セレブログ

テーマは「富裕層」。ニューリッチと言われる階層についての話題を中心に、仕入れた情報を公開していきます。

久しぶりの更新です(近況)

2008年04月16日 19時53分58秒 | Weblog
 ずいぶん間を空けてしまいました。
 アクセス数が衰えないことに驚いています。

 最近何をしているのかと言いますと、自宅のリフォームに入り、設計・デザインなど綿密な打ち合わせの日々を送っています。

 今回は現段階の見積もりで約9,000万円程かけた大工事で、ついに鉄板焼きカウンターを付けます(!)。
 以前、あるところのシェフと話した際、「今月でここ辞めます」と切り出され、「うちで料理してもらえませんか」と言えば快諾してらもい、「まずは半年」という条件付きで我が家の専属料理人になってもらうことになりました。
 
 そこでシェフの要望も交えたキッチン設計を行い、食べるときは「せっかくなら窓(夜景)を向いて」とか、バーテンダーも招く(雇う?)ならバスルームにカクテルを出せるように(中にいるのが女性であっても困らない形で)とか、アロマトリートメントルーム(小さいスパ)を作るなど、考え出したらキリがない打ち合わせが続いています。
 これまでのリフォームで毎回見送った(忘れていた?)スチームサウナ設備も今度こそ付けようと思います。

 あと、このブログの開設当初書きましたが、ようやく本番ブログを開始し、順調な盛り上がりを見せています。
 が、しかし、予定していた公開型ではなく、取引先など限られた関係者に向けたものとなりました。
 そうなったのも、このブログのように公の場で書いてみたいことは沢山あるのですが、すぐに私が誰かわかるような内容ばかりで、リアルタイムに書くことができません。わかったら困るわけではありませんが、いただくコメントの中に知っている人がいると、ある程度コメントの流れを誘導されてしまい、公開ブログの練習になりません。

 例えば、コンラッドに始まり、マンダリン、リッツカールトン、ペニンシュラなどこの数年で開業したホテルのオープニングにはすべて顔を出しましたが、当日の状況をすぐに詳細に書いてしまうと、少なくとも居合わせたスタッフに誰かわかってしまいます。特に初日に宿泊したかどうかとなると尚更です。
 こういった点が公のブログは難しいですね。
 会場が少人数である、〜の〜周年記念パーティーなどは更に書ける内容が狭まりますし、センチュリオンデスクに依頼した内容を書けば、アメックスに誰だかわかってしまいます。
 依頼内容が変わっていれば変わっている程ブログに書き甲斐がありますが、その分誰だかすぐにわかってしまう内容になってしまいますね。

 ただ、よく考えると何も困らないのですが、ブログの内容で接し方が変わられても嫌ですし、親しくしているところの欠点を率直に書けなくなる(精神的に書きづらくなる)とあまりブログの意味がなくなります。

 というわけで、スローペースにはなりますが、今後も引き続き差し支えない程度にこのブログを更新してみようと思います。

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デスティネーションスパ

2008年02月25日 12時54分27秒 | Weblog
 しばらく間を空けてしまいました。
 コメントくださった方々、ありがとうございます。

 2週間ほどスパ旅行に出ていました。
 先月末頃に、婦人誌「VOGUE」か「ELLE」で「デスティネーションスパ」という言葉をみかけ(どうやら以前から存在する言葉のようです)、少々出遅れてデスティネーションスパについてのヒアリングのためスパ巡りをしてきました。

 言葉の意味は「デスティネーション=目的地」の通り、スパ目的の小旅行のようですが、「ホテルにスパが付いている」ではなく「スパを利用するために、そのホテルに泊まる」というニュアンスです。
 ゲストお断り(宿泊者のみ利用可)というスパもあり、この場合は泊まるしかありません。

 私は、センチュリオンカードの記事で「クレジットカードにコンシェルジェサービスが付いている」ではなく「コンシェルジェサービスに決済機能が付いている」と書きましたが、デスティネーションスパも同様に、サービスを開始した後に、利用者(=消費者)による利用スタイルに沿ってサービスの形を変えていき、到達した姿と受け止めました。

 これまでは「普通」だった1時間半などのコースは今では最短コースであり、主に2時間半〜3時間、場合によってはスパキュイジーヌ(食事を挟む)付きの5時間のコースなどの利用が増えているそうです。
 内容は自分自身でコースを選ぶので、通常のスパと何ら変わりません。

 提供する側が想定していたサービス内容と対象者が異なった(と気付いた)場合、ここで大きな分岐点があり、利用者が呆れて使わなくなるケース(=オーナーが考えているレベルの水準に止まる)と、顧客が意見・要望を伝え改善に向けて協力してくれるケース(オーナーが想定した水準を超えて進化する)に分かれますね。
 当然、万人受けするサービスを目指す場合、特定の層に向けたサービスを提供する場合もあり、「変わらないことが良い」こともあります。

 都内のスパでのアロマトリートメントも都内で3時間=75,000円というところがありました。
 私は最近の価格設定について、セラピストや周囲の女性陣に尋ねてみたところ、「もはや一般女性が使える領域ではない」「女性専門エステの痩身コースが3回受けられる」と、スパのアロマが違う領域に突入していることを熱く語ってくれました。
 あるセラピストは、数年前、ホテルの「女性向けサービス(女性限定)」として始めたところ、夫婦で、またはカップルでの利用希望が増え、「女性同伴なら男性も可」というスパが増え、その後男性(単独)向けのコースも設け、最近では半数以上が男性客であると言います。

 スパに限らず、物価(特に都内)は思ったより早いスピードで上がっているように思えます。
 ある宝飾店は年内に一律10%以上の値上げを予定しており、また別のある眼鏡店に久しぶりに訪れたところ、私が4年前に買った85万円のフレーム(K18 YG)が140万円になっていました。金の値上がりも勢いを増しており、ホワイトゴールドのコーティングに使うパラジウムも高騰しています。

 そう考えると、センチュリオンの年会費が5年間で2倍になったことは、驚くことではないのかもしれませんね。

 ところで、センチュリオン・パーソナル・コンシェルジェ経由で何点か問い合わせとお願いをしてみたところ、特にこれまでと変わりはありませんでした。
 単発で利用してすぐに進化を感じるには至りませんでした。
 折り返しの電話も、センチュリオン・パーソナル・コンシェルジェの電話番号の場合もあれば、これまで通りセンチュリオン・プラチナ兼用のサービスセンターの電話番号の場合もありました。
 しかし、何をして欲しいのかをよく知りたい様子は伝わってきました。担当制の一番の目的は、当面会員の求めていることを吸い上げるための、ヒアリングシステムとして機能し、その後利用形態に合わせて調整していくように思えます。

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この約5年間のサービス物価と消費対象の変化。

2008年02月01日 14時13分48秒 | Weblog
 センチュリオンが発行されて以来この約5年間で、少し所得が高いという人から富裕層に向けたサービス物価の上昇が著しく、バブルとは異なる底堅い推移を見せています。
 例えば最近の都心のホテルのスパ(にあるアロママッサージ)は2時間で約5万円です。3年ほど前までは1時間半で25,000円くらいが相場だった気がします。何百万円という入会金をとるところもあります。
 OLが気軽に使える金額ではありませんし、リピート利用するには非常に厳しいはずです。そしてすれ違うお客さんも半分は男性ですし、年配の男性が若い女性を連れてきて、カルテを書いているシーンもよく見かけます。

 少し前までは「男にそんなものはいらない」と部屋で寝ていた男性陣が、何かの影響でスパやエステにでも言ってみようかと目覚めたのか、ホステスらと飲むことが富の象徴だと勘違いした男性陣が、今ではホテルのスパへ若い女性を連れていくようになったのか、或いは飲み代にかけるお金は無駄だという若い世代の経営陣の新しいお金の使い方なのか、少なからずお金をかける場所が変わってきていると思います。

