ふるさとは誰にもある。そこには先人の足跡、伝承されたものがある。つくばには ガマの油売り口上がある。

つくば市認定地域民俗無形文化財がまの油売り口上及び筑波山地域ジオパーク構想に関連した出来事や歴史を紹介する記事です。

ガマの油売り口上は、付かず離れず「間(ま)」が大切! 

2015-04-30 | ガマの油口上
             白倉敬彦著 『江戸の吉原 遊び郭』 株式会社学習研究社           「艶色真似ゑもん 初めての出会い」     初めての客が三蒲団の上でぎこちなく遊女に話しかけている。     気まずい雰囲気になりそうなところで遊女が吸いつけ煙管に火をつける。        . . . 本文を読む

幕末・維新期における水戸藩の脱落と水戸天狗党挫折の背景

2015-04-29 | 茨城県南 歴史と風俗
薩長土肥が幕末・維新での活躍を可能にした藩政改革    一般に雄藩といえば、大藩あるいは有力な藩という意味で使われるが、雄藩の拾頭とか西南雄藩などという場合は、幕末、維新の政局のなかで主導権をにぎった藩であり、討幕派として幕藩体制の主権者である江戸幕府とはっきり政治的に対決できた藩をさしている。  このような雄藩が天保期から拾頭してくる背景は何か、またそれが天保改革の過程から生まれてくるとすれば、 . . . 本文を読む

ガマの油売り口上は、見る人聞く人との共感作りが大事!

2015-04-29 | ガマの油口上
ガマの油売り口上はどういう「場」なのだろうか    ガマ油売り口上は、本来、どのような「場」であったのだろうか。  口上の流れを見ると、次のような「場」としてとらえることができる。 口上によって、ガマの油を買わせる、そのために ・こちらの意図するところを相手に十分伝達する「場」である。      ・・・・・・・ 効能は外傷などによく効くから買って下さいよ! ・相手に理解してもらう「場」で . . . 本文を読む

ガマの油売り口上、聞く人・見る人との強い共感を作りにはアイコンタクトが大事! 

2015-04-27 | ガマの油口上
 アイコンタクト(目線) 複数の相手に話す場合、大切なのが「アイコンタクト」(目線)である。「目配り」、相手の目を見て話す方法である。聴き手を説得し共感を得るためには、アイコンタクトが極めて重要である。 アイコンタクト(目線)の目的   ・聴き手を惹きつける。   ・聴き手の反応を探り、対応する。   ・何かを聴き手の心に伝える。  アイコンタクト(目線)の要領      & . . . 本文を読む

水戸藩主・徳川光圀の治政 綱紀の弛緩と粛清 

2015-04-08 | 茨城県南 歴史と風俗
光圀の実像が徐々に美化され“水戸黄門”が誕生 江戸時代の数多い大名のなかで、徳川光圀ほど、その一代の伝記、言行録、逸話集が多い人物はほかに見当たらない。水戸藩における光圀の正伝ともいうべき『義公行実』から、  光圀一代の事蹟を通俗的に記した『義公黄門仁徳録』(一名「義公黄門記」「義公仁徳録」、著者・呑産道人)にいたるまで多種多様なものがあり水戸藩以外のものまで入れると数え . . . 本文を読む

水戸黄門の形成 水戸藩「御三家」の威光と弊害 

2015-04-07 | 茨城県南 歴史と風俗
「御三家」の威光と弊害 副将軍説がたとえ確かなものではなかったとしても、御三家としての権威は諸大名とは格段の違いがあり、水戸藩の武士や領民までも、他家に対して御三家の威光を振りまわす気風が強かった。たとえば、御三家の通行のときは、先払いの者が、「シタニロ、シタニロ」(下に居ろ、下に居ろ)と制止声を掛け、往来の士民は道脇に土下座する習わしであった。   だから諸大名、その家来た . . . 本文を読む

水戸黄門漫遊記 ”水戸黄門”像の形成と水戸藩「御三家」の弊害 

2015-04-02 | 茨城県南 歴史と風俗
「御三家」の威光と弊害 副将軍説がたとえ確かなものではなかったとしても、御三家としての権威は諸大名とは格段の違いがあり、水戸藩の武士や領民までも、他家に対して御三家の威光を振りまわす気風が強かった。たとえば、御三家の通行のときは、先払いの者が、「シタニロ、シタニロ」(下に居ろ、下に居ろ)と制止声を掛け、往来の士民は道脇に土下座する習わしであった。    そのため諸大名、その家来たちは御 . . . 本文を読む