よしなごと徒然草: まつしたヒロのブログ 

自転車XアウトドアX健康法Xなど綴る雑談メモ by 松下博宣

2013北海道自転車ツーリング③檜山国道を北上、弁慶岬を経て寿都へ

2013年08月21日 | About me

<いたるところに綺麗な海岸が点在する>

風が強かったので、本格的に寝る前に、テントと自転車を無人状態のガッチリした屋根がついている水場に移動しておいたので、まともに風雨を受けることなく安眠。

だが、やたら朝早くから鳴くカラスは、キャンプ場ではいい迷惑だ。臼別川手前の「てっくいランド大成」まで15km。そこから臼別川に沿って内陸に入り、太櫓越峠という標高180mの小さな峠を越える。

今回のコースは標高500m以上の峠はないので、昨年ほどはハードではないが、やはり小さな峠でも足をつくことなく走りたいものだ。

11:00には峠を越えて、途中、商店のおばさんに道を教えてもらい、北檜山町のせたなという小さな集落に辿りつく。そこで、ライダーさんの3人パーティーと立ち話をしていると、この先にはほどんど飯を食べれる場所がないという。

なので、ライダー氏のすすめもあり、ろうそく岩と三本杉岩の近くにある土産物屋件飯屋で早めの昼食を摂ることにする。

<ホッケ定食>

瀬棚の海岸線は断崖が迫っている。なので、蝦夷親不知なんていう地名もあるくらいだ。急峻な崖が海岸線で落ちているので、必然的にこの区間の檜山国道は、トンネルの連続だ。

車がほとんど通らない上に、トンネルの中はひんやりと空気が冷えていて、とても気持ちがいい。トンネルの外は34度位だが、トンネルの中は25度くらいだ。暑い日中だが、江の島海岸まではとても気持ち良く快走。

ルートはやがて寿都の手前の弁慶岬に差し掛かる。弁慶岬のはるか向こうには積丹半島の稜線が見えている。

 このあたりの風は強烈だ。ほうほうのていで岬につくと、な・なんと、そこには武蔵坊弁慶のデカイ像が立っている。

なに?これ?

義経・弁慶伝説のひとつの舞台なのである。

数年前に、札幌から小樽をへて積丹半島を一周して、寿都にきたことがあった。そのときの寿都の風も強烈だったが、この日の風もまた強烈の一言。

ここで親切なドライバーの女性と会う。風に辟易としながらも岬を立って走り始めた僕の横に車をつけて、「この先、風が強いので、どうぞお気をつけてね!」と。

ああ、うれしい。

寿都は風の町だ。この日も、逆側の長万部方面から強い風が吹きすさび、寿都の沖合は三角波で泡立つよう。

やれやれと、5時過ぎにやっと着いたのは、寿都温泉ゆべつの湯。強い日光、雨、風・・・。この日の天候は変化の連続。けっこう脚に来てしまった。

温泉のおばさんに頼んで、バンガローの横にある「漁師の店」の裏手にテントを張らせてもらうことに。

ありがたや!

これで今日の宿代はタダ。

北海道有数の泉質を誇るという温泉につかり、疲れを癒す。

テントにもどり、あとは爆睡。

走行距離:120km

つづき


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