Takekida's log

千里の道も一歩から

森が見えない残念な人

2010-05-29 19:56:28 | Books
名古屋は快晴の一日。気温も低めで練習日和です。
来週は木曽三川トライアスロン一般の部に出場予定。今シーズンのトライアスロン初レースになります。

残念な人の思考法(日経プレミアシリーズ)
山崎将志
日本経済新聞出版社

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努力する=結果が出るわけではないというのは当たり前の話ですが努力も仕方を考えなければいつまでたってもムダだと指摘してくれるのがこの本。
やる気があって能力もあるのになぜか結果を残せない人たちのことを「残念な人」と定義してそんな人たちの例や共通点を抽出してくれたのがこの本です。

仕事を進めるのに能力とやる気が重要なのは間違いなく残念な人に足りないのはPriority(優先度)を正しくつける能力。

以下ポイント
・1流は割り算、2流は掛け算で考える…1流は市場全体の動向から自社の位置を俯瞰して計画が立てられる、2流は自社しか考えていないので前年度の伸びをそのまま掛けてしまうつまり「木を見て森を見ず」になってしまうこと。
技術分野に当てはめればよいものを作れば売れるわけでなく、まず市場創出を含めた製品の戦略ありき。
・残念な人は塗り絵ができない・・・塗り絵を経験した人はわかるかとおもいますがまず輪郭をきちんと描いてからだと様になるはず。これと同じようにまず全体をみて力を入れるべき重要な所に力を入れることが必要。
・機能だけ磨いても2階には上がれない・・・
 能力を磨くことは重要であるが前提条件→ロジック→結論に至るプロセスが共有できなければいつまでたっても主体的に仕事は任せることはできない。自分の役割をまず全うすること。自分の味をつけるのは任務をこなしてから。

ちなみに筆者の面接の際の基準となる仕事のできる人の共通点は以下の通り
・自身の取った行動を極めて詳細かつ正確に思い出すことができる
・多種のスキルを使い分けている
・他の人とは異なる独特の思考による行動がある
・会話を投げかけなくとも自分で会話を続けることができる 
・主語が必ず「私」になっている

個人的に重要だと思うのははベタですが物事に対して流されずきちんと考える能力をつけるということ。仕事の手際は慣れれば慣れるほどよくなってくるわけですが物事の背景や物事が決まった理由を当然のものとせず改めて考えることで現状の延長線上にあることでなく根本的に仕組みを考える=効率を改善できる、新しい仕組みを作ることにつながるのかと思います。あとはこの本でも書かれているように自分の位置を俯瞰できる能力。

ただ芸術家などある意味、周囲からは評価がされていなくとも時代の流れで後から評価が追いついてくる場合もあって人生は終盤、もしくは死後にならないと本当に「残念な人」だったかはわからないのかもしれませんが。
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