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テーマは「富裕層」。ニューリッチと言われる階層についての話題を中心に、仕入れた情報を公開していきます。

センチュリオンはクレジットカードではない(気がします)。

2008年01月28日 12時01分51秒 | Weblog
 私はセンチュリオンの新年会費367,500円は失敗はしないと思います。

 無作為で数人に新年会費についてヒアリングしてみましたところ、多くの意見は「クレジットカードというただの決済手段の1つに367,500円ですか」でした。
 確かにクレジットカードの年会費としては他社との相対比で高いですね。

 しかし、アメックスはコンシェルジェ業へ本格参入し、センチュリオンカードはその会員証を兼ねると考えた場合どうでしょう。

■クレジットカードにコンシェルジェサービスが付いている。

 だったのが、

■コンシェルジェサービスに決済機能が付いている。

 でも良い気がするのです。

 元々、緑、ゴールド、プラチナ、ブラックと後付で展開してきたわけですし、「コンシェルジェ」という考え方もクレジットカード業界に初めからあったわけではありません。
 「高い年会費を徴収するためには、どんなサービスを付けたら会員が納得するだろうか」と考え、後から付け足されたものです。

 特にセンチュリオンの場合は、申し込みベースで加入できるわけではありませんので、アメックスが招待したい人だけに、提供したいサービスを提供すればいいのです。
 もしくは個別対応で、その人に必要と思われるサービスを提供し、満足と引き替えに年会費を徴収すれば良いでしょう。気に入らなかった会員に年会費の一部、または全部を返金しても良いでしょう。役務に対する対価なのですから。
 これまでの他社カードと異なり、「センチュリオン・パーソナル・コンシェルジェ」は、会員と個別に向き合いふれあうため、それが可能だと思います。

 もし「センチュリオンに関しては、初めからクレジットカードという枠にはこだわっていない」「当社のクレジットカード最高峰はプラチナカードで、センチュリオンはクレジットカードという位置付けではありません」と言われたら、私は納得します。言われたわけではありませんが。

 今回届いた案内は、まず最初のサービスと年会費改定のお知らせ及び簡単なパンフレット、次に「センチュリオン・パーソナル・コンシェルジェ」担当者からの挨拶の2通です。
 私は字を読むのが好きで、隅から隅へと丁寧に読む性格です。しかし肝心なことを見落としていました。皆さんお気づきで今更でしたらすみません。

 少なくとも今回の案内のどこにも「クレジットカード」という言葉が書かれていないのです。
 リニューアルされたホームページ内にも、私が見落としていない限り、「クレジットカード」という言葉はありません。明細書にもありません。

 引用:「長年に渡りアメリカン・エキスプレスのカードにご愛顧を賜り」「センチュリオン・カード」「どのカードにも追随できない」「カード会員さま」「よりいっそうアメリカン・エキスプレスとの絆が深まり」「アメリカン・エキスプレスの総力を挙げて」

 今では、または元々、センチュリオンは別事業なのではないでしょうかね。
 そう考えると、プラチナ会員がセンチュリオンを目指す必要もなく、高い年会費に呆れてセンチュリオンを目指す人が減っても構わないのだと思います。
 コンシェルジェを必要としない人が退会したりプラチナなどに移行しようとも気にもとめないかもしれません。

 だからこそ(配偶者にも)チタニウムなのかもしれません。
 最低限キャッシングなどの機能は残しつつも、ATMにカードを入れる必要性がほとんどないセンチュリオンは、プラスチックのカードである理由がなくなったのでしょう。

 何と言ってもセンチュリオンの概要やサービス内容は、ホームページなどで公に宣伝・紹介されているものではなく、あくまで会員に対してのみ案内しています。
 そう考えると、「既存会員の多くが望んだこと」をサービス改訂時に反映させ、2次、3次の募集時には、その内容で満足してくれる会員だけを招き入れるという考え方る方が妥当ではないでしょうか。
 「年会費を高くして、簡単に持てないようにしてほしい」と要望があれば、その会員のためを思えばそれも検討したかもしれません。

 もし自動的(勝手)に緑→金→白→黒と色が変更され年会費を強制的に引き落とされるのであれば、サービスの無断変更はお断りですが、招待されても断る権利が与えられていますし、興味がなければ現状維持で支払いの義務もありません。いつでもやめられます。

 先日もhttp://blog.goo.ne.jp/hungary18/d/20080107で書きましたが、カード手数料による儲けは微々たるものです。一般消費が落ち込めば収益も激減します。
 そこで「ブランドを築けば年会費収入の方が手軽」という点につい目が行ってしまいましたが、次の事業収益としてコンシェルジェ業なのではないかと思うのです。
 アメックスは元々世界最大級の旅行代理店であり、コンシェルジェも旅行(レストランを含む)の手配を得意分野としています。
 いよいよ「手配業」の本領発揮なのではないかと思います。

 カード利用分に対しマイレージやポイントを付与すると、会社の経費などを個人カードで切る人が増えます。
 また最低資本金制度もなくなり誰でも「社長」を名乗ることができる時代になったことで、カード会社は「法人カード」や「法人営業部」という考え方から、個人・法人を問わず1対1で向き合い、会員の属性にあわせたサービスを提供する必要に迫られるだろうと見ています。

 そこでもし「月3万円で使える秘書(或いは手配代行)サービスがありますよ」という評判が広まれば、アメックスは新しいステージへ突入です。
 簡単な表現だと「お手伝いさん」のようなものでしょうか。
 その代わりに、全ての人に満足してもらえるわけではないので、既存カード会員の中から喜んでもらえそうな会員に招待状(インビテーション)を出すという仕組みであると考えます。

