先日からテレビ、新聞で吉本興業の<次長課長:河本準一>の母が生活保護を受けていた報道でにぎわっている。テレビでは河本準一は今にも泣きそうな顔をしながら、自分の情けなさなどを反省しているようだった。生活保護制度自体がこの国が戦後復興から爆発的経済成長の頃にかけ、生活力に乏しい人たちの最低限の生活保障を保護するために制定された、健全な制度だったのだが、いつの間にかこの国も借金大国となり、経済も右下がりで疲弊してしまった。そんな状況下での生活保護制度は、人として、日本人としてのプライドなど払拭され、<貰えるものは貰わにや損損>となり、真面目に働いて稼ぐよりも生活保護のほうが楽で高額だから、ここ数年で生活保護受給者が爆発的に増えている。確かに阪神淡路大震災、或いは東日本大震災等で家も仕事も失って、働き手も体調を崩すなどの家庭も多いことだろう。今回の河本準一の件には奥深いものがあり、母は勿論、姉と叔母二人の計4人が12年前から近くの家にそれぞれ住み、各々が生活保護を受けていた。その額は12年間で1億円弱にのぼると言う。(週刊新潮の記事による) 本当に生活に困窮している人たちの中で<生活保護>と言う、一般的には屈辱的とも思われる制度をかたくなに拒み、高齢の働けない姉妹が餓死した・・・等の記事と比較すると制度の見直しは当然であるが、その前の人として今一度その生き方を考える必要を感じる。そう思いながらも、そんな至極当然、真面目な考えを持っておれば生活保護者の増大と言うことはあり得ないということに気がついた。【写真はyahooから】
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