Takekida's log

千里の道も一歩から

流布される名古屋論の検証

2018-01-07 00:42:59 | Books
真実の名古屋論 (ベスト新書)
クリエーター情報なし
ベストセラーズ


名古屋というのは文化的には特殊に思われているような節が多いように思われさまざまな「名古屋論」の本が出されています。その中には事実に反するものも…とのことでそれらに反論した本です。具体的には
・中国人と日本人の結びつき、類似性
・「ビルヂング」名称は名古屋の田舎臭さ
・名古屋は三大ブス産地
・名古屋市庁舎と愛知県庁は異質な建物
・名古屋の代表的な祭りはなごやまつり
・名古屋の性器信仰の特異性
・名古屋人エビフライ好物説
・名古屋の嫁入りは豪華
・名古屋は文化不毛の地
・・・などなど
一方でもともとある名物料理やお茶文化=喫茶店、野良茶などに関しては大きな否定は無し。
確かに名古屋は変わったところをたたかれやすいキャラクターなのですがほかの都市と比較してもそんなに悪いことは無いのかと思います。
むしろ名古屋圏は優良企業も多く、経済的、商業的な魅力で多くの人を引き付けていることに注目すべきだと思っています。
多くの名古屋の人に聞いても名古屋自慢的なものが出てこないように思うので自虐的に見ている節もあり上記のような話が出てくる基になってしまうのかなとは思いますが実はすみやすく隠れた魅力が多いところなのだとは思います。
ということでまだまだこれからも名古屋にはお世話になりそうです。
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