散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

締めはやはりここへ

2014年12月06日 22時25分26秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
北18条からすすきのに移動し、締めはバー「N」だ。ちょうど客が出たところらしく、椅子がほのかに温かかった(ちょっとイヤ)。あまりにも満腹のため、ベッリアックストレートで少し消化を促進しよう。ヘビリーピーテッドということで、香りはしっかりしているが、熟成はあまりしていないタイプである。



次も消化促進で、ジン+フェルネブランカ+ライムの胃薬的カクテル。これで大分落ち着いてきた。



珍しく奥側のカウンターなので、普段とは違うものが眼に入る。この小皿、使い道が思いつかないが、かなり欲しくなる。このサイズだと、豆腐ようでものせて見るかね。



最後は「アレキサンダーっぽいのを」と注文し、ボウモアベースのアレキサンダーが出て来た。



これは締めにふさわしい(家でさらに1杯飲んだが)カクテルである。という所で、飲み始めが私にしてはかなり遅かったので、そろそろ帰ることにしよう。ところで、私のいる間に5組くらいの客が入れずに帰っていたが、大人気のバー「N」であった。


懐かし酒場 第11回

2014年12月06日 19時57分27秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
1年以上放置していたこのシリーズ、久々の第11回である。北24条から南下し、北21条のおでん「S」へと行ってみよう。この店、私が学生時代に開店し、多分29年くらい前に1回だけ行ったことがあるのだ。

1回しか行ったことが無いというのは店のせいではなく、その時べろべろに酔っているオジサンに「昔、オレは○○に勤めててさあ~」としつこく話しかけられ(財閥系の会社だったので、自慢だったらしい)、そういう免疫ができてなかった私は足が遠のいたのであった。

先客は5名とちょうどいい感じ。飲み物は燗酒を注文し、通しは長芋千切りがやってきた。うずらの卵をくずして、酢と醤油をかけて食べる。

 

早速おでんを注文。まずは定番の大根、そして串団子だ。大根は非常に理想的な仕上がり。串団子は魚系の練りもので、すり身の味も主張している。



この店の特徴は見て分かると思うが、味噌味の出汁である。スプーンがついているように、ぜひ飲んでほしいということのようだ。味はかなりあっさりで、薄めの味噌汁という感じだ。なお、練り辛子は店主から「うちのは、辛いから気をつけて」という注意事項が述べられた。

第2段は豆腐。豆腐と味噌の相性はいい。しかし残念ながら1軒目もあって、かなり満腹に近い状態だ。



ということで軽めの具を選択しようと、えのきを注文したところ、汁が大量だった。これはまるで「麺」だ。



何とかえのきを消費しきって、本当はがんもどき辺りも行って見たいところだったが、勘定をする。何と1750円。店主は29年前の記憶の人物だったが、さすがにこちらの顔は分かるまい。年齢は67歳とのことで(他の客が聞いていた)、体に気をつけてお店を続けてほしいものである。



地下鉄の北18条駅まで歩き、すすきのへ移動。ところで札幌市営地下鉄のマーク「ST」って、ちょっと地面に手をついた人のように(orzの逆向き)に見えないだろうか。



頭がもう少し丸いとなあ。

北24条の焼鳥

2014年12月06日 18時48分25秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
随分久しぶりに、北24条の焼鳥店「T3」へ。最初の客になり、カウンター左端に腰をおろす。今日はちょっとビール気分でもないので、ハイボールでスタートしよう。通しはこの店の定番、煮込みである。



鶏皮の煮込みというのが焼鳥屋さんらしい特徴なのである。ちょうど出来たばっかりらしいが、「1日置かないと、味が出ないんだよね」ととんでもないことを言われてしまう。マスターその件は黙っててもらえないですか…。

続いて定番の焼鳥6本。一人客にはこれがありがたい。いつもの通り、ビッグコミック、オリジナル、モーニングを読みつつ食べる。



ここで酒(秋田の酒だったが、銘柄忘れた)、漬物(なす、キュウリ)を追加。

 

最後は宗八でも食べるかな。炭火だから、良い香りで仕上がってきた。



もう一軒行って見たい気持ちもあり、今日はこの辺で。そういえば、次に来たお客さんが「俺も今まで3回しか食べたことが無いよ」という卵焼きを注文し、1個頂いたのはありがたかった。私も30年くらいここにきているのだが、卵焼きは記憶にない。

 

