Takekida's log

千里の道も一歩から

Grit -成功者の共通点=やり抜く力-

2016-12-24 22:47:17 | What`s new ?
やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
クリエーター情報なし
ダイヤモンド社


才能があっても、頭が良くても必ずしも成功を収めることが出来ないというのはなんとなく誰もが感じていることなのだと思います。では成功の後押しになるポイントは何なのか?という疑問に答えるのがこの本です。TEDでの動画も人気です。筆者は年少時代おまえは天才ではないと言われて育ったようですが皮肉にも2年前にマッカーサ賞という「天才」の指標となるよう賞を受賞します。筆者は成功者がどのようにして成功者となったのかを詳細に調べ続け一つの結論に達しているます。それが「やり抜く力=Grit」というもので日本語で言えば努力といういい方もできるのでしょう。
言い換えれば「情熱」「粘り強さ」ということになります。才能があるものが必ずしも粘り強くないというのは筆者の研究で明らかになっています。成功に至るまでには2段階の努力の作用があることを筆者は指摘しており、まず
努力×才能=スキルでその次に
スキル×努力=達成
となるわけです。こういった観点から最終的なゴールのためにいかに努力の作用が重要かというのが指摘されています。
ただ人間は粘り強さということよりもその瞬間での才能の方を評価してしまいがちなのが皮肉なところです。
これからは努力する能力を測る試験が必要なのかもしれません。
あと忘れてはいけないのが才能も全く必要ないわけではなく、掛け合わせで必要だということです。
これはある程度、自分の得意分野での努力をする必要があるということを示していると思います。
先日の本で自分の「やれること」、「好きなこと」、「社会から要請されること」の3象限の交点を狙うのが良いと指摘されてましたがこれらは同期の持続性=努力の持続性につながるための必要条件なのだと思います。

本書のPart2,3では自身のやり抜く力を伸ばすには? そして主に子育てを対象としてか外的な動機づけについて賞が割かれています。
やり抜く力自体は年とともに上がっていくことが指摘されています。これは経験によりあきらめなくとも成功する可能性があることを学習するからでしょうし置かれている環境によってこういった思考に影響が出てくるということが考えられると思います。ポイントとしては「興味」「練習」「目的」「希望」の4つのポイントがあるようです。簡単に言ってしまえば好きなことを常に目標を意識しながら改善活動=意図的な練習を行い、人に役に立つ=社会的に意義があるというモチベーションを見出すということになります。
 子育てに関しては「厳しい子育て」「やさしい子育て」に関してはそれぞれの成功例があり絶対的なものはありません。これは当人に対するマッチングもあるとは思うので… 筆者が薦めるのは「子どもに激しい要求をしながら支援を惜しまない」やり方でかつ親の影響が大きいとの結果でした。確かに身近な存在をもっとも参考にするはずなので子どもというのは親の生き写しになる可能性が高いわけです。くわばら…
やり抜く力のトレーニングとして勧められているのが課外活動で少なくとも1年以上の持続経験を持たせるべきと指摘しています。

おおむね自分が考えていたことを証明するような本の内容で面白かったです。
努力するというのは少し息苦しくも感じるかもしれませんがやり抜く力は幸福度=満足度も比例するようです。
それにもまして人生に目標があるというのはなんてすばらしいことだと個人的には思います。
必ずしも絶対的に好きなことが仕事にできているわけではないかもしれませんが今の状態は恵まれていると思うのでこれからも精進していきたいと思います。

アンジェラ・リー・ダックワース 「成功のカギは、やり抜く力」
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