語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
読書
大岡昇平+社会問題・社会保障

【本】バブル崩壊後の経済を総括 ~『日本の「失われた20年」』~

2017年08月13日 | 批評・思想
★片岡剛士『日本の「失われた20年」 デフレを超える経済政策に向けて』(藤原書店、2010)
 
 なぜ、日本経済は1990年代からかくも長く停滞したのか? これは、なぜ先の大戦で日本が敗北したのか? と並んで、我が国の社会科学研究者に突き付けられた大きな課題である。この課題に対してはすでに膨大な研究がある。
 著者の片岡氏は、そうした研究成果を手際よくかつ慎重に精査しながら、日本経済の停滞の大きな原因は“デフレ”にあり、それをもたらしたのはマクロ経済政策、とりわけ日本銀行の金融政策の失敗であると言う。重厚かつ冷静な実証分析だ。
 今まさに、日本は「失われた20年」を終えられるかどうかの瀬戸際にある。そのさなかに、片岡氏はかつての批判対象であった日本銀行の政策審議委員に就任することとなった。巡り合わせの妙を感じざるを得ない。

□若田部昌澄(早稲田大学政治経済学術院教授)「バブル崩壊後の経済を総括 ~名著未読・再読~」(「週刊ダイヤモンド」2017年8月5日号)を引用
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