20141206ギャラリー巡り

2014年12月06日 17時21分44秒 | ART
本日は石山緑地→tarao→道新→時計台→たぴお→大同→エッセ→紀伊国屋→大丸→CAI02→富士フイルム→アリアンス→ivory→さいとうの14か所。最後に疲労感がやって来て、中途半端で終わる。

■石山緑地。芸術の森にはよく行くため、いつも石山緑地の横を通過するのだが、行って見たことが無い。今回、あるイベントで機会が出来たので、寒いだろうが思い切って行って見た。

 

 



手が冷たくてよく動かなくなるが、写真をたくさん取る。天気予報は雪という話もあったが、好天に恵まれた。

■ギャラリーたぴお「32年目のたぴお小空間の20日展」。
ヒロ:今年の夏に見た作品よりは、色の組み合わせがこなれているのではないか。
高橋弘子:あり得ない岩の高みでであう犬(羊?)とヤタガラス。うっすらと虹色の空気が流れている。
福地秀樹:平目と何かの魚を描いた木版大作。魚が奇怪な生き物に変化していくようだ。

■CAI02。展覧会ではなく、パーカッションの演奏会の準備中であった。天井からポプラの葉を張り付けたオブジェが展示されていたので、撮影させてもらう。



■ギャラリーivory「ざらめゆき 北海道教育大学岩見沢校美術コース」。
太田香「恋焦がれて」:バラを持つアンニュイな女性。女性の立つ地層の中には、バラの花がいくつも埋もれている。多くの恋を葬ってきたに違いない。

石山商店街巡り

2014年12月06日 14時13分14秒 | Weblog
今日はゆえあって、石山商店街巡りをすることになった。まずは真駒内駅に集合。



こんなスタンプラリーがあるのだ。石山商店街といっても、結構広いエリアに店が散在している模様。

 

途中の喫茶店で鳥のオブジェ発見。



いたって天気はいい。雪(吹雪)の予報も出ていたようなので、予想が外れたが助かった。但し、手袋をする習慣のない私の手は、さすがに冷たい。



石山緑地を通り抜けて、商店街方面へ。



この辺、やけに寺が多いような気がする。それから当然のことだが、石に関するものも多い。

 

まずは石山振興会館に到着。ここは昔、定山渓鉄道の石切山駅だったのだ。

 

ここを起点に商店街散策と行こう。隣の揚げもの・ドーナツ・駄菓子の店「A」では、最後にコロッケ(何と50円)を頂いた。



東海大学の学生さんがやっているカフェ「TC」。コーヒーを頂いたが、プレオープン中なので無料なのだそうだ。申し訳ないので、募金箱のような所に硬貨を投入。



当然昼間は開いていないが、気になる居酒屋。



ガスボンベ置き場も石造りで味がある。



創業昭和24年のパン「KD屋」。甘辛スパイシーチキンパン、炙りチキン&旨カレーパン、ごま生地ミネストローネピザのあまりにも魅力ある3点セットを購入。これが200円だからたまらない。



寺の境内に銅像。誰かなあ?



飲み屋も少しはある。写真右に写っている黒いタワーのようなものは、商店街イルミネーション用。ちょうど今日が準備日で、明日からイルミネーションが点灯するらしい。

 

石山小学校前で本田明二「平和の像」発見。



なお、この商店街は「あいさつ通り」と言われている。私もつられるがままに、今日は随分挨拶をした。





一本、横道にそれたところに、もう営業していないが味のある銭湯の建物があった。何だかモダン。



まちづくりセンターの前を通り、振興会館に戻って散策終了。



パンは翌日の朝食になった(私には非常に珍しい)。


石山にて

2014年12月06日 12時03分59秒 | 食べ歩き
本日は石山巡り(詳細別項)。その途中でラーメン「D」に立ち寄る。私が店内にいる間、ほぼ満席に近いという、なかなかの人気店。メニューを見てカレーラーメンと非常に迷ったが、最初からそれはないだろうと醤油ラーメンを選択。



店主の手際は良く、ほどなくラーメンが到着。表面を脂がおおっており、湯気のでないタイプである。早速、ほうれん草をかきわけ、麺から食べる。



予想通り結構な熱さ、麺のゆで具合がなかなかいい。そしてこの店のラーメンの特徴は、やはりスープだろう。ニンニクの風味がかなりするが、ダイレクトに刻んだニンニクなどが入っている訳ではないので、エキスが上手く出ているのだろう。それともう一つ、何か奥行きを感じるな。スープをすったほうれん草も美味いし、写真じゃ見えないがメンマもたっぷり入っていた。

やはり冬の寒さにはこういうラーメンが合うかもしれないな。