ふと思う

実家に帰ってダラダラしている時、ふと思う事があった。
今でも寝る前に一人、ぼんやり考えてしまう。
そう、リアルな話だ。
今の仕事を続けていて、それが本当に実益に繋がるのだろうか？というもの。もう、俺もそれなりにマジで働かなければいけない歳になっている。きっと俺は、不安になっているんだ。今の仕事は、ぶっちゃけ収入的には、とても労働力と結果的利益がつりあっていない。
このまま続けていて良いのか？

当初は就職をしやすくするため、経験値の低かった自分のキャリアを高めるため、そしてちょっとした小遣いを稼ぐためだった。
でも今は違う。
人というモノは貪欲で、最初は満足していたモノが、どんどん日々を生きていくうちに惰性化し、今あるモノだけじゃ満足できなくなってしまう。
そういう時期に、どうやら俺もきてしまった。

もう、遊びや経験のために仕事をしているんじゃない。
どうやら仕事に対する自覚とプライドが芽生えてきた。
こうして文章にしたからといって、何の答えも見つかっていない。
わかっている。
でも、書かずにはいられなかった。
きっと、寝不足だ。
仕事の期日は絶対だ。
それを破った者は、信頼を失くす。
俺はバカみたいに仕事をするのが好きだ。
積み重ねてきた信頼を失うのは怖い。
本当に俺はバカだ。
バカな人間だ。
だけど、何だかんだ文句をつけている割に、俺は今の仕事が結構好きだ。だから辛い時があっても続けてる。
正直、今もしんどくて辛い。冒頭に書いていた事と、まったく話がズレまくっている程に、辛いのだ。でも俺はひたすら文章を書き続ける。
文字を打ち、言葉として表現するのがメッチャ好きだから。
だからキーボードを打ち続ける。ひたすらに。止めどなく。心と指先は一心同体？壊れそうになる精神を何とか繋ぎとめてくれる煙草。
俺は煙草に依存している。
最悪だ。
わかっている。
でも止められない。

この世の中には、好きだけど止めないといけない事があって、逆に、嫌いだけど止める事ができないこともある。何だろうこれ？
矛盾？葛藤？欲？
よくわからない。
でも、答えを一つ、見つけ出す間もずっと、時は容赦なしに動き続けている。無情なり。だが、それで良いんだ。常に動き続けているからこそ、俺は思考している。無駄に、無意味に、無秩序に……。
止まらない指先。停止不能な思考のループ。そして尽きない思い……。

俺はこの文章の中で、何をどう表現したいのかを探すために、ボードを打ち続けていたのかもしれない。
本当は何も書くつもりはなかった。でも、気がついた時には……書いていた。
ただ、それだけ。
意味は無いけど、アル。この文章の中に……。


一つだけ、きっと。