、
数万ベクレル/kgを超えていたこと。

(2)そして、環境省の特措法という法律で、震災前は違法だったにもかかわらず、
8000ベクレル/kgという濃度であれば、雨ざらしの処分場に埋め立てても問題ないとされてしまい、
8000ベクレル以下なら、いまでも受け入れが可能になっているということ。

(3)また、焼却灰とは別に、PCBという超猛毒物質が含まれた廃棄物や、何で汚染されているかも
わからない土壌を浄化するため、焼却処理事業を、DOWA・エコシステムとしては今後30年以上に
わたって継続・拡大させていく計画だ、ということ。

(4)それら、金儲けのために受け入れた廃棄物の処理後の残渣を、新たに最終処分場を造って
37年の間は確実に埋め立て続け、埋まったものは未来永劫そこに残り続ける、ということ。


大館といえば、去年8月9日の豪雨で、駅前が水没したり、河川が氾濫し農地・住宅地が被害を受けた。
市の発行したハザードマップでは、花岡・松峰地区は土砂崩れの危険箇所とされている。
そんな場所で、今現在も処理作業と埋め立て作業が継続されていて、さらに最終処分場が増えることになる。

震災廃棄物問題を検証する中で、焼却処理で放射性物質などの有害物質が環境中にガス化して出ていくのを
防ぐはずのバグフィルターに全く効果がないことが判明したり、
雨ざらしの管理型最終処分場からは、ひっきりなしに放射性物質が流出していることは、すでにバレている。
それでも、社会的な問題に関心のない人たちは、この危険性についての情報を全く知らない。
なぜならマスコミが検証も報道もしないから。国も県もわざわざ反対されるような情報を公表しない。

こういう場合、自分や自分の周りの命や健康、環境を守るには、自分たち自身の力で何とかするしかないのだ。
情報収集も、調査も、判断も、人任せではなく、自分でやるしかない。
国・政府が国民の命や財産を守ってくれないことは、原発事故が証明した。

大館市民の良識を信じたい。

というわけで、
本日9月25日午後6時30分、花岡公民館。
なんとか都合をつけて出席し、DOWA・エコシステムが何を考えているのか、
しっかり聞いて、問題点をあぶりだしてほしい。



処分場増設計画(縦覧)については、「エコシステム花岡」のHPでも見れるので、検索を。
ついでにPCB処理についても確認することをおすすめする。



以下は、関連する報道記事の引用。ご参考に。



エコシステム花岡 最終処分場新設へ 大館 アセス縦覧きょうから 25日に住民説明会(平成26年9月17日・北鹿新聞)

 大館市花岡町のエコシステム花岡(下總正則社長)は16日、同社所有地に新たな廃棄物最終処分場の建設計画を進めていることを明らかにした。埋め立て容量は94万1665立方m、埋め立て期間は36年6カ月の予定。環境影響評価(アセスメント)などを経て29年9月着工、32年12月完成を目指す。

 同社によると、全国的に最終処分場の残容量は減少傾向にある。廃棄物の減容化やリサイクルの取り組みが進められているものの、各地で処分場整備が求められているという。同社を含むDOWAグループは中間処理などの事業を拡大する方針だが、既存の処分場の残容量が激減し、向こう10年程度で満杯になるため早急な対応が必要だとしている。

 計画では同社所有地北西側6・1ヘクタールに、埋め立て面積4万5841平方mの管理型最終処分場を新設する。容量、面積とも既存の処分場に比べ半分程度を見込んでいる。受け入れるのは許可を受けている産業廃棄物(汚泥、廃プラスチックなど)と一般廃棄物(不燃物残土、焼却灰)。埋め立ては5期に分け、1~3期は堀込み型とし、4・5期は現状地盤より上に突出形状で15mかさ上げを行う。このためかさ上げ埋め立て時に土堰堤を築造する。事業費は数十億円とみられる。

 同社は県環境影響評価条例に基づき、アセスメントを行うための環境影響評価方法書を県や市に提出。17日に縦覧を始める。25日午後6時半からは花岡公民館で住民説明会を開く。(了)



エコシステム花岡 最終処分場の新設計画 廃棄物受け入れ 32年12月完成目指す 37年間埋め立て可能(平成26年9月18日・おおだて新報)

 大館市花岡町のエコシステム花岡(下總正則社長)は17日、所有地内で進めている廃棄物最終処分場の新設計画を公表した。現在の最終処分場の北西側を

建設予定地としている。容量は94万立方m余、埋立期間は約37年間を計画。29年9月着工、32年12月の完成を目指している。現在、環境影響評価のため事業計画などを公開しているほか、25日には花岡地区で住民説明会を開く。

 同社は、廃棄物処理や土壌浄化などを手掛けている。旧花岡鉱山の露天掘り跡地を活用した現在の最終処分場(容量約200万立方m)は、昭和62年8月に埋め立てが始まった。

