センチュリオンが発行されて以来この約5年間で、少し所得が高いという人から富裕層に向けたサービス物価の上昇が著しく、バブルとは異なる底堅い推移を見せています。
例えば最近の都心のホテルのスパ(にあるアロママッサージ)は2時間で約5万円です。3年ほど前までは1時間半で25,000円くらいが相場だった気がします。何百万円という入会金をとるところもあります。
OLが気軽に使える金額ではありませんし、リピート利用するには非常に厳しいはずです。そしてすれ違うお客さんも半分は男性ですし、年配の男性が若い女性を連れてきて、カルテを書いているシーンもよく見かけます。
少し前までは「男にそんなものはいらない」と部屋で寝ていた男性陣が、何かの影響でスパやエステにでも言ってみようかと目覚めたのか、ホステスらと飲むことが富の象徴だと勘違いした男性陣が、今ではホテルのスパへ若い女性を連れていくようになったのか、或いは飲み代にかけるお金は無駄だという若い世代の経営陣の新しいお金の使い方なのか、少なからずお金をかける場所が変わってきていると思います。
20〜30代の若手経営陣は身なりやマナー、ワインなどの知識といった自分自身への投資にお金をかけ、ホステスらに支払うお金は無駄だと考える人が多く、よく言えば合理的です。
一方年配の経営陣は、あまり身なりや装いにはお金をかけず、ゴルフなどの接待およびホステスや愛人と言った外部への消費が多いように見受けます。
IT企業などの躍進によって若手経営者が比較的まとまった現金を手にする環境が整ってきたことにより、ニューリッチと言われる新しい富裕層が形成されつつあります。
また、この5年間で引退した組の子供世代が現在の25〜35才であり、親世代がバブルで学んだ教訓を反面教師とし、経営の合理性・妥当性を強く意識する若手経営陣が増えています。
世代交代が進めば、消費対象が変わってきて当然ですね。
日本ではお金持ち=年配のイメージが強く、実質そうであったためか、男性向けの贅沢品などは、比較的おじさん色の強いデザインのものが多いですし、レストラン、ホテルなどの内装などもナチュラルテイストのものが多かったです。
最近ではホテルなども室内設備の操作表記を英語のみにしたり、ビューバス(一面ガラス張りで外の景色が見えるバスルーム)、暗めの照明に質の良い音響環境を整えるなど、若い層を意識した作りに変わってきています。
まずロビーなども非常に暗くなり、年配の方はメニューを読むのも厳しい程、暗くしてあります。
都心のタワーマンションでも、年配層はビューバスに抵抗があるが、比較的若い夫婦には歓迎されるため、低層階でもビューバスを導入するようになったという話も聞いたことがあります。
また、先に述べたスパも同様です。5年以上前に竣工したホテルでは、フィットネスはあってもスパ設備がなく、ワンフロア全面改装でスパにしたりなど近代化をはかっています。
ホテルは可能な限り高層階に設け(ビルの上層部をテナント利用します)、客室の広さも数年前までは40平米以下の小さい部屋も用意されていましたが、最近建ったホテルでは全室50平米以上にし(2倍ほどの料金相場になっています)、バスルームを大きくするなど、都心のタワーマンションブームにも対応しつつある(自宅より景色が悪いではホテルの価値を下げますし、マンションの実用性とホテルの贅沢感で差別化をはかっています)と言えます。
センチュリオンはこれらの世代交代や消費対象の変化に対応しつつあるように思えます。
時を同じくして台頭した多くの若手経営陣や、私のように何でもまずは自分でやってみないと気が済まない性格の事業者は、合理化を優先し、スケジュール管理などもパソコンや携帯電話を使い、どこにいても確認できるようにシステムを構築し、秘書を含め削減できる経費は最大限に削ろうとします。そして残ったお金を自由に投資します。
しかし若手はキャリアや人脈という点で年配層に劣ることが多く、そこで「困ったときに、センチュリオン・パーソナル・コンシェルジェはいかがですか」というシナリオではないでしょうか。
ウィキペディアで「富裕層(いわゆるセレブ)」の定義を見てみましたところ、「民間企業経営者や役員、開業医、弁護士、公認会計士、税理士など、職業柄インターネットを使いこなす人が多い」とあり、経営者・役員は年代にもよりますが、その他は「組織に拘束されず、秘書が(多くの場合)いない、個々の能力を現金化している専門職」と言えますね。