 そういった流れで、会員の要望や考えを細かく収集するため、個別担当制度を設けたのではないでしょうか。

ジャンル:
その他
キーワード
センチュリオン コンシェルジェ アメックス アメリカン・エキスプレス お手伝いさん インビテーション カード会社 キャッシング プラチナカード マイレージ
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7 コメント

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パーソナル・コンシェルジェ (光)
2008-01-28 18:27:21
確かに違った切口で見た場合、hungary18さまが述べて居られるような推理も成り立ちますね。

パーソナルになることで今までのコンシェルジェとどこまで違うのか?気になるところですね。
遂に・・ Vol 4 (キャトル)
2008-01-28 18:36:48
こんにちは。

>コンシェルジェに決済機能が付いた
相変わらず、鋭い視点ですね・・。

成る程、そう考えれば納得しますね。
しかしです、アメックスが会員数を何人計算でコンシェルジェを雇っているかは存じませんが、専任となりますとブログでも述べられておりますようにお休みの日や他の会員との最中だった場合はどうなのでしょう?そこが疑問です。

揚げ足とるようで申し訳ありません。
勿論試験的な試みである事に変わりはありませんし、今後会員からの要望等を取り入れてより良くなって行くでしょうけれど・・。

仰る通り、センチュリオンはカードの域を越えたものにするつもりなのかも知れませんね。

今回指定時間を設けていますが、個人的にはもう少し(20時位まで)時間が長いと都合良いかと思いました。
ただ定休日?が無いという点は、愚痴を挟む余地はありません。

この専任制度、どのように配置を決めたのか知りたい所ですね?






初めまして (aube)
2008-01-28 21:42:49
hungary18様、初めまして。
大変良いテーマを扱った上質なブログを拝見させていただいておりますことにお礼申し上げます。
まずは試しに、と始められたブログとのことですが、今後末永く拝見させていただけますよう願っております(時間のある時に、気の向くままに、というスタンスはこうした物事を続ける際にとても重要な点かとも思います)。

さて、センチュリオン・カードの年会費についてのご推察ですが、大変的を射たご指摘が多く、興味深く拝読致しました。
元々アメリカン・エキスプレス社は金融業ではなく旅行業を生業とする企業であったのですし、ブランドイメージを充分に確立した現在、満を持して得意分野で勝負をかける方針とした可能性はありますよね。
もちろん、年会費の値上げによって、本来想定している層以外の取得者を篩にかけようとした可能性も否定出来ませんが……。
私も今回の年会費UPは失敗に終わらないと判断しております。プラチナ以下では必ずしも言えないことですが、センチュリオンの場合は飽くまで「顧客側」に明確なアドヴァンテージがあるわけです。単純な表現を使うと「買い手市場」ですね(プラチナ以下は売り手市場となる可能性有)。
となると、センチュリオン関係業務については徹底した「顧客至上主義」を取る必要があるわけであり(この層の顧客ならば、満足出来なければ退会すれば良いだけ)会費もそうですが完全に別口の戦略を取る必要がある。
今回の会費やコンシェルジェサービスの件についても、センチュリオン関係業務を専門化させる最初の流れなのかと思っております。年会費UPがサービス向上よりも先行したのが気になりますが、やはり篩にかける意味と昨今のアメリカ企業の経済事情があるのかと……。何事もそうですが、成功か否かを見極めるには、今少し時間が必要なのかと思います。

長く記載してしまい申し訳ございません。改行が旨くいっていないかと思いますが、ご容赦下さい。
Re: パーソナル・コンシェルジェ (光) (ブログ作者)
2008-01-29 10:05:05
 コメントありがとうございます。
 しばらく経ってからコンシェルジェの感想等書こうと思っています。
 何でもリアルタイムでブログに書いてしまうと、アメックス側に私が誰だかわかってしまいそうでして。
 何も困らないのですが、予測や推察=私が望んでいることとして受け止められてしまうと、本来提供しようとしていたサービスと異なる接し方をされてしまいそうでして。
 公開までしばらくお時間ちょうだいします。

Re: 遂に・・ Vol 4 (キャトル) (ブログ作者)
2008-01-29 10:10:09
 いつもありがとうございます。
 担当の方がお休みだったり話し中の場合は、通常のセンチュリオン・サービス・センター要員が補佐として対応するのではないでしょうか。
 サービス・センターで評判・成績が良かった人がパーソナル・コンシェルジェ要員になったと考えていますので、今後は補佐を経て出世(?)だと思います。
 10:00〜18:30という時間については次の記事で私の見解を書きたいと思います。

Re: 初めまして (aube) (ブログ作者)
2008-01-29 10:56:40
 コメントありがとうございます。
 もしこれで本領発揮なのでしたら楽しみですね。
 今までは「ブラックカード」ともてはやされ、ステータスの対象として見られがちでしたが、コンシェルジェ・カードとなれば、それが必要か不要かで、会員側も見極めやすくなり良いと思います。
楽しく読ませていただいております (たま)
2008-01-30 08:49:14
hungary18さん初めまして。

当方はダイナースプレミアムを主として使っておりますが、アメックスのセンチュリオンカードとは未だ縁がございません。
よってセンチュリオンのパーソナルコンシェルジュがどれだけの働きをするのかも想像の範疇でしか考えられないのですが、パーソナルという冠が付いておりますのでやはりカード持主一人一人の嗜好を充分に加味したコンシェルジュになるのだと思います。
これで367500円の年会費だとすれば、hungary18さんが書いていらっしゃったように非常に安価であると思います。ダイナースもその点を考慮してもっともっとサービスを向上して頂きたいと切に願っております。そのために年会費が値上げとなるのであればそれはそれで問題ないと当方は考えております。

双方のカードが切磋琢磨し、高い質のサービスの提供をして頂けることを願っております。

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