Takekida's log

千里の道も一歩から

キリンビール高知支店の奇跡

2016-10-15 23:10:50 | Books
キリンビール高知支店の奇跡 勝利の法則は現場で拾え! (講談社+α新書)
クリエーター情報なし
講談社


 Amazon企業動向カテゴリで首位そして第2いや第3の故郷である高知県が取り上げられていることもあって読んでみました。
自分が高知県に居たのは中学高校と1992年-1998年でこの方が赴任したのは95年なのでまさに高校の3年間は同じ高知県に居たことになります。色々と賛否両論はありそうですが高知から始まった流れが四国、そして東海、全国までカバーする範囲が変わっていっても継続し、まるでオセロゲームのように逆転劇が続いたというのは特筆すべきことかと思います。支店だけの話であればたまたま地合いが良かったのかもしれないし、ただやるべきことをやっただけと言えるかもしれませんが統括するマスが変わってもある程度勢いが継続できたというのはやはり普遍的な視点があったといえるのではないのでしょうか。
 高知支店での躍進に大きいのは特に大きいのは現場主義というか実情=飲まれ方に即した売り方が出来たところにあると思われます。高知県は四国の中でも太平洋側の1県ということもあり、ほかの県とも異なる風土はありますし、高知のローカル性というのを誇りに思っている人が多いように思います。そこら辺は高知県の飲まれ方に根差した売り方(飲食店をベースとした飲まれ方やふろ上がり、農作業時など)が出来たというのが大きいところなのでしょう。さらにはラガーの味戻しや淡麗<生>のヒットも後押しになったようです。高知の営業スタイルがすべてそのまま上に上がっていったわけではないのですが基本となる
「理念・ビジョンそしてそれらを基にした主体的に動く行動スタイル」
というのは共通項として現場に即した施策というのを打ち出せるかというのがポイントになっていたようです。
理念:何のために仕事をするのか (キリンの例であればお客様に喜んでもらうこと)
ビジョン:理念に基づいたあるべき状態の定義(本例であればどこでもキリンがあるという状態)
ということになります。
 これもあり四国ではすべて異なる戦略を「現場」で考えて実行できたという点がポイントかと思われます。
こう書いてしまうと当たり前だと思われそうですが案外、現実は言われたことやるだけということに成り下がっている場合が多いものです。この事例は営業ですが結局、研究開発でもなんでも組織が活性化するか否かは個人の主体性がどれだけあるか、主体性を引き出すためのマネジメントが出来ているかということは共通事項なのだと思います。
 
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