先日書きました「誰でも「社長」を名乗ることができる時代」と照らし合わせると、今後対応すべき(又は今まさに対応しようとしている)階層が見えてきます。
この一連の流れで、カード会社は「個人・法人を問わず1対1で向き合う」必要性に迫られていると考えています。
そしてこれらの層は、「自分ルール」を強く押し通せる立場にある人が多く、どんなに高い年会費を支払ったとしても、あまり周囲を気にしなくて良い環境が整っていますし、納得させるだけの使い道を示すことができる(時間もお金も配分を自分で決められる)であろう人達ですね。
これは好きなときに休暇を取る、旅行に行く、買い物をする、娯楽を楽しむということができる、パーソナル・コンシェルジェが最もサービスの対象としている人達と言えるのではないでしょうか。
そのうちカード会社は「経費決済歓迎」に変わりそうですね。
売り上げ第一であれば当然の結果ですが。
例えば最近の都心のホテルのスパ(にあるアロママッサージ)は2時間で約5万円です。3年ほど前までは1時間半で25,000円くらいが相場だった気がします。何百万円という入会金をとるところもあります。
OLが気軽に使える金額ではありませんし、リピート利用するには非常に厳しいはずです。そしてすれ違うお客さんも半分は男性ですし、年配の男性が若い女性を連れてきて、カルテを書いているシーンもよく見かけます。
少し前までは「男にそんなものはいらない」と部屋で寝ていた男性陣が、何かの影響でスパやエステにでも言ってみようかと目覚めたのか、ホステスらと飲むことが富の象徴だと勘違いした男性陣が、今ではホテルのスパへ若い女性を連れていくようになったのか、或いは飲み代にかけるお金は無駄だという若い世代の経営陣の新しいお金の使い方なのか、少なからずお金をかける場所が変わってきていると思います。
20〜30代の若手経営陣は身なりやマナー、ワインなどの知識といった自分自身への投資にお金をかけ、ホステスらに支払うお金は無駄だと考える人が多く、よく言えば合理的です。
一方年配の経営陣は、あまり身なりや装いにはお金をかけず、ゴルフなどの接待およびホステスや愛人と言った外部への消費が多いように見受けます。
IT企業などの躍進によって若手経営者が比較的まとまった現金を手にする環境が整ってきたことにより、ニューリッチと言われる新しい富裕層が形成されつつあります。
また、この5年間で引退した組の子供世代が現在の25〜35才であり、親世代がバブルで学んだ教訓を反面教師とし、経営の合理性・妥当性を強く意識する若手経営陣が増えています。
世代交代が進めば、消費対象が変わってきて当然ですね。
日本ではお金持ち=年配のイメージが強く、実質そうであったためか、男性向けの贅沢品などは、比較的おじさん色の強いデザインのものが多いですし、レストラン、ホテルなどの内装などもナチュラルテイストのものが多かったです。
最近ではホテルなども室内設備の操作表記を英語のみにしたり、ビューバス(一面ガラス張りで外の景色が見えるバスルーム)、暗めの照明に質の良い音響環境を整えるなど、若い層を意識した作りに変わってきています。
まずロビーなども非常に暗くなり、年配の方はメニューを読むのも厳しい程、暗くしてあります。
都心のタワーマンションでも、年配層はビューバスに抵抗があるが、比較的若い夫婦には歓迎されるため、低層階でもビューバスを導入するようになったという話も聞いたことがあります。
また、先に述べたスパも同様です。5年以上前に竣工したホテルでは、フィットネスはあってもスパ設備がなく、ワンフロア全面改装でスパにしたりなど近代化をはかっています。
ホテルは可能な限り高層階に設け(ビルの上層部をテナント利用します)、客室の広さも数年前までは40平米以下の小さい部屋も用意されていましたが、最近建ったホテルでは全室50平米以上にし(2倍ほどの料金相場になっています)、バスルームを大きくするなど、都心のタワーマンションブームにも対応しつつある(自宅より景色が悪いではホテルの価値を下げますし、マンションの実用性とホテルの贅沢感で差別化をはかっています)と言えます。
センチュリオンはこれらの世代交代や消費対象の変化に対応しつつあるように思えます。