 20〜30代の若手経営陣は身なりやマナー、ワインなどの知識といった自分自身への投資にお金をかけ、ホステスらに支払うお金は無駄だと考える人が多く、よく言えば合理的です。
 一方年配の経営陣は、あまり身なりや装いにはお金をかけず、ゴルフなどの接待およびホステスや愛人と言った外部への消費が多いように見受けます。

 IT企業などの躍進によって若手経営者が比較的まとまった現金を手にする環境が整ってきたことにより、ニューリッチと言われる新しい富裕層が形成されつつあります。
 また、この5年間で引退した組の子供世代が現在の25〜35才であり、親世代がバブルで学んだ教訓を反面教師とし、経営の合理性・妥当性を強く意識する若手経営陣が増えています。

 世代交代が進めば、消費対象が変わってきて当然ですね。
 日本ではお金持ち=年配のイメージが強く、実質そうであったためか、男性向けの贅沢品などは、比較的おじさん色の強いデザインのものが多いですし、レストラン、ホテルなどの内装などもナチュラルテイストのものが多かったです。
 最近ではホテルなども室内設備の操作表記を英語のみにしたり、ビューバス(一面ガラス張りで外の景色が見えるバスルーム)、暗めの照明に質の良い音響環境を整えるなど、若い層を意識した作りに変わってきています。
 まずロビーなども非常に暗くなり、年配の方はメニューを読むのも厳しい程、暗くしてあります。

 都心のタワーマンションでも、年配層はビューバスに抵抗があるが、比較的若い夫婦には歓迎されるため、低層階でもビューバスを導入するようになったという話も聞いたことがあります。
 また、先に述べたスパも同様です。5年以上前に竣工したホテルでは、フィットネスはあってもスパ設備がなく、ワンフロア全面改装でスパにしたりなど近代化をはかっています。
 ホテルは可能な限り高層階に設け(ビルの上層部をテナント利用します)、客室の広さも数年前までは40平米以下の小さい部屋も用意されていましたが、最近建ったホテルでは全室50平米以上にし(2倍ほどの料金相場になっています)、バスルームを大きくするなど、都心のタワーマンションブームにも対応しつつある(自宅より景色が悪いではホテルの価値を下げますし、マンションの実用性とホテルの贅沢感で差別化をはかっています)と言えます。

 センチュリオンはこれらの世代交代や消費対象の変化に対応しつつあるように思えます。
 時を同じくして台頭した多くの若手経営陣や、私のように何でもまずは自分でやってみないと気が済まない性格の事業者は、合理化を優先し、スケジュール管理などもパソコンや携帯電話を使い、どこにいても確認できるようにシステムを構築し、秘書を含め削減できる経費は最大限に削ろうとします。そして残ったお金を自由に投資します。
 しかし若手はキャリアや人脈という点で年配層に劣ることが多く、そこで「困ったときに、センチュリオン・パーソナル・コンシェルジェはいかがですか」というシナリオではないでしょうか。

 ウィキペディアで「富裕層(いわゆるセレブ)」の定義を見てみましたところ、「民間企業経営者や役員、開業医、弁護士、公認会計士、税理士など、職業柄インターネットを使いこなす人が多い」とあり、経営者・役員は年代にもよりますが、その他は「組織に拘束されず、秘書が(多くの場合)いない、個々の能力を現金化している専門職」と言えますね。 

 先日書きました「誰でも「社長」を名乗ることができる時代」と照らし合わせると、今後対応すべき(又は今まさに対応しようとしている)階層が見えてきます。
 この一連の流れで、カード会社は「個人・法人を問わず1対1で向き合う」必要性に迫られていると考えています。

 そしてこれらの層は、「自分ルール」を強く押し通せる立場にある人が多く、どんなに高い年会費を支払ったとしても、あまり周囲を気にしなくて良い環境が整っていますし、納得させるだけの使い道を示すことができる(時間もお金も配分を自分で決められる)であろう人達ですね。

 これは好きなときに休暇を取る、旅行に行く、買い物をする、娯楽を楽しむということができる、パーソナル・コンシェルジェが最もサービスの対象としている人達と言えるのではないでしょうか。

 そのうちカード会社は「経費決済歓迎」に変わりそうですね。
 売り上げ第一であれば当然の結果ですが。
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センチュリオン・パーソナル・コンシェルジェ

2008年01月31日 22時06分33秒 | Weblog
 センチュリオン・パーソナル・コンシェルジェの10:00〜18:30という対応時間についてですが、会員側も通常は仕事中ですよね。
 そこでいくつか考えてみました。

■センチュリオン・カードの所有者(基本会員)は大半が男性だろうと想定する。
 →仕事の付き合いでパーソナル・コンシェルジェを使うだろう前提。経費決済容認。よって日中対応とした。

■センチュリオン・カードの所有者の大半は既婚だろうと想定する。
 →パーソナル・コンシェルジェは主に奥様方のために用意した。だから日中対応とした。今回の「配偶者にもチタニウムを」と関連性あり。

■センチュリオン・カードの所有者は、オーナーや自営・自由業など、自分の時間とお金にゆとりがある層だと想定する。
 →お金だけでなく時間もあるからこそパーソナル・コンシェルジェ(主に旅行や娯楽などの手配)を必要とする。それで日中対応とした。

 年中無休ですので「土日に使える」と考えたら標準的なサラリーマンにも対応できますから、特に意味はなく、一般的な営業時間なだけかもしれません。
 これまでの「センチュリオン・サービス・センター」で、最も電話の多かった時間帯の可能性もあります。

 今パーソナル・コンシェルジェについてわかっていることは、

●担当者の定休日は決まっていない。
●担当者が休みの日は他の方が電話を取る。
●フリーダイヤルは担当者への直通専用番号。
 ※会員数×電話番号ではなく、担当者×電話番号のようです。

です。

 担当者が会員との全てのやり取りを統括することで、嗜好などを正確に把握するということが目的のようです。
 毎回「はじめまして」よりは、既に自分自身の好みや性格などを把握してくれている担当者の方が、話が早いですね。

 少し話がそれますが、プラチナ、センチュリオンのコンシェルジェ機能は、社長や役員などの重役よりも、本来は部下などに「何かわからないことがあれば、ここに電話して手配するように」と与えるべきものだと思います。
 なぜなら「会社の忘年会を開きたいのですが、何か良いプランはありますか」と社長が電話するのも何とも不自然な話です。通常部下の仕事ですね。
 大企業の経営陣には当たり前のように秘書が付いていますし、多くの秘書は仕事だけでなく個人的な依頼もこなしているため、特にアメックスのデスクを使う必要はありません。
 本来はプライベートで使うべきものなのでしょうけども、プレミアムカードの所有者は私の周りでは役職に就いた男性ばかりですし、接待など仕事に関わるシーンでの利用が多いように見受けます。
 そう考えると秘書がいない経営者、若手経営陣、中堅幹部などのような人達に向けた「秘書・オン・デマンド」的な発想と受け止めています。
 「いつもいなくていいから、必要な時だけ仕事して」という合理的な使い方ができますし、雇用の手間も省け、なおかつ安上がりです。

 私も秘書はいらない派ですので非常に便利です。世界中電話一本で引き受けてくれますから、一緒に旅行先まで連れていく必要もありませんし。

 これといって断定できるような戦略が見えてこなかったため、知人女性に話してみたところ、やはり女性は視点が違います。
 ホテルやブランドブティックの従業員と同じく、自分たちも同じような生活をしているわけではないので、本当に顧客が望んでいることはわかり得ないということは私も同じ考え方でしたが、「お金持ちの人と知り合おうと思っても簡単には知り合えないから、担当者はコンシェルジェという仕事をを通じて知り合える。会員のいろんな話や要望が聞けるからおもしろい。普通カード会社は、事務以外に会員と接点がないから」と言うのです。
 ※この女性はセンチュリオン所有者=お金持ちだと思っています。

 確かに「こういうものを望んでいるだろう」と推測でサービスを提供して的をはずすよりは、「言われたことをする」方が楽ですね。
 特に要求のない会員には、他の会員から得た事例で「例えばこんなプランはいかがですか」と提案することができます。

 良い例として、カードなどのポイント交換のカタログに掲載されているものは、多くの場合「それはいらない」「もう持っている」「もっと良いものがほしい」といういものばかりです。

 センチュリオンには下記のようなサービスがあり、パーソナル・コンシェルジェはこの考え方に近い気がします。



 押しつけるよりは、言われたままのことを提供する方が素直とも言えますね。
 1つ間違えると「そんなレベルのものを望んでいるのではない」と怒られてしまいますからね。

 あまりにもという事例ですが、私があるホテルのスイートに泊まった際、部屋の案内をしてくれた係の女性との会話で、

 係の女性:とても広いお部屋ですので、おくつろぎいただけると思います。
 私:何平米あるんですか?
 係の女性:100平米です。逆に落ち着かないというお客様もいらっしゃいます。
 私:うちは約3倍です。
 係の女性:広いですよねー。皆さん迷子になるって言われるんです。
 私:あ、いえ、うちが約3倍です。
 係の女性:えー、そんなに広くて何に使われるんですかー!?
  省略
 係の女性:窓が広くて、景色もお楽しみいただけます。
 私:お風呂はビューバスではないんですね。
 係の女性:ビューバスタイプのお部屋もございます。そちらの方がよろしかったですか?
 私:いえ、大丈夫ですが、窓がないお風呂に慣れていないので。
 係の女性:よくお泊まりになるのですね。
 私:うちがビューバスなので。
 係の女性:そんなお家があるんですか!?お風呂から夜景とか見れるんですか?泊まる必要がないじゃないですかー。

というやり取りがありました。
 事前の会話(冗談)でずいぶん盛り上がり、くだけた雰囲気でのふれあいでしたので特に何とも思いませんでしたが、その後「100平米より広いマンションって、どんなのですか」のような質問をされました。

 http://blog.goo.ne.jp/hungary18/d/20071017でもご紹介したカード会社とのやり取りも同様に、「そこでそんなことを言われても」ということが多々あります。

 そう考えるとアメックスの手法は、会員との触れあいから学習した結果と言える気がします。

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アメックスのカードの色について考える。

2008年01月29日 21時02分03秒 | Weblog
 先日「上位・下位」の表現について不快であるご指摘のコメントをいただきました。
 その後、カードの色や年会費などについて、ゼロから再考することができ、前回記事に書きましたセンチュリオンの案内に「クレジットカード」という言葉がないことに気付きました。
 ありがとうございました。

 私は完全な思いこみで、グリーンよりゴールド、ゴールドよりプラチナ、プラチナよりセンチュリオンが上位カードであると考えていました。
 確かにセンチュリオンはプラチナの、プラチナはゴールドの、ゴールドはグリーンのサービスを内包しています。
 大は小を兼ねるという考えで言えば上位、パソコンやソフトウェアの世界でいう「互換性」においても「上位・下位互換」などと表現し、特に何の違和感もなくこの
上位・下位」という表現を使っていました。

 通常の手順ですとインビテーションにより次の色へと進むため、審査・選考によって「選ばれた者」であるという意識から「次の段階」という認識がありました。
 それがいつしか上位・下位という考え方に結びついていました。
 しかし、カードの色は、例えると携帯電話料金プランのような考え方もできると気づき、その後センチュリオンは「クレジットカード」という枠組みではないのではないかという考えに落ち着きました。

 その根拠の1つとして、アメックスの場合カードの色で利用限度額がそれほど変わらない点です。プラチナでも月50万円の決済で止められてしまうことがあると聞きます。
 アメックスの場合、「色」は「グレード」(所得や社会的地位)でなく、ただの料金・サービスプランのように思えます。

 グリーンというプランで十分な人はグリーンを選び、グリーンが提供するサービスに年会費が見合っていると考えれば契約し・支払います。
 いわゆる「クレジットカード」としての機能だけが必要な人はこれで十分です。
 保険や保証などを追加したければ、ゴールドを選び・申し込むことができます。
 これらは自らが選択します。
 料金・サービスプランと考えたら、アップグレード・ダウングレードとはあまり言いません。
 
 では、プラチナやセンチュリオンのコンシェルジェ機能が必要であれば、自ら申し込み、契約できるかというとそこが異なる点です。
 ここで「審査」が入るため、どうしても「(カード会社によって)選ばれた者」(要は審査を通過した者)という意識が生まれますが、前回の記事で書きました通り、対象者がコンシェルジェなどのサービスが必要な人かどうかを、カード会社の独自審査で選定していると考えます。

 コンシェルジェを使うからには、多くの場合結果としてお金が必要となります。
 そのお金をどのくらい使える人なのかという点で年収などの要素が関わり、普段の決済場所、行動パターン(海外か国内か、娯楽かショッピングか、又は飲食かなど)の俗に言う「クレジットヒストリー」と照らし合わせます。
 アメックスが提供するコンシェルジェにおいて、得意とする分野(これも前回書きました旅行代理店であるということ)を必要とする人かどうか、言い換えると得意とする分野であれば顧客に満足してもらえる可能性が高いため、高い年会費を払っても良いと思ってもらえる可能性が高い人を審査・選出してると考えられます。

 これがまさしくトラベル・エンターテインメントカード(T&E)と言われる由縁ではないでしょうか。

 リスクヘッジという側面から考えますと、アメックスが得意としない分野での利用が多い人に、プラチナやセンチュリオンを発行しても、一番の売りである「コンシェルジェ」が顧客の要求に応えられず、高い年会費に対してクレームになる可能性が高まります。
 そこが前回書きました、提供したいサービスを、提供したい人に提供すれば良いという点です。

 例えば旅行よりもブランドブティックでの買い物よりも、何よりもキャバクラや風俗での利用が主である人に、「パーソナル・コンシェルジェ」サービスを提供した場合、「綺麗な女性を手配してほしい」などと言われ、意図しない使われ方をしてしまう可能性があります。

 表向き、プラチナカードは新規入会ができず、まずはゴールドを持つよう促されます。これは基本機能に満足し、なおかつコンシェルジェが必要ですか?という段階だと思います。
 しかしセンチュリオン、プラチナ会員からの紹介であれば、プラチナからの新規入会が可能です。これは、紹介者から見て、自ら体験したコンシェルジェを必要としているだろう人、その年会費を払ってでも必要としているだろう人を紹介していると推定(紹介者から年会費とサービス内容について説明が済んでいるものだとみなす)できるからこそ、新規入会を可能としているのだと思います。

 アメックスは、当然のごとく、

■A,年会費のみ支払い、全く決済をしない人がコンシェルジェを使った場合の損益分岐点。
■B,コンシェルジェを使って、その分をアメックスのカードで決済をしてくれる人(コンシェルジェが役に立ち、支払いまで到達したケース)から得られる年会費+カード手数料から算出した損益分岐点。
■C,年会費は支払うものの、コンシェルジェを使って、他社カードで決済した場合の「使われ損」による損益分岐点。Aとほぼ同じですが、性質が異なります。

を計算しているでしょう。

 私は「C」のようなことが発生しないよう、アメックスカードでの支払いを強制しないアメックスの姿勢は寛大だと思います。
 しかし、もしかすると「C」ではセンチュリオンの案内はこないのかもしれません。なぜならコンシェルジェを利用した(手配してもらった)後、アメックスが確認できる手段で決済しなければ、顧客が「満足した結果」「必要としていたものと一致した」ことが確認できないからです。

 そして決済場所も重要です。
 飲食店や高級ブランド、宝飾店などのカード手数料率が高い場所もあれば、薄利の場所もあり、上記「B」の利益率から提供できるサービスのレベルが変わってきます。

 そこで、このA,B,Cの会員に対し、どこまでサービスを提供し、深く掘り下げていくかを決定すると考えると、パーソナル・コンシェルジェが必要かどうか、ビジネスとして成り立つか、ひいてはセンチュリオンなどのインビテーションの基準が見えてくる気がします。

 そう考えると、センチュリオンは「決済もできるコンシェルジェカード」と言えますね。
 決済は他社カードでもできますし、アメックスはセンチュリオンを発行した時点で、「この会員からは年会費367,500円(場合によっては人件費分マイナス)しか儲からなかっとしても構わない」という覚悟が出来ているわけですから。

 今回の案内にあった「アメリカン・エキスプレスとの絆」という言葉の意味が、何となくわかったような気がしました。
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センチュリオンはクレジットカードではない(気がします)。

2008年01月28日 12時01分51秒 | Weblog
 私はセンチュリオンの新年会費367,500円は失敗はしないと思います。

 無作為で数人に新年会費についてヒアリングしてみましたところ、多くの意見は「クレジットカードというただの決済手段の1つに367,500円ですか」でした。
 確かにクレジットカードの年会費としては他社との相対比で高いですね。

 しかし、アメックスはコンシェルジェ業へ本格参入し、センチュリオンカードはその会員証を兼ねると考えた場合どうでしょう。

■クレジットカードにコンシェルジェサービスが付いている。

 だったのが、

■コンシェルジェサービスに決済機能が付いている。

 でも良い気がするのです。

 元々、緑、ゴールド、プラチナ、ブラックと後付で展開してきたわけですし、「コンシェルジェ」という考え方もクレジットカード業界に初めからあったわけではありません。
 「高い年会費を徴収するためには、どんなサービスを付けたら会員が納得するだろうか」と考え、後から付け足されたものです。

 特にセンチュリオンの場合は、申し込みベースで加入できるわけではありませんので、アメックスが招待したい人だけに、提供したいサービスを提供すればいいのです。
 もしくは個別対応で、その人に必要と思われるサービスを提供し、満足と引き替えに年会費を徴収すれば良いでしょう。気に入らなかった会員に年会費の一部、または全部を返金しても良いでしょう。役務に対する対価なのですから。
 これまでの他社カードと異なり、「センチュリオン・パーソナル・コンシェルジェ」は、会員と個別に向き合いふれあうため、それが可能だと思います。

 もし「センチュリオンに関しては、初めからクレジットカードという枠にはこだわっていない」「当社のクレジットカード最高峰はプラチナカードで、センチュリオンはクレジットカードという位置付けではありません」と言われたら、私は納得します。言われたわけではありませんが。

 今回届いた案内は、まず最初のサービスと年会費改定のお知らせ及び簡単なパンフレット、次に「センチュリオン・パーソナル・コンシェルジェ」担当者からの挨拶の2通です。
 私は字を読むのが好きで、隅から隅へと丁寧に読む性格です。しかし肝心なことを見落としていました。皆さんお気づきで今更でしたらすみません。

 少なくとも今回の案内のどこにも「クレジットカード」という言葉が書かれていないのです。
 リニューアルされたホームページ内にも、私が見落としていない限り、「クレジットカード」という言葉はありません。明細書にもありません。

 引用:「長年に渡りアメリカン・エキスプレスのカードにご愛顧を賜り」「センチュリオン・カード」「どのカードにも追随できない」「カード会員さま」「よりいっそうアメリカン・エキスプレスとの絆が深まり」「アメリカン・エキスプレスの総力を挙げて」

 今では、または元々、センチュリオンは別事業なのではないでしょうかね。
 そう考えると、プラチナ会員がセンチュリオンを目指す必要もなく、高い年会費に呆れてセンチュリオンを目指す人が減っても構わないのだと思います。
 コンシェルジェを必要としない人が退会したりプラチナなどに移行しようとも気にもとめないかもしれません。

 だからこそ(配偶者にも)チタニウムなのかもしれません。
 最低限キャッシングなどの機能は残しつつも、ATMにカードを入れる必要性がほとんどないセンチュリオンは、プラスチックのカードである理由がなくなったのでしょう。

 何と言ってもセンチュリオンの概要やサービス内容は、ホームページなどで公に宣伝・紹介されているものではなく、あくまで会員に対してのみ案内しています。
 そう考えると、「既存会員の多くが望んだこと」をサービス改訂時に反映させ、2次、3次の募集時には、その内容で満足してくれる会員だけを招き入れるという考え方る方が妥当ではないでしょうか。
 「年会費を高くして、簡単に持てないようにしてほしい」と要望があれば、その会員のためを思えばそれも検討したかもしれません。

 もし自動的(勝手)に緑→金→白→黒と色が変更され年会費を強制的に引き落とされるのであれば、サービスの無断変更はお断りですが、招待されても断る権利が与えられていますし、興味がなければ現状維持で支払いの義務もありません。いつでもやめられます。

 先日もhttp://blog.goo.ne.jp/hungary18/d/20080107で書きましたが、カード手数料による儲けは微々たるものです。一般消費が落ち込めば収益も激減します。
 そこで「ブランドを築けば年会費収入の方が手軽」という点につい目が行ってしまいましたが、次の事業収益としてコンシェルジェ業なのではないかと思うのです。
 アメックスは元々世界最大級の旅行代理店であり、コンシェルジェも旅行(レストランを含む)の手配を得意分野としています。
 いよいよ「手配業」の本領発揮なのではないかと思います。

 カード利用分に対しマイレージやポイントを付与すると、会社の経費などを個人カードで切る人が増えます。
 また最低資本金制度もなくなり誰でも「社長」を名乗ることができる時代になったことで、カード会社は「法人カード」や「法人営業部」という考え方から、個人・法人を問わず1対1で向き合い、会員の属性にあわせたサービスを提供する必要に迫られるだろうと見ています。

 そこでもし「月3万円で使える秘書(或いは手配代行)サービスがありますよ」という評判が広まれば、アメックスは新しいステージへ突入です。
 簡単な表現だと「お手伝いさん」のようなものでしょうか。
 その代わりに、全ての人に満足してもらえるわけではないので、既存カード会員の中から喜んでもらえそうな会員に招待状(インビテーション)を出すという仕組みであると考えます。

 そういった流れで、会員の要望や考えを細かく収集するため、個別担当制度を設けたのではないでしょうか。

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センチュリオンの年会費アップ-続きPart2-

2008年01月27日 12時39分08秒 | Weblog
 長期出張から戻りましたところ、センチュリオンの年会費値上げのお知らせと、「センチュリオン・パーソナル・コンシェルジェ」担当の方からの案内が届いていました。
 スキャン画像内のサイン、個人名箇所などは消しています。



 案内状には「総力を挙げて取り組んでまいります」とありました。何を提供してくれるのか楽しみです。
 またフリーダイヤルの上には「私への直通電話番号」とあります。
 電話の発信者番号で識別するのでしょうか。それとも会員専用に1フリーダイヤルなのでしょうか。まだ電話していませんのでわかりません。

 1対1の担当制であるならば、月3万円(全額か担当者の経費に割り当てられるわけではないですし)では厳しいと思いますので、1人で何名かの会員を兼任しているのではないかと思います。
 昨年書いたhttp://blog.goo.ne.jp/hungary18/d/20071015のような考え方でも担当者への見返りが少ないですね。

 ところで、センチュリオン年会費アップの記事を書いてから、これまで60IPアドレス:140PV/日だったアクセス数が、402IPアドレス:1600PV/日へと急増しました。
 こういったブログもテーマ次第だということがよくわかりました。

 このブログは、その時自分自身がどう考えたのかを記録する日記がわりに、そして多くの経営者が自身のブログを持つ時代となり、初ブログ公開前の練習という目的で始めましたので、あまり多くの人に読まれると恐縮です。

 旅行や出張中、ホテルで何もすることがなくなった時や待ち時間に書くことが多いので、郵送による案内などの情報は多少後れを取ってしまいますし、いただくコメント数が増えると返信もままなりませんこと、どうぞご容赦ください。

 また一昨日昨日いただいたコメントで「他人を不快にさせる文章」とご指摘がありました。大変申し訳なく思います。特に誰に向けて発信しているわけでもなく、全く目的のないブログですので、自分自身が感じたままに書いています。このままアクセスが増えていくようでしたら、しばらく休むか、または閉じるかを考えたいと思います。

 アメックスに関するテーマが多いのは、アメックスという会社のブランディング・マーケティング手法に興味があるためで、クレジットカード自体は私にとって特に重要なテーマではありません。適度なマイレージがたまり、決済が滞りなくできればどんなカードでも構いません。ただ、センチュリオンについては人から聞かれることが多いので、現在はブログの主要なテーマとして扱っています。

 アメックスの手法を称える内容が多いのも、他のカード会社との相対的な比較であり、企業として絶対的にアメックスを支持しているわけではありません。
 アメックス(特にセンチュリオン)というブランドが凋落すればそれも結果ですし、どのようにこれまで築き上げたブランドを維持し、伸ばしていくのかに興味があります。

 その調査・分析のためには、巷でこれほどまでにブランド力を持ち、噂をかき立てる程の話題性を持つセンチュリオンカードを持っている必要があり、年会費が上がろうとも、サービスがどう改訂されようとも、まずは使ってみるしかその全容を知る術はありません。

 本来私は、クレジットカードの年会費が値上げされようと、引き落としされようと、気づきもしませんし、案内なども見もしません。今は勉強のために事細かく確認しています。そこにちょうどサービス内容と年会費の改定という動きが出たのでより注目しています。

 以前にも引用しましたが、ウィキペディアによると、各国年会費の設定が大きく異なります。
 なぜオーストラリアが最高値の約39万円(1AUD=93円換算)であり、日本は168,000円であったのか。なぜ、アメリカと香港は入会金を取るのか。なぜメキシコは「About 27,000 pesos」なのか。決して物価だけではないその値付けに、アメックスが各国の国民性・消費行動をどのように感じているかを知るためのヒントがあるように思えます。

 自分1人で考えてしまうと、自身の所得と物価などの主観的な判断しかできませんが、カード会社には何百万人という会員がいて、年齢・性別に加え職業、地域、家族構成などの属性、利用額1つとっても最大・平均・最小値など幅広いデータをもっています。

 今このタイミングで年会費を2倍以上にするセンチュリオンは、アメックスから見ればその価値があり、そこにお金を払う人達がいるという判断ですね。
 間違っているかもしませんし、正しい手法かもしれません。時間が経ち、多くの人達の手に触れてみなければばわかりません。

 「判断」に対する「反応」は後からついてくるものです。売れると思った商品が売れなかったり、どんなに真心込めて作ったものでもお金にはならなかったり、粗悪品があっという間に売り上げランキングに入ってみたり、それほど美味しくないお店がミシュランガイドに載ったりと、人一人の判断では何もわかりません。

 今後も引き続きアメックスの動向を見守っていきたいと思います。

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センチュリオンの年会費アップ-続き-

2008年01月24日 22時15分58秒 | Weblog
 リニューアルしたというセンチュリオンホームページにログインしてみました。
 デザインなどはほとんど変わっていません。



 相変わらず「スペシャルイベント」のページは「本ページは現在メンテナンス中でございます。」のままです。

 リニューアル後からか以前からなのかわかりませんが、「VIPエアポートサービス」というサービスが掲載されていました。



 どんな方が来てくれるのでしょうね。
 知人女性との話の中で出てきたのですが、海外なら特に、そこに出会いを期待しているスタッフもいるのではないでしょうか。
 何せ、会員の消費・生活パターンをしっかりと把握しているのですから。
 しかし、アメックスのスタッフではなく、提携先や空港職員の可能性もありますね。

 今回6桁全て異なる「センチュリオン・パーソナル・コンシェルジェ」専用の電話番号が新設され、これまでの”センチュリオン・サービス・センター「も」ご利用いただけます。”というおまけのような見せ方になっています。
 非会員からの電話が増えたのでしょうか、「センチュリオン・パーソナル・コンシェルジェ」専用の電話番号はホームページにも掲載されていません。



 会員が「センチュリオン・パーソナル・コンシェルジェ」を気に入れば、指定の時間(毎日10:00〜18:30)のみの対応で済むことが多くなり、「センチュリオン・サービス・センター」の24時間待機要員を減らすことができますね。
 ダイナースプレミアムが24時間対応を廃止しようとしたときと比べると、非常に巧妙でテクニカルなコスト削減のようにも思えます。

 案内には「毎日」とありますが、担当者の定休日は個別案内でしょうかね。
 年齢や消費パターンにあわせて担当者を選出しているとは思いますが、利用額の多い会員には優秀な人を付けたのでしょうか。
 「営業担当」も兼ねると考える方が妥当で、「会費を上げても残った会員」が、他のカードに移らないよう全力で対応してくると見ています。
 パーティー1つのプランでも、気の利いたプランを提示すればそれだけ売り上げが増し、担当者の「獲得」としてみなされるのではないでしょうかね。

 せめて二流秘書は上回ってほしいという願望はありますが、月3万円ではあまり期待できません。
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センチュリオンカード年会費367,500円(税込/年)に。

2008年01月23日 18時14分07秒 | Weblog
 アメックスセンチュリオンの年会費が367,500円(税込/年)に値上げされます。
 妥当な線に落ち着いた感じですね。

 私は長期出張中で郵便物が確認できていませんが、2007年に取得した知人の元へ、

■1対1の担当制「センチュリオン・パーソナル・コンシェルジェ」(対応時間:毎日10:00〜18:30)。
■配偶者にもチタニウムカードを。
■プライベート・ドクターによる年間健康管理プログラム。
■センチュリオン会員向けサイトのリニューアル。

などが郵便で届いたそうです。

 このブログの方向性を確認するかのような内容でした。
 少なくとも私の目から見ると、アメックスは進化してると思います。

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ブラックカード取得の攻防

2008年01月07日 22時34分32秒 | Weblog
 上位カードを目指すために(例えばプラチナ→ブラック)、他のカードは使わず一枚のカードに決済を寄せるという方法を取るケースが多いようですが、カード会社が参照する信用情報には、他社(ダイナース、アメックスを除くほとんどのカード会社)のカード利用状況も含まれているため、「寄せている」ことが筒抜けになります。
 これはどういうことかと言いますと、上位カードを目指すために決済を寄せているだけなのか、カードを複数枚用途別に使い分けている(=余力がある)かが判断できるということです。
 例えばJALカードを月50万円使っていたとします。それが1年間続いた後JALカード利用はゼロになり、アメックスで月50万円使い続けたとします。
 アメックスにはJALカード利用額が信用情報の照会で確認できるため、この人の一ヶ月のカード利用最大額は50万円と容易に判定できるわけです。
 もちろん毎月チェックするわけではないようですが、ボーナスシーズンに照会するだけでもおおまかなところは把握できますね。
 最大値(この場合50万円)をフルに使っている人を深追いしても意味がありません。破産してしまうだけです。
 逆に余力のある人にはよりいっそうのサービスを提供し、競合他社と比較して気に入ってもらい、更に決済を寄せてもらおうと考えるのは当然です。

 競合するカード会社利用分をすべて自社カードにまとめてもらえばひとまず目標達成ですので、本来は上位カードを発行する必要もありません。
 むしろ利益を出すために保険などの勧誘の段階です。

 ところで、カード会社が加盟店から徴収できるカード手数料を5%と仮定すると、アメックスプラチナカード年会費10万円と同額の利益を上げるためには200万円の決済をしてもらう必要があります。
 見方を変えると、年会費無料で年間200万円の決済をしている人(A)と年会費10万円だけ払って全く決済に使わない人(B)は、カード会社に対する利益貢献度は同じだということです。
 そう考えると年会費10万円+年間決済額200万円としても、年間20万円しか利益を生んでない客だということになります。

 「年会費10万円で24時間コンシェルジュが付いてくる」という考え方も、「年間200万円(年会費同等利益水準)の決済をしてくれる客にはそのくらいしてもいいかな」とカード会社が思えるレベルのサービスだということが言えます。
 逆に言うと、AもBもカード会社の手取りは10万円なのですから、そこに一般事務経費+コンシェルジュなどをつけると、あまり儲からない商売ですね。

 ではカード会社の立場として考えると、AとBのどちらを増やすかです。
 ブランドを築き上げた後ではBを増やす方が楽でしょう。
 決済額が増せば売り上げは上がりますが、それに伴う事務作業は増えます。更にはコンシェルジュなどを使い倒されようものならお荷物にさえなってきますね。
 コンシェルジュを使って手配した先で、どのくらいお金を使う人なのかは日常の利用パターンから検討はついているのですから、そう考えれば今のプラチナカード発行基準は低すぎますし、年会費が安すぎます。
 あまりお金を使わない人の雑用係となってしまい、肝心な顧客の電話がつながらないようでは、コンシェルジュとして機能しているとは言えません。
 そういう意味でもセンチュリオンサービスセンターは2コール以内に電話を取ることを徹底しているように思えます。

 この時代かつ日本で、年間10万円で24時間365日雑用係を引き受けてくれる人がどのくらいいるでしょうか。
 むしろやり過ぎ感があり、いずれコスト削減または廃止、年会費アップは疑う余地のないところです。
 ※一時期のダイナースプレミアムのように「24時間」を廃止しようとする動きも当然でしょう。

 こういった段階における1つの方法として、カード会社はスケールメリットを得ようとします。そのためには会員を増やすしかありません。
 会員規模が大きくなれば、仕入れや取引先(ポイント交換の提携先から旅行・保険など)との力関係が優位に立てます。
 そこでコストを抑え利幅を確保しようというのが顧客優先の手法ですね。それでもまかなえなくなれば年会費アップなどと続きます。

 アメックスのプラチナカードの年会費は昨年値上げしましたが、10万円でも24時間コンシェルジュはもったいない気がします。
 費用対効果という意味でダイナースのプレミアムより良い仕事をしているようにも思えます。そう考えるとプラチナでも十分最高レベルのサービスですね。センチュリオンとそれほど差はない気がしてなりません。

信用情報の開示請求
 ※一般に「信用情報を開示する」と表現する人が多いですが、「開示する」のは先方で、我々は「開示請求をする」が正しいと思います。
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プレミアムカードは売り手市場。

2007年12月31日 11時44分12秒 | Weblog
 忘年会シーズンということもあり、クレジットカードの話からお金そのものについてまで、多くの意見を求められました。
 その中で、売り手と買い手の力関係というテーマについて盛り上がりましたのでご紹介します。

 私も含めてほとんどの方が、疑うこともなく「売り手」に対して「買い手」がお客さんだとこたえます。
 市場の関係値で言えばそうなりますね。
 ではどっちが偉いのかというと、必ずしも買い手ではない気がします。

 売り手はその商品を売って(買ってもらうことによって)商売を営み、利益を得ています。
 お客さんあっての商売ですが、では我々買い手は、売り手がいなかったらどうするのでしょう。
 ウォークマンやファミコン、iPodと娯楽商品だけでも素晴らしいものがたくさんあります。いずれもなければないで困らないものですし、手にした消費者は開発者達の努力など意識することもなく完成された状態で受け取ります。
 しかし売り手がいるからこそ発明・製造されるのであって、多くの買い手にはそんな発明ができる能力も備わっていなければ、製造する力もお金もありません。

 「車が欲しいから自分で車を作った」「業務を自動化させたいからパソコンを自分で発明した」という人が周囲にどれだけいるかというと、私の周りにはいません。

 例えばiPodのような人気商品はどうでしょう。
 品薄で手に入らなくなれば「列ぶ」「予約して待つ」など、売り手市場になりますね。
 昨今、商品が有り余っているからこそ、買い手(消費者)は「列ぶ」「待つ」といった売り手の都合に合わせる必要がほとんどないだけで、これらの力関係は需要と供給のバランスでのみ成り立っている言わば緊迫した状態にあります。

 この物が溢れる時代に、「品薄」はメーカーにとっても販売店にとっても命取りになり得ます。
 1社だけが製造・販売しているものであれば買い手は供給を待つばかりですが、独占禁止法などに縛られますし、なおかつ類似商品を製造・販売する「競合他社」という競争相手がいます。
 ですから競争原理の結果、消費者は潤沢な供給の中にいます。現状は。

 オークションとはまさにその反対ですね。
 1つしかない商品に対して、買い手を選びます。
 買い手は、売り手から「売ってもらえる」ように高い値付けをしたり、根回しをしたりします。
 そうやって我々消費者は、限定品や希少価値のあるもの、製造が終了したレトロなものなど、ほしいものを手に入れることができます。といってもそれは絶対に必要なものでなく、「欲しい」という自分の欲求を満たすための手段であることがほとんどです。欲求を満たすためには、時にはお願いもしなくてはいけないということですね。特に必需品ではなく欲求ですから。

 同じようにもし絶対的(画期的)な発明に基づく唯一の一社だけが製造・販売する商品であれば、我々は列ぶなり待つなり、又はお願いするなりして手に入れるしかありません。

 そう、今の時代を生きる我々には「選択肢」があるのです。

 が、選択肢が与えられたがために、売り手は唯一の絶対的存在でなくなり、消費者に対する絶対的な責任よりも、競合他社との競争力の強化に追われます。

 電信電話公社しかない時代は、いわゆるNTTが電話線を引くしかありませんでした。
 今はNTTでなくても構いません。
 安い電話料金の会社を選ぶことができます。その会社が倒産すればNTTに戻ることもできます。

 クレジットカードも同様だと考えます。
 決済さえできれば良い人は年会費無料のカードを持てばよいでしょう。
 マイレージをためたければJALやANAカードを持てば良いでしょう。
 高い年会費を払うことが惜しくないのであれば、プレミアムカードを持てば良いでしょう。
 必需品ではありませんので、「持たない」という選択肢もありでしょう。

 そうなのです。多くの選択肢のある時代に「高い年会費を払うことが惜しくない」と思わせる魅力があるということは素晴らしいことなのです。
 競合他社の何倍もの年会費を徴収することに成功しているばかりか、消費者(買い手)自らがそれを求め、時には並んだり待ったりお願いしたりするほどまでに至っているのです。画期的とも言えます。

 不要な人に強要もしなければ、案内を送る必要もありません。
 売り手は欲しい人に、必要な人に、大切に使ってくれる人に案内を送ります。
 そして実際にそうするでしょう。

 いらな人はいらない。欲しい人は欲しい。欲しくても手に入らない場合もある。
 先方に審査され、通る人もいれば、通らない人もいる。
 いざ手にしても、歓迎される人もいれば、そうでない人もいる。

 お互いに選択した方、された方。審査した方、された方というそれぞれの責任がありますね。「強制」ではないので、どちらも選択しています。
 そこにお互いのハードルがあるからこそ、プレミアム性が出るのであって、誰でも無審査・無責任で手に入るものであれば、誰も欲しくなくなります。

 そして我々は年会費を支払い、カード会社はそれに見合った役務を提供し、我々から見合わないと判断されればカード会社は解約されますし、我々はいつでも解約できます。

 で、それがどういうことかと言いますと、多くの人に欲しいと思わせ、なおかつ会員を増やし続けている間は、少なくとも売り手市場であるということです。
 多くの人が興味がなくなり、欲しいと思わなければ、そのカード会社は衰退するでしょうし、また競合他社に追い抜かれることでしょう。

 我々はその結果を見ることができますし、結果が出る前に見切るという選択肢も与えられています。

 (私の)結論、

 現状、アメックスのセンチュリオンは「最高」ではないが、まぎれもなく業界最高峰。

です。

 実際の使用感を交えると、ザ・クラスもダイナースプレミアムもその他大勢感が漂い、カード会社自体がプレミアムの意味をまだわかっていない気がします。
 どんな額使っても成長する様子が感じられません。

 他に良いと思うカードがないので、しばらく(数年)はセンチュリオンの独壇場に思えます。


 いつも読んでいただいている方々、ありがとうございます。
 また来年もよろしくお願いします。

 それでは皆様良いお年を。

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センチュリオンカードに対する反応

2007年12月27日 23時17分12秒 | Weblog
 年末は落ち着きなく動き回っていましたので、久しぶりの更新です。

 支払い時にセンチュリオンなどのいわゆるブラックカードを出した際に、どういった反応(お店側の)が見られるか良く聞かれます。
 実際、特に何の反応も示しませんし、ましてやホテルなどでは無表情のままで、その場で何か待遇が良くなるわけでもありません。
 が、各ホテルのスタッフの話によると、バックヤードでは大騒ぎらしく、今日「アメックスの黒いの見たよ」「ダイナースの黒いの見たよ」と盛り上がっているそうです。
 ホテルのスタッフは気の毒な程安月給で、30才くらい(或いは独身の間はずっと)までは寮住まいの人も多いようで、彼らはホテルという職場環境がなければプレミアムカードなど生涯手にすることはないと断言しています。
 しかし職業柄プレミアムカードを含めて多くのクレジットカードを目にしているため目は肥えており、さすがにプラチナカードは珍しくないと言います。

 銀座などではごく普通のカフェの10代のウェイトレスでも、センチュリオンを年に数回見かけると言います。チタンカードも何度か手にしたそうで、都内で芸能人を見かける回数を聞くのと似た感覚です(いわゆる繁華街であればそう珍しくない)。

 一方地方では、チタンカードを手渡すとわずかに時間が止まったような反応が見られます。
 偶然ゆっくり話す機会が生じたホテルフロント勤務の女性の話によると、「ゴールドカードなどはたまに見かけますが」「プラチナカードなんて2〜3回しか見たことありません」「テレビなどでは見たことがあります」と驚きの発言です。
 ※地方とは言え名の通った世界的なメジャーホテルチェーンの看板を掲げています。

 よく「カードなんかで態度が変わるような店はそれ自体が二流だ」という考え方も見聞きします。
 確かにそう思います。
 しかしじっくり観察してみると、接客側は「カードで応対を変える」ように教育しているわけではなく、カードを受け取った従業員が個人的に感銘を受けているというのが実際のところのように思えます。
 単純に「うわぁっ、すげぇーっ」と驚き、それを職業柄態度に出さないように気をつけつつ、個人的にはそのカードを持つ人(自分の周囲にはいない、自分では得られない)に興味を持ち、それが接客態度(表情や言葉遣い)に表れるという様子です。

 そう考えると当たり前とも言えますね。
 自分自身が「テレビ・映画」「著名人、大金持ち」の世界だと思っていることを実際に目の当たりにすれば、それらに興味を持つことは何ら不思議ではありません。
 ワイドショーが未だに続いていることを考えると、未知のものに対する人々の興味は常に絶えないということですね。

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なぜマイルは二親等まで?

2007年11月20日 21時01分25秒 | Weblog
 航空マイレージサービスはなぜ2親等までなのでしょうか。引き渡すマイル数が大きくなると贈与に該当する可能性を踏まえてでしょうかね。
 各クレジットカード会社のポイントをマイル移行する場合、JALが年間15万マイルまで、ANAは年間4万マイルまでという制限があり、私の場合、アメックス分をJALとANA、ダイナース分をANAに移行していますが、全ては移行しきれません。
 全ポイントをマイルへ換えると300万マイルほどで、移行済みの分が150万マイルあります。あまり飛行機に乗らない私は使い道がなく、毎年期限切れになる分をJALクーポンなどに交換しています。

 他人へのマイルのプレゼントは贈与に該当するという考え方ならば、直接航空券を買ってプレゼントするのと同じですし、何がどう問題なのでしょう。
 「特典が交換されない率」が儲けとして計算に含まれているのであれば、使い切ってしまわれないようにという対策でしょうけども、搭乗率・稼働率を上げるには好きなだけマイルを使わせた方が効果的な気がします。
 むしろマイルを誰にでもプレゼントできるなら、お金をもっている人がJAL,ANAカードを使う理由となって売り上げも伸びると思います。
 私の場合もこれ以上マイルをためても使い道がないのでJALカードを使いません。
 特に今更センチュリオンでなければならないシーンもありませんので、マイルが周囲の人たちにプレゼントできるならJALカードを使います。

 と思いつつ、気まぐれでJAL/DC VISAカードを使いノートパソコン(50万円)を購入してみたところ、早速信用管理化から電話がありました。これだから一般カードは使えません。
 不正利用か本人利用かの確認をするまで決済を保留にしているというのです。
 滅多に使わないので仕方ありませんが、オペレーターのなんと安っぽい口調でしょうか。三菱UFJニコスになってから始めて喋りましたが、「うん、申し訳なかった」(自分自身を納得させるように)と口走った直後「あっ、はい、お手間をおかけしまして申し訳なく思っております」(我に返ったように)と言い直していました。
 しかも発声からしてイマドキなのです。JALはJALカードを売却予定のようですが、高値で売れる間に売り逃げた方が良いと思います。

 ちなみに今のところアメックス、ダイナースではこういう人が電話に出た(又はかけてきた)ことはありません。
 プレミアムカードという部類のカードを使う意味合いはこういったところにもあります。

 ところで全く関係のない話ですが、「ミシュランガイド東京2008」でロオジエ(フレンチ/銀座)が3つ星をもらっていました。3つ星は「そのために旅行する価値がある卓越した料理」だそうです。東京で8店舗。
 ロオジエが入るならこのガイドは発行するに値しない気がしますが、どうなのでしょうか。
 食べ終わった後の何ともいえない胃のもたれと、随所に見られる無用な甘さは若い女性向けに迎合した味付けと言えます。
 飲んでもいないものを評価するワインの格付けと同じか、スポンサーか何かでなければ評価が得られるはずもないレストランだと思います。
 アメリカも(金融機関の)「格付けを信じすぎないように」と言い出しましたが、その通りだと思います。

 

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デパートの外商、限度額無制限のセンチュリオン。

2007年11月15日 21時13分55秒 | Weblog
 先日あるレストランで食事中、「デパートの外商」(がついていること)を猛烈な勢いで自慢げに話している人がいました。
 30代後半〜40代前半の男性で、身なりは普通です。
 外商がつくことがどのくらい一般的になったのかを知らない、時代に取り残された人に見えました。
 なぜかというと、東京都内の中堅クラス以上のタワーマンション(又は大型物件)を購入すると、予め物件資料と共に近隣のデパートの外商案内をセットで渡されます。
 デパートが発行するゴールドカード(これで外商がつく場合も)の申込書も同封されており、今では何ら驚くに値しません。
 むしろデパート近くのマンション住人の囲い込みも激しく、マンション竣工後には管理組合を通じてそれらの案内が配られたりもします。
 「近い」というだけで、手荷物が多ければ手の空いたスタッフが納品に来てくれたりします。

 ある程度の物件(これが先日の「住所の効果」にもつながりますが)に住んでいる人に営業する方がデパートとしては合理的ですね。ましてや新築物件ならば今後多くの生活雑貨及びインテリア用品を購入するであろうことも容易に想像できます。

 私は「外商はいらない」派で、別室で買い物(はしませんが)、駐車場スペースの事前確保や料金無料、館内の食事が全て無料、とデパート側にできるサービスは受けられます。が、そんなサービスは必要ないのです。
 デパートに顔が利くようになって助かるのは、全売り場の支払いを一カ所でまとめて行えることと(これは普通頼めばやってもらえます)、都内であれば必要な日時にどこへでも納品に来てもらえる(街頭引き渡しであっても)ことくらいです。

 外商がついているかどうかという相対的な比較よりも、どんな実用的なサービスが受けられるのかという絶対値で考えるべきだと思います。
 実用性のないサービスが盛りだくさんでも、それは無駄であり顧客を満足させるものとはなりません。

 とはいえ、世間ではプレミアムカードと同様に、「外商」という言葉もステータスに成りうるものなのかと感じた1日でした。


 また別の日、あるバーでアメックスセンチュリオンカードの話をしている30代くらいのグループがいました。
 「限度額無制限」「戦車が買える」「ジェット機の手配ができる」とお決まりのフレーズをさも物知りかのように語っていましたが、「限度額無制限」があり得ないことがわからないものなのでしょうか。カード会社が定める限度額はいくらであろうと、自らの支払い限度額(総資産)に到達してしまいますね。
 「ジェット機の手配ができる」も、(プライベート)ジェット機が必要かどうかはその人の生活水準・所得の問題であり、手配自体はセンチュリオンカードでなくてもできるのです。
 戦車が買えようと買えなかろうとそれはもはや支払い方法など無関係であり、個人の信用(?)レベルの話です。※当時オウム真理教は機関銃やミサイルなどを購入していましたね。「支払いはセンチュリオンだったのだろうか」と論じるくらい呆れます。

 その後「どうすれば取得できるんだろう」と話し合っていましたが、「ブランドブティックとかホテルとかで使うといいらしい」「どのくらい使えばいい?」「2,000万円くらい」「破産するじゃん」と続きました。そのくらいで破産する人に戦車もジェット機もいらなければ、利用限度額はしっかり定めておかなくてはいけませんね。

 目指すことも夢見ることも憧れることも否定しませんが、その前にもう少し世の中を広く見渡す必要があるように思えます。

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アメックスセンチュリオン取得方法?

2007年11月10日 13時13分34秒 | Weblog
 連日、いくつもの業者から「アメックスセンチュリオン取得方法」なるトラックバックが山のように入ってきています。
 「決済額を上げずに取得する」がテーマのようですが、私が思いつくのは2点です。

 1,カードを持ちたい人を紹介する。
 2,カード会社(アメックス)にクレームを付ける。

 1は宣伝効果と二次的収益という側面での貢献度を測ります。
 ウィキペディアによるとアメックスセンチュリオンカードの取得には、日本円換算で年間約3,000万円の決済が必要だと言われていますが、必ずしも一個人で決済する必要はないと思います。※私の勝手な推測です。
 なぜなら、現状のマーケティングで取りこぼしている潜在会員を、既存会員の紹介によっていとも簡単に取り込むことができる合理性と、親会員(紹介した人)から派生した子会員(紹介してもらって入会した人)の、本来なかった二次的収益が得られることは、アメックス単独営業では実現不可能な領域であり、それに対する貢献度は多大なものだからです。場合によっては社員よりも十分に会社に貢献します。

 インターネットも含めこれだけマスメディアが発達した時代に、アメックスを知らない或いは入会しようとしない人たちは、単純なコマーシャルだけでは訴求しきれません。既に目・耳に入っているにも関わらず入会しない人たちなのですから別の角度から入り込む必要があるのです。
 それが、既存会員かつ知人・友人・家族という他者・他社にはない「許された」関係値から勧められることによって、いかなる宣伝よりも効果(実効性)があるということですね。

 通常、販売・営業系の仕事には代理店制度が存在します。これは知り合いの知り合いという二次・三次の紹介網をシステム化したものであり、要は紹介又は代わりに契約・販売してくれたら売り上げのxx%を払いますよという謝礼の概念です。
 売り切りの商品の販売であれば売り上げのxx%、契約・登録のようなその後も収益が立ち続けるようなものであれば、その売り上げのxx%が定期的にもらえるものと多種多様です。

 ではクレジットカードはどうでしょう。本来保険のセールスレディのように営業・販売部隊がいても不思議ではない業種ですね。カードを持ち続けている限り、年会費を初めとする売り上げが入り続けるのですから、代理店制度を取れば明らかに会員と売り上げは増えます。
 皆が年間200万円の決済を行うと仮定し、親会員が2名、子会員が2名、孫会員が2名と紹介をすると、親会員を含めそこから派生した売り上げは年間3,000万円に及びます。※末端まで吸い上げ式にするとネズミ講みたいになってしまいます。


 2のクレームですが、これはクレームを言うに値する会員でなければ意味はありません。「スーパーで5,000円の買い物をして限度額オーバーで支払いができなかった」はクレームではなくその人の与信レベルですので、所得を上げましょうという話です。
 逆に、与信枠にはまだ十分な空きがあるにもかかわらず、高級ブティックで1,000万円のクロコダイルのジャケットを買おうとしたところ、エラーが出て決済できなかったというのであれば、
●カード会社側の無用な不正利用監視システムによって決済できなかった。
●場所が場所なだけに恥ずかしい思いをした。※そういう買い物をする際多くの人が態度がデカイことが一般的ですからね。
●これで会員が機嫌を損ねてしまったら、カード会社は1,000万円の売り上げが水に流れる。
などと、クレームに十分な意味合いが生じます。

 上得意(時には何百人・何千人分もの売り上げを与えてくれる)の顧客を手放したくないのは当たり前であり、これが「1」と組み合わされると更にその意味合いは増大します。
 本会員は年間3,000万円の決済をし、年間200万円の決済をしてくれる会員を10名紹介してくれた会員ならどうでしょう。この人がクレームを言いふらそうものなら、子会員も全員引き連れて退会してしまう可能性が少なからずあり、そうなれば年間5,000万円(そしてそれが続いたであろう年数分)の売り上げをなくしてしまいます。


 プラチナカードなどの下位カード所持者は、上を目指すがために全ての決済を単一のカードに寄せがちです。が、センチュリオン(またはそのカード会社の最上位カード)を取得しようものなら、とたんにマイレージやポイントのお得なカードをメインカードにする人も少なくありません。
 そこで子会員がいれば、親会員にセンチュリオンカードを与えたとしても、むしろそれが宣伝効果になります。子会員もセンチュリオンを目指し、決済をアメックスカードに寄せる(或いはたくさんの人を紹介する)であろうという構図です。

 会社の経営も同じ事がいえます。1人でxx億円と利益を上げ納税という形で社会に貢献する人もいれば、社員数が多く給与などのコストで利益は出ない分、雇用と個人消費(社員数×消費)に貢献するという考え方ですね。社員数が多ければその家族や親族を含めると、支持・応援する人の数も増えることになります。

 と、私の勝手な推察です。
 最も進化したマーケティング手法をとっていると言われるアメックスに当てはめて書きましたが、特にどのカード会社がこうだという事実に基づくものではありませんので、あしからずご了承ください。
 そもそも「取得方法」なる情報自体、カード会社の仕込みである可能性も捨てきれませんので。

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