語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【震災】原発>原発を問う民衆法廷

2012年03月07日 | 震災・原発事故
(1)日時
 2012年2月25日(土)

(2)場所
 機械振興会館(東京都港区) 東京タワー正面

(3)主催者
 「原発を問う民衆法廷」実行委員会 (委員長:伊藤成彦・中央大学名誉教授)

(4)参加者:次の(a)~(d)および傍聴人300人
 (a)申立人
 (b)検事団
 (c)判事団
 (d)アミカス・キュリエ(法廷の友だち)・・・・被告人(東京電力、政府ら)の主張の代弁者

(5)目的
 被害者の視点から原発政策を問い直す。

(6)内容 
 (a)実行委員長あいさつ
   戦争ではなく原発(政策)を裁くのは、今回が世界で初めて。この法廷活動を通じ、原発を停止させたい。
 (b)刑事被告人および容疑
   事故当時の東京電力、政府、関係機関幹部ら・・・・「公害犯罪」の第2、3条違反および刑法の業務上過失致死傷罪の容疑で起訴された。
 (c)申立人および申立
   福島における原発事故被害者(当事者)7人。
   <例>設楽俊司・「被災地障がい者支援センターふくしま」・・・・障がい者が福島で避難できず、ヘルパー不足にあえいでいる。
 (d)証人尋問
   高橋哲也・『犠牲のシステム 福島・沖縄』の著者・・・・「犠牲のシステム」とは、ある者たちの利益が他の者たちの生活の犠牲の上にのみ満たされ、維持されるもの。原発は、「犠牲のシステム」だ。ある人々の人権が深刻に侵害されていることを忘れるべきでない。

(7)判決   
 この民衆法廷は、全国を巡回する。次回は5月下旬に福島で行われ、判決も下される。  

 以上、西村仁美(ルポライター)「東電、政府らが「刑事被告人」に 「原発を問う民衆法廷」始まる」(「週刊金曜日」2012年3月2日号)に拠る。
     ↓クリック、プリーズ。↓
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ  人気ブログランキングへ  blogram投票ボタン



コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【震災】原発>今後日本のエ... | トップ | 【経済】金持ちに1%の富裕... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

震災・原発事故」カテゴリの最新記事