 同社によると、最終処分場の容量は全国的に減少しており、同社の処分場も受け入れ可能な期間はあと10、11年ほどと推定されているという。事業計画では、選別・薬剤処理・固形化などの中間処理事業の拡大、推進を図ることに加え、次期最終処分場の整備が必要としている。

 計画によると、建設予定地は同社事業用地北西側の約6.1ヘクタール。管理型最終処分場として整備し、埋め立て容量は94万1665立方m。埋め立ては5期に分けて行い。全体の期間は36年6カ月となる計画。

 受け入れるのは、現在と同じ一般廃棄物(不燃物残さ、焼却灰)、産業廃棄物(汚泥、廃プラスチック類、ガラスくず、金属くずなど)。

 1期(容量21万841立方m、期間8年2カ月)、2期(16万9893立方m、6年7カ月)、3期(19万7908立方m、7年8カ月)は掘り込み型で埋め立て。
 4期(16万5567立方m、6年5カ月)、5期(19万7446立方m、7年9カ月)は地盤より上に15mのかさ上げをして埋め立てを行う。かさ上げに当たっては適時、土堰堤を造るとしている。平成29年9月に準備工事に着手し、32年12月の完成を目指している。

 同社は、県環境影響評価条例に基づき、事業計画や評価項目、調査と評価の手法などを示した方法書を県と市に提出。17日から大館市役所(2階環境課)や同社(花岡町字堤沢42)、県庁(本庁舎5階)で縦覧に付している。

 環境保全などの見地から意見を提出することができる。縦覧は10月16日まで。方法書は同社ホームページでも公開している。住民説明会は、25日午後6時30分から花岡公民館で開かれる。(了)



PCB無害化処理新施設建設に着手 エコシステム秋田26年度稼働目指す(平成26年8月24日/北鹿新聞)

 DOWAエコシステム(本社東京都)はグループ傘下のエコシステム秋田(大館市花岡町)に低濃度ポリ塩化ビフェニール(PCB)汚染廃棄物を無害化処理する新たな焼却施設の建設に着手した。20人程度の新規雇用を見込んでおり、平成26年度中の稼働を目指す。

 PCBは、変圧器(トランス)など電気機器の絶縁油として使われたが、PCBが混入した食用油によるカネミ油症事件などが発生、昭和47年に製造が中止された。PCBを含む電気機器は国内に約160万台あると推定され、国は平成13年に特別措置法を制定。16年に無害化処理を始めたものの、処理施設が11カ所と少なく、期限を28年7月から39年3月に延長した。

 DOWAエコシステムは17年から、環境省の焼却実証試験に複数の拠点で参画。安全にPCBを分解・処理できることを確認した。23年から岡山県で連続式専用焼却炉による高効率処理を行い、本県でも同じ方式の施設を新たに建設することにした。

 岡山県のグループ会社では、PCBに汚染された電気機器を850度の高温で4時間以上加熱し無害化。分解されたPCBを含むガスを1100度で処理すると完全に分解できるという。1日あたり48㌧の処理能力があり、ほぼ同等の焼却炉をエコシステム秋田に新設する予定。投資額は公表していない。

 エコシステム秋田は23年に微量PCB汚染絶縁油処理で環境大臣認定を取得。既設の焼却炉で廃油を処理しており、新焼却炉の建設で廃電気機器も含めたPCB廃棄物の処理拠点となる。

 DOWAホールディングス企画・広報部門は「確実で安全な低濃度PCB廃棄物の処理を進め2027(平成39)年3月を法定期限とするPCB廃棄物の処理推進へ貢献していく」としている。(了)



※時間がないため、誤字脱字未確認。必要に応じてのちほど修正しまつ。ご容赦を。





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【知らないのは秋田ケンミンだけ】参院選2013 動いた!東京選挙区【歴史に残る選挙戦 その2】

2013-07-21 09:17:40 | 参考情報・備忘録(短)
一歩ずつだけど、着実に確実に変わり始めている。

去年の選挙の時にも感じたが、その何倍もの人の思いが、変え始めている。

もうこの流れは止まらない。

既得権益にどっぷり浸かっている小金持ちや、

マスゴミの報じることを鵜呑みにしているリテラシー弱者たちも、

気づかずにはいられなくなる日は、もうすぐそこまできている。


嘘だと思うなら見るがいい。渋谷駅前に集まった、この国に住まう者たちの思いだ。






http://www.ustream.tv/recorded/36100173


どんなにあらぬ噂をまきちらされても、どんなにバッシングされようとも、

「本当のことを言い続ける」男には、この選挙で強力な同志ができた。

本気でこの国の行く先を憂い、「何とかしたい」、その思いだけで、

仕事と生活を投げ打って、2人は、この17日間走ってきた。

歴史に風穴を開けたその記録として、ここに残しておく。


ありがとう、山本太郎。ありがとう、三宅洋平。


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