
<今回の江戸:明治神宮野球場>
大学野球の秋の日本一を決める「明治神宮野球大会」の大学の部の決勝を見てきました〜。場所は勿論神宮球場です。
決勝に進んだのは東京六大学優勝チームの「明治大学」と
愛知大学リーグを制し、「愛知・東海・北陸三連盟王座決定戦」を勝ち抜いた「愛知学院大学」です。
明治は他大学全てから勝ち点を挙げる「完全優勝」で東京六大学を制しました。二回戦から登場した神宮大会も福山大学(中国地区)を19-0、準決勝の東北福祉大学(仙台六大学)を5-0で降し、無失点で危なげ無く決勝に駒を進めました。
愛知学院は神宮大会初戦の佛教大学(京滋大学リーグ)を1-0、二回戦の亜細亜大学(東都大学リーグ)を1-0、準決勝の創価大学(新東京大学リーグ)を2-1で降し、決勝に進みました。明治とは対照的に全試合1点差。少ない得点を先発投手とリリーフエースの#14浦野博司(4年/静岡・浜松工業高)投手が守り抜くというスタイルで勝ち進みました。
亜細亜大学は国内で最もレベルが高い東都を勝ち抜き優勝候補に挙げられていましたが、来年のドラフト1位必至と言われているエース東浜巨(ひがしはま・なお/3年/沖縄尚学高))投手を温存したまま敗退。これがノックアウトトーナメントの難しいところですよね。
東浜投手の巨という名前は巨人軍に因んでいるらしいので、勿論、意中の球団はジャイアンツなのでしょうね。しかし、ジャイアンツは菅野智之投手を取らなくてはならないでしょうし、菅野・東浜の二人を一度に獲得するのは恐らく無理でしょう。来年のドラフトも今から注目ですね。
愛知学院の先発は右腕の#15永岡靖人(3年/山口・宇部鴻城高)投手。永岡投手は二回戦で浦野投手とのリレーで亜細亜大学を完封し見事に大金星を挙げています。
僕は当然母校、明治の一塁側に座っての観戦。こちら明治の応援風景。
明治の先発は東海大学・菅野智之投手(ファイターズ1位指名)、東洋大学・藤岡貴裕投手(マリーンズ1位指名)と並んで大学ビッグ3の一人、広島東洋カープにドラフト1位指名を受けた#11野村祐輔(4年/広島・広陵高)投手。星野仙一、川上憲伸など歴代の大投手たちが付けていた明治のエースナンバー11を背負います。スタンドの最上段に座っていたのとカメラのスペックがスペックなのでズームがここまでしか利きません。すまんのぉ。
そして、明治にはもう一人、来年にプロ進む選手がいます。東北楽天ゴールデンイーグルスからドラフト指名を受けた#7島内宏明選手です。島内選手は石川・星稜高校出身。4年前、星稜が甲子園に出場した時のキャプテンでした。島内選手は今年、春・秋共に東京六大学のベストナインに選出されました。
意外といっては失礼ですが、愛知学院・先発の永岡投手、明治・野村投手が共に力投し五回の表裏終わって両チームとも無得点。
先に動いたのは愛知学院でした。六回表、ここまで好投してきた永岡投手に代えてて左腕の#11天池壮佑(あまいけ・そうすけ/2年/岐阜・美濃加茂高)投手にスイッチ。愛知学院・伊藤孝真監督は投手総動員の継投に出てきました。
しかし、結果的にはこれが裏目。代わった直後、三番レフト島内選手がレフト前にヒット。無死一塁。
四番ライト#9中嶋啓喜(ひろき/2年/神奈川・桐蔭学園高)選手は投手ゴロに倒れますが、エンドランがかかっていたため、ランナーは二塁セーフ。一死二塁。
五番ファースト、キャプテン#10竹田育央(いくひろ/兵庫・報徳学園高)選手はセカンドゴロ。ランナーは三塁に進み、二死三塁。
続く六番バッターはショートの#6阿部寿樹(としき/4年/岩手・一関一高)選手。ここまで二打数二安打、二塁打2本と当たっているバッターです。そして阿部選手の打球は〜三遊間へ〜。この打球を比較的前に守っていた愛知学院サードの#8長田涼平(3年/大分・柳ヶ浦高)選手がショート守備範囲まで入り込み、ダイブしますが取れず、そしてショートの#2源田壮亮(1年/大分商業高)選手も打球とサードが重なり取ることが出来ずに結果的にレフト前ヒット〜。ランナー帰って明治先制〜!1−0!阿部選手は三安打!
ここで愛知学院は三人目#19嘉数勇人(かかず・はやと/4年/沖縄尚学高)投手をマウンドに送り、後続を断ちました。
愛知学院の反撃は七回裏。先頭の一番ライト#7濱内優弥(3年/福岡・西日本短大付属高)がセンター前ヒット、センターが後逸した隙に駿足を生かし二塁へ。無死二塁。
二番センター、キャプテン#10古屋慎太郎(京都外大西高)選手が送りバントを決めて一死三塁。
そして三番セカンド#8田中友博(3年/愛知・享栄高)は初球スクイズ〜。明治キャッチャー#2川辺健司(4年/神奈川・日大藤沢高)選手が、打球を拾ってランナーにタッチに行くが、球審の判定はセーフ!ノータッチの判定!愛知学院、同〜点!1−1!
しかし、ここで明治#30善波(よしなみ)達也監督が抗議し、審判団が協議へ。いや、際どいタイミングだったけど僕の目にもセーフに見えましたが・・・。愛知学院応援席からも「いい加減にしろ!」という怒鳴り声も聞こえてきました。ここで同点になってしまうと優勝の行方が分からなくなるので、必死なのはわかりますが・・・。と、思っていたらタッチのタイミングではなく「スクイズした打球がバットに当たっていた」、ということで、結局ファウルに。ランナーは三塁に戻ります。主審からはキャッチャーが陰になり打球が見えなかったようですね。愛知学院・伊藤監督は当然抗議。打者の田中選手も「そんなのおかしいって!」と大声を張り上げていましたが、結局認められませんでした。けど、家に帰って録画を見ましたが確かにバットに二度当たっていました。
そして、仕切り直し後、再びスクイズにでますが、野村投手は投球モーション中にそれを察知、低めのワンバウンドで打者を空振りさせ、三塁ランナーもタッチアウト。結局、愛知学院はこの回ゼロで終わります。
ピンチの後にはチャンスあり。八回の表、明治の攻撃。愛知学院のマウンドには七回頭から登板している4人目の#18中根久貴(4年/滋賀・比叡山高)投手。中根投手は前日の準決勝で先発し9回百球以上を投げています。
明治の先頭打者は二番セカンド#4上本崇司(3年/広島・広陵高)選手。阪神タイガースの#4上本博紀選手の弟さんです。そして上本選手はセンターオーバーの三塁打〜!無死三塁。三番島内選手倒れて一死三塁。
打者は2年生ながら名門・明治の四番を任され、大学ジャパンにも名を連ねる中嶋選手。しかし、四番とはいえ、ここはスクイズでした〜。2−0!明治決定的な1点を追加しました〜!
そして、最終回にはやっとリリーフエースの浦野投手が出てきて、ゼロに抑えます。しかし、九回裏、野村投手は愛知学院を三者凡退に抑え、明治が優勝〜!明治5度目の神宮大会優勝〜!!秋の大学日本一に輝きました〜!!

応援席に挨拶。
高校時代は甲子園準優勝で終わったため大学で日本一になるのが目標だったという野村投手。プロに進んでも頑張って欲しいですね。
記念撮影。
僕も初めて母校が日本一になったのを見たのは生まれて初めての経験でした。てかそんな経験できる人って、そんなにいないよね?!もう二度と体験できないかも。考えてみれば、凄い日だったぞ〜。ということで、上機嫌で帰路についた私でした。
この試合のダイジェストです。