時を同じくして台頭した多くの若手経営陣や、私のように何でもまずは自分でやってみないと気が済まない性格の事業者は、合理化を優先し、スケジュール管理などもパソコンや携帯電話を使い、どこにいても確認できるようにシステムを構築し、秘書を含め削減できる経費は最大限に削ろうとします。そして残ったお金を自由に投資します。
しかし若手はキャリアや人脈という点で年配層に劣ることが多く、そこで「困ったときに、センチュリオン・パーソナル・コンシェルジェはいかがですか」というシナリオではないでしょうか。
ウィキペディアで「富裕層(いわゆるセレブ)」の定義を見てみましたところ、「民間企業経営者や役員、開業医、弁護士、公認会計士、税理士など、職業柄インターネットを使いこなす人が多い」とあり、経営者・役員は年代にもよりますが、その他は「組織に拘束されず、秘書が(多くの場合)いない、個々の能力を現金化している専門職」と言えますね。
先日書きました「誰でも「社長」を名乗ることができる時代」と照らし合わせると、今後対応すべき(又は今まさに対応しようとしている)階層が見えてきます。
この一連の流れで、カード会社は「個人・法人を問わず1対1で向き合う」必要性に迫られていると考えています。
そしてこれらの層は、「自分ルール」を強く押し通せる立場にある人が多く、どんなに高い年会費を支払ったとしても、あまり周囲を気にしなくて良い環境が整っていますし、納得させるだけの使い道を示すことができる(時間もお金も配分を自分で決められる)であろう人達ですね。
これは好きなときに休暇を取る、旅行に行く、買い物をする、娯楽を楽しむということができる、パーソナル・コンシェルジェが最もサービスの対象としている人達と言えるのではないでしょうか。
そのうちカード会社は「経費決済歓迎」に変わりそうですね。
売り上げ第一であれば当然の結果ですが。











こうした若手経営陣の消費思考には、年配経営陣が行ってきたような「消費を楽しむための消費」を避ける合理性が備わっているでしょう。彼らは恐らく親世代の経験を生かし、安定の上にこそ向上があることを学んでいるので、一度確立させた基盤を滅多なことでは揺らがせませんし、「余裕」をどう使うかを熟慮出来る立場にいます。
センチュリオンが日本のこうした層にいち早く対応しようとし、また対応しつつあるというのは、欧米諸国には元々こういった層(自己投資を良しとする貴族層)が存在し、かつその相手をする中で培ってきたノウハウがあるからで、「今に始めたことではない」という優位性があるのではないかと考えます。
巷で使われる「セレブ」という表現には昭和の時代に出現したいわゆる「成金」と昔ながらの「貴族」が混在しているような印象を受けていますが、両者は可処分所得の利用法に相当な違いがありますから、今後は各社、その違いを見極めた対応をしてくるのではないかと注目しております。
>センチュリオンはこれらの世代交代や消費対象の変化に対応しつつあるように思えます。
同感です。
またプレミアムカード部門も同様の事を考えているのではないでしょうか?
話は逸れますが、センチュリオン・ホルダーの今後の理想像として、アメックス側は将来性があり、アクティブに行動し、好きなものには消費する事を惜しまない層こそアメックスが理想とするターゲットとなりうるのでは?
何を今更?
あやふやなニュアンスですが、もしもインビテーションが再開するなら、次はこの辺を狙うのではないかと思います。
御幣を恐れず申し上げますと、現センチュリオン会員の平均年齢より下の層をという意味です。
平均年齢?
少なくとも30、40代はどちらかと言えば若い方です。
高額所得者向けポータルサイト、seven hillsを立ち上げた、臼井氏の著書を最近読んだのですが、センチュリオンの目指すサービスはその著書の中で語られている「ニューリッチ」に対する理想のサービスを目指しているのでは、と記事を読ませていただき感じました。
今後日本でも、今までの富裕層とは質の違う富裕層が増え、彼等の消費活動がこれまでとは違った方向に向かうことは想像に難くないと思います。例えば、家事代行サービス、ガードマン、個人向けスタイリスト、執事、メイド等などのサービスを求める人が増えてくると思われます。その意味では、センチュリオンがクレジットカード業ではなく、コンシェルジェ業ととらえれば年会費のアップはすんなり理解できますね。
お気に入りに登録させていただきました。今後とも深い内容の記事を期待しております。