Humoreske(小噺ひとつ)

ここでおひとつ、小噺をひとつ。
フモレスケはユーモアからきたことば。

ブラームスのトリオ

2008-11-25 | 音楽♪命!
ブラームスのピアノトリオ2番

1880年~82年作曲。


ブラームスのシンフォニー2番

1877年作曲。
3番が1884年なので。ちょうど間にあたりますね。

そもそも、大学のときのお仲間と
ピアノトリオの2番に取り組んでいたのですが、
突如、シンフォニーの2番をトラで弾くことになって
シンフォニーの方の作りを見直してみたら、
トリオの2番のほうでなんとなく
わからなかった部分が、見えてくるようになりました。

大体47から50歳くらいに作ってたわけですね。
ヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリンソナタ「雨の歌」の
時期に近いかな。


同じ作曲家の作品なので筆致が似たりすることは
あると思いますが、この2曲は決して似てはいません。
ただ、何か、ああ。そうかと思う事がひょっこりあったりします。

楽譜の裏にある世界が面白いと知ったのは高校のとき。
まともな楽曲分析などできませんが、感覚で弾くだけじゃなくて
カデンツを感じたり、旋律の流れを感じたりするだけで
違うものが出来上がるのだから、、、面白みは尽きませぬ。


両2番。どちらも良い曲です。

とくに、Trioの3楽章、のトリオ部分(笑・ややこしいが)
ここは、、、肝が入ります。。。最高に幸福なC-durです。
はい。聴いて見てください